小泉今日子、前代未聞の不倫宣言でピンチを迎えたのは誰か？（後編）

芸能記事リバイバル企画！　あのとき、あの人はいったい…？そして今は…。　後編です。

＜＜この記事の前編：聖子と明菜のあいだを塗ってデビューした小泉。その成功の秘訣は

不倫宣言は誰のためなのか

小泉の不倫宣言を受けて、豊原も会見を開きますが、驚いたことに、三年前に小泉と知り合って不倫関係となり、妻子と別居しているものの、離婚協議すらしていないのだそうです。この関係でトクをしているのは、豊原だけ。豊原の妻はいつ帰るかわからない夫を待ち続けるしかなく、国民的アイドルである小泉も不倫オンナのレッテルを貼られて、不名誉なポジションを強いられています。立場は違えど、二人の女性が抱えたストレスは、相当なものだったでしょう。

 

さて、先ほどお話したとおり、”逆張り”を成功させるには、条件があります。それは「期限を決めること」。過去何日間に何パーセント値下がりしたら、買うといった具合です。小泉の不倫宣言は、逆張りのルールに基づいて、三年もつきあっていながら、離婚の話すらしない豊原への公開質問状だと私は感じました。ちなみに私の予想では、豊原は離婚せず、当然小泉とも結婚せず、そ～っと家庭に帰ると思います。

 

▶結局、死球をくらうのは…

二枚目俳優らしく、会見では「どんな石でも投げつけたい方は、僕に向けて投げてください」と小泉をかばうような発言をしていた豊原。しかし、ここでまた私は、違う違うそうじゃそうじゃな～いと鈴木雅之ばりに歌ってしまうのです。

 

豊原は芸能人としての好感度が下がったり、仕事に影響があることを「石を投げる」と表現しているようですが、豊原に妻子がいることがバレた以上、マスコミや世の中の関心事は、夫婦の今後になります（豊原が離婚すれば、小泉と結婚するかどうかは別として、問題はなくなります）。つまり、豊原に石を投げたのは、妻子がいることをバラした小泉なのです。

 

小泉は中学時代、ソフトボール部に所属し、県大会に出場したとアイドル雑誌で読んだことがあります。逆張りの女王・小泉の勘とコントロールの良さを知らずに、死球をくらってしまった豊原。

 

あんたの彼女はん、そんなアマないで。なぜか関西弁でそっと声をかけたい気持ちになるのでした。

 

 

文／仁科友里

この記事は2018年2月に初回配信されました

 

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