40代はクレジットカードのココに注目!お得な活用テク
OTONA SALONE / 2017年7月30日 20時0分
現金がなくても気軽に買い物ができ、ポイントも貯まることから、クレジットカードで買い物をするという人は多いのではないでしょうか。実際、クレジットカードを上手に賢く利用すれば、「オトク」に買い物することができます。そこで、今回は、クレジットカードをおトクに使いこなすために、自分にぴったりのクレジットカードの選び方や使い方のコツをご紹介します!
日常の自分の行動範囲を考えて選ぶ!
クレジットカードをオトクに便利に使いこなすコツは、「クレジットカードのメリットを最大限活かすこと」です。では、クレジットカードを利用することによる最大のメリットとは何でしょうか?
それは、「ポイントをいかに貯められるか」です。このメリットを活かすためには、日常の自分の行動範囲を考えて、ライフスタイルに合ったカードを選び、利用すること。仕事帰りに買い物をするスーパーやよく立ち寄るデパート、休みのたびによく行く観光地など、よく利用するお店やよく行く場所を思い浮かべてみましょう。
クレジットカードは、ライフスタイル別に「流通系カード」、「銀行系カード」、「交通系カード」、「石油系カード」などに分けられます。
・流通系カードは、スーパーや百貨店が発行。割引などの特典やポイントサービスが充実しているものが多いのが特徴です。スーパーや百貨店などでよく買い物をする人であれば、わりとすぐにポイントが貯まり、使い勝手がよいといえるでしょう。
・銀行系カードは、銀行が発行。キャッシュカードとクレジット機能が一体化されているなど、銀行ならではのサービスが特徴。利用額や利用頻度に応じて振込手数料やATM手数料が優遇される場合もあります。
・交通系カードは、航空会社や鉄道会社が発行。飛行機のマイレージが貯まりやすくなっていたり、定期券購入に使えたりと飛行機や電車をよく利用する人にはメリットが大きいでしょう。
・石油系カードは、石油会社が発行。ガソリン代が値引きになるのが石油系カードの特徴。自動車をよく利用する人には、うれしいサービスです。他にもロードサービスでの特典も充実しています。
オトクに活用するにはポイントの「還元率」に注目!
自分のライフスタイルを思い浮かべ、メインにしたいカードの候補が絞られてきたら、クレジットカードを利用する時に付与されるポイントの「還元率」に注目しましょう。
いくらの利用で何ポイント付与されるか、1Pにどのくらいの価値があるのかはクレジットカードによってさまざま。ポイントがたくさん付与されるカードほどオトクとはいいきれず、ポイントの持つ価値が高いことも大切です。そのポイントの「おトク度」を知る指標になるのが「還元率」です。
例えば、1,000円で1P貯まり1Pの価値が10円なら「10円÷1,000円×100」=還元率は1%となります。この還元率を知らずにカードを利用している人は多いので、一度利用中のカードの還元率をチェックしてみましょう。
仮に、毎月クレジットカードで3万円を利用する場合、還元率0.5%のクレジットカードから1.5%のクレジットカードに変更した場合、還元される金額は年間で1,800円から5,400円になります。つまり、年間で3,600円もオトクになるとういワケ。
最近、還元率の高いカードが増えてきているので、長く愛用しているカードが本当におトクなのか確認してみましょう。還元率の高いカードを選んで集中して利用することで還元される金額が多くなります。
ただし、還元率が高いカードは、年会費がかかることが多いので、年会費がかかってもモトがとれるのかどうか事前に確認することを忘れずに。年会費のモトがとれるかどうかは「年会費÷還元率」で計算することができます。
仮に年会費が1,500円で還元率が1.5%なら、年間で10万円程度利用する見込みがあるならモトがとれるということに。
メインに使うクレジットカードを選ぶときには、年会費も考慮しつつ「還元率」に注目して選ぶとよいでしょう。
固定費をクレジットカード払いに変更しよう
クレジットカードを利用するメリットはなんといってもポイントが貯まることですが、ポイントをたくさんためるコツは、毎月必ず支払う「固定費」をカード払いにすること。
最近は、電気、ガス、水道などの公共料金や家賃、新聞代、携帯代、保険料といったものもクレジットカードで支払うことできます。これだけの毎月の固定費をクレジットカード払いにすればポイントの貯まり方は加速します。
では、固定費をカード払いにした場合、いったいどれくらいのポイントが貯まるのでしょうか?
例えば、電気代1万円、ガス代5,000円、水道料金6,000円、携帯電話料金1万円、プロバイダー料金4,000円、生命保険料5,000円、新聞代4,000円を支払っているとします。これを合計すると月額で4万4,000円。年間にすると52万8,000円となります。
一般的なカードのポイント還元率は、1,000円で1Pのケースが多いので、これにあてはめて計算すると、528Pとなります。それを一般的な還元率1Pを5円で換算すると2,640円になります。つまり、固定費をクレジットカードの支払いに変更すると、年間2,000円〜3,000円くらいは節約できるというわけです。
一度、クレジットカード払いの手続きをしてしまえば、継続的にポイントが貯まり、節約効果が続きます。まだ、固定費をクレジットカード払いにしていないという人は検討してみる価値はあるでしょう。
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