におう?抜け毛?ベタつく?40代の頭皮悩みは「○○」で8割解決!
OTONA SALONE / 2017年8月5日 16時0分
健やかな美髪を育むのは健やかな頭皮。抜け毛やパサつき、切れ毛などの髪悩みを食い止めるためにも、頭皮環境を健やかに保つことが大切です。夏は紫外線など特にダメージを受けやすいので、日頃のケアを見直すチャンス。
40代にもなれば、「知ってるわ」ということもあるかもしれませんが、頭皮ケアの基本について改めて紹介したいと思います。
紫外線だけでなく汗にも要注意!
夏ダメージというと紫外線がすぐに思い浮かびますよね。すでに日傘や帽子で頭皮を紫外線から守っている人も多いと思います。
頭皮もボディと同様、紫外線を浴びすぎると炎症が起きます。また、髪の毛のキューティクルが傷むため、乾燥やカラーの退色が起こりやすくなります。日傘や帽子とあわせて、頭髪用のUVスプレーを毎日の習慣にしてください。
さて、紫外線対策は周知されてきていますが、汗に対してはどうでしょうか?
体温を下げる役割があるので、汗自体が悪者というわけではありません。大量にかいた汗を放置しておくことがNGなのです。
肌は殺菌効果のある弱酸性。汗は放置しておくとアルカリ性に傾くため、弱酸性が中和されて雑菌が繁殖しやすくなります。また、汗で皮ふがふやけてくるので、こすれたりすることで傷つきやすくなってしまいます。
汗と皮脂や汚れが混ざり、毛穴がつまる原因に。もちろんニオイも発生するので不快ですよね。
わき汗対策と同じように、頭皮も汗をかいたらこまめに拭きとるようにしましょう。ゴシゴシとこすると頭皮が傷つくのでやさしくタオルなどでおさえて。
髪が洗える環境にあるときは、水でかまわないので流すとよりスッキリします。
シャンプー前のブラッシング、予洗いしていますか?
汗や皮脂汚れを落とすには、日頃の洗髪が欠かせません。正しくできているでしょうか。
ご存じの方も多いと思いますが、シャンプーでゴシゴシと洗わなくてもブラッシングと予洗いで7~8割は汚れが落とせます。
ブラッシングすることで、髪のからまりがとれるだけでなく、髪に付着したホコリなどの汚れを取り除くことができます。頭皮をかき上げるようにブラシを動かせば、血行がよくなり頭皮についた皮脂汚れなども浮かすことができるのです。
使用するブラシは先が丸いものや、天然毛がおすすめ。
ちなみに私はアヴェダのパドルブラシを使っています。
次に予洗いです。
シャンプーをつける前にどのくらいお湯で流していますか?
髪の毛が濡れたらOKではありません。2~3分はシャワー(ぬるま湯)でしっかりと予洗いをしてください。内側までしっかりと濡らし、頭皮の汚れを浮かすようにするのがコツです。
ここでしっかりと汚れを落としておくことで、シャンプーの泡立ちもよくなり使う量を減らすことができます。
シャンプーは手にとったらすぐ頭につけるのではなく、手の平で軽く泡立ててから髪にのせましょう。指の腹でマッサージをするようにやさしく泡立てながら洗っていきます。爪を立てたり、ゴシゴシと強く洗うと傷つくのでNG。夏は紫外線や汗で頭皮はダメージを受けているので、やさしくを心がけて。
すすぐときも時間をかけてしっかりとシャンプー剤を落とします。頭皮まで手を入れてすすぎ残しがないよう、予洗いの倍くらいは時間をかけたいものです。
コンディショナーを流すときも同様に、すすぎは十分に行ってください。
ちなみに、頭を下げて洗うと頭皮と顔の皮膚が下がってくるので老け顔の原因に。上を向いて洗うようにしましょう。
洗髪後、濡れたままでいると雑菌が繁殖しやすくなるのでタオルで水気を十分に吸い取り、ドライヤーでしっかりと乾かしてください。夏場は暑くて面倒な作業ですが、タオルドライをきちんとすればドライヤーをかける時間も短くなります。
ヘッドスパで髪のアンチエイジング
肩がこったり足がむくんだりするように、頭もコリやむくみが生じます。心身の疲れやストレスは頭皮に現れやすいのです。頭を指で触ってみてください。硬くて動かない、柔らかくぷにょぷにょしているという人は疲れている証拠です。
また、頭は足と同じ末端。体が冷えると血流が悪くなりやすい場所でもあります。
そこで、肩や足のマッサージをするように、頭もマッサージをして血行をよくし、疲れを癒やしてあげましょう。
今回、頭皮ケアについてお話をうかがった東京・青山にある「honohono」でもアルガンオイルと高濃度炭酸泉を使用したアンチエイジングヘッドスパが人気とのこと。
ヘッドスパには主に「頭皮のクレンジング」「頭皮の活性化」「リラックス」「リフトアップ」の効果があります。
それぞれの効果は…
クレンジング
「honohono」では高濃度炭酸泉を使用し、頭皮と髪に残った小さな汚れも浮かせてオフ。また、若返りのオイルと呼ばれるアルガンオイルでマッサージをすることで、頭皮をゆるめ皮脂汚れを溶かし出していきます。
毎日のシャンプーで汚れは落ちていますが、皮脂詰まりなど自分では落とせない汚れをプロの手でしっかりと落としてもらえばスッキリ!
頭皮の活性化
頭皮も皮膚なので、年齢とともにたるんできます。また、コリやむくみも起こるのでマッサージをして血流をよくすることが大切です。頭皮のたるみは毛穴のたるみにつながります。加齢による髪のうねりは、この毛穴のゆがみが原因ともいわれているので、頭皮の血流をよくし活性化させるのは髪のエイジングケアにも効果的なのです。
リフトアップ
頭皮と顔の肌はつながっています。頭皮がむくんだり、たるめば顔に影響が。頭皮のマッサージをすることで顔もピンとハリがよみがえってきます。施術後は目が大きくなった、顔がスッキリしたと感じる人も多いよう。また、顔のくすみがはれ、ワントーン明るくなったようになるんだとか。
リラックス
心身の疲れやストレスは頭皮に現れやすく、特に疲れがたまっているときに頭頂部をさわると痛いと感じるほど。疲れをためないためにも定期的にマッサージをしてリフレッシュ。子どものころ、頭をなでなれると安心したように、頭は触れられるだけでも癒やされる場所なのです。
首・肩こりや眼精疲労にも効果的。肩や首だけをマッサージするよりもスッキリする度合いが違ってきます。
ヘッドスパ専門店もありますが、ヘアサロンでもメニューに取り入れているところが増えています。健やかな頭皮を保つためにも、定期的に受けてみてはいかがでしょうか。
自宅でもできるスペシャルケア
定期的にヘッドスパに通うのは時間的にもお財布事情にも厳しいという人は、自宅でスペシャルケアを。
炭酸シャンプーを使う
2~3年前から炭酸美容が人気ですよね。炭酸泉の代わりに「炭酸シャンプー」を取り入れてみて。炭酸シャンプーを使うことで血行がよくなり、新陳代謝がアップ。洗浄効果も高いので、こびりついた汚れも落ちやすくなります。
頭皮マッサージのグッズを使う
頭皮を刺激してくれるマッサージグッズも種類豊富に出ています。電動式やかっさなど、自分の好みに合わせて取り入れてみては。
シャンプー前後にマッサージ
一番手軽にできるのが、シャンプーのついでにマッサージをすること。シャンプー前にオイルを使いクレンジングもかねてマッサージをしてもいいですし、シャンプー中に洗いながらマッサージをしても頭皮の血行がよくなりスッキリします。頭皮をこすらないよう、指を置いたまま円を描くようにするのがコツ。頭頂部に向かって下から上へマッサージしていきましょう。
もちろん適度な運動、バランスのとれた食事、ストレスをためない生活も健やかな頭皮にとって大切なこと。
美髪を育むために、まずはシャンプーと生活習慣の見直しからはじめてみてください。
取材協力
honohono(ホノホノ)https://www.honohono.tokyo/( https://www.honohono.tokyo/ )
プロのヘア&メイクアップアーティストが施術を行うプライベートサロン。ヘッドスパのほか、メイクレッスンも人気です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
シャンプーの使い分け・複数使いは?その日や季節で変える?
PR TIMES / 2024年9月24日 11時15分
-
50代から急増する薄毛の悩み!薄毛危険度チェックで確認&早めの対策を
ハルメク365 / 2024年9月19日 16時0分
-
頭皮の秋バテ対策!抜け毛・薄毛を防ぐ8つの頭皮ケア&ダメージ度診断【専門家監修】
ハルメク365 / 2024年9月8日 18時50分
-
正しく洗えば髪フワツヤ~! 実はできてなかった「シャンプーの基本」
ananweb / 2024年9月4日 19時30分
-
髪の洗い方で仕上がり変わる!おすすめのシャンプーの方法って?
fudge.jp / 2024年8月28日 21時0分
ランキング
-
1「そうだったのか!」料理長が教える玉ねぎの剥き方が参考になる
おたくま経済新聞 / 2024年9月23日 18時0分
-
2広島に瀬戸内の自然×シャトレーゼの魅力感じるリゾートホテル誕生
モデルプレス / 2024年9月24日 7時32分
-
3中国、犬を偽装したパンダが「ワンワン!」吠えてバレる パンダ犬が裏ブームとなる闇事情
もぐもぐニュース / 2024年9月24日 10時28分
-
4「稼げるハイブリッド車」が握るホンダの未来 脱「低収益の4輪事業」でEV離陸までの橋渡し
東洋経済オンライン / 2024年9月24日 8時0分
-
5妻への愛情がなくなった理由ランキング、「セックスレス」「小言や文句が多い」など抑えた1位は?
マイナビニュース / 2024年9月24日 9時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください