イチロー夫人、弓子さんが女子アナ時代に示した「控えめ」だけど最強の攻め(後編)
OTONA SALONE / 2023年5月29日 8時1分
芸能記事リバイバル企画! あのとき、あの人はいったい…?そして今は…。後編です。
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弓子夫人、女子アナ時代の結婚秘話
しかし、ひねくれものの私に言わせるのなら、「控えめ」とか「奥ゆかしい」というのは、目立つことが上手い人を指すと思うのです。だって、ずーっと陰にいて静かにしていたら、誰にも気づいてもらえません。単なる地味な人、静かな人で終わってしまうではないですか。
それは弓子夫人とて、一緒ではないでしょうか。
イチローと弓子夫人が結婚を発表した時、意外な組み合わせだと思った人もいたのではないでしょうか。イチローが噂になったのは、女優・一路真輝や元日本テレビの関谷亜矢子アナ。弓子夫人はラジオの仕事で共演はしていたものの、全くノーマークだったからです。
「週刊文春」(文藝春秋)で読んだと記憶していますが、二人が急接近するきっかけは、イチローと葉月里緒菜の熱愛報道。葉月里緒菜はイチローとデートする少し前に、俳優・真田広之との不倫を公言し、「恋愛相手に奥さんがいても平気です」と発言し、一部の女性から反感を買っていました。そのため、「日本球界の宝、イチローがあの性悪に持って行かれた」と反発を覚える人もいたのです。イチローは葉月を「大切な人です」とコメントしますが、葉月は「単なるお友達」と慎重発言。イチローは恥をかかされたことになります。
▶葉月に翻弄されるイチローに、弓子さんがかけたキョーレツな言葉とは
その時に、弓子夫人はイチロー宅に電話して、留守電に「バッカみたい」と入れておいたそうなのです。こんな情報、誰から聞いたん?と思いますが、この話が本当だと仮定して考えた場合、これこそ「控えめ」なアプローチだと思うのです。だって、こういうふうに電話をした場合、相手のことがよっぽど嫌いでなければ、連絡をするきっかけになりうるから。葉月里緒菜とデートしていたということは、この時点では弓子夫人は特別な存在ではなく、単なる「仕事を一緒にした仲間」です。しかし、この「バッカみたい」電話で、弓子夫人は「知り合いのうちの一人」から見事に抜け出したと言えるわけです。相手の弱っている時を見計らって、電話一本で相手をしとめるなんて、どれだけ凄腕の狙撃犯でしょうか。
念のため申し添えますが、私は「やっぱり女子アナって腹黒いよね」と言いたいのではないのです。むしろ逆で、女子アナだって、頑張ってるんだぞと言いたいのです。
たとえば、離婚はしてしまいましたが、元フジテレビ・河野景子アナウンサーとて、一緒。大関(当時)・貴乃花と九州での食事会で知り合った二人ですが、河野アナから「東京でも会いませんか?」と誘ったそうです。女子アナとて、フツウに生活していたら、パートナーは見つからないのです。30歳を過ぎていた弓子夫人とケイコが、果敢に攻めたからこそ、結婚したのではないでしょうか。
▶アラフォーが結婚「できない」本当の理由は、○○にあった
アラフォーが結婚「できない」本当の理由とは?
私は20代から40歳半ばまで、いろんな年齢、職業の女性からの婚活相談をお受けしていますが、アラフォー女性のメンタルが極端に弱いことが気にかかります。結婚したい、誰かと暮らしたいという気持ちはあるものの、「35歳以上の女性が結婚する確率は、2%」というデータに怖気づいてしまうようです。
「35歳以上の女性が結婚する確率が2%」だとすると、100人のうち2人しか結婚できない計算になります。確かに難しいことではありますが、可能性が0%でないのなら十分可能性はありますし、2%に入る努力をすればいいだけの話ではないでしょうか? アラフォーがすぐにあきらめてしまうため、結婚する人も少なくなり、その結果、結婚できる確率も低いままなのではないかと私は思っています。
恋愛未経験であれば、お見合いに特化してみればいいわけですし、長く恋愛していないなら外見を変えたり、男性と話すことから始めればいい。苦手部分を克服したり、自分を変えるのではなく、見せ方、やり方を変えるだけ。
▶アラフォーの本当の強みはコレ
アラフォーの本当の強みとは?
ひと組の男女が、共に暮らして愛し合う約束を交わすこと、そして実際に暮らすことは、言葉で言うほど簡単ではありません。なので、婚活がうまくいかないのはある意味当たり前で、だからこそ決まった時に“縁”という言葉を使うのではないでしょうか。
控えめが、「前に出ないこと」と考えられている日本では、女性から何かすることをよろしくないと考える人もいます。メディアに出る成功話がウソとは言いませんが、紙面や字数の関係で途中のプロセスを省いていることはよくあることです。
世の中は甘くないと知っていることは、アラフォーの強み。もし本当に結婚したいなら、果敢に挑戦してほしいと思います。
文/仁科友里
本記事は2019年4月に初回配信されました
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