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1000万円貯めた人が「やっていなかった」3つのこと(後編)

OTONA SALONE / 2023年5月29日 12時1分

年収を問わず1000万円貯めた人が、実はやっていなかった3つのことを紹介します。後編です。

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貯めてる人はやっていないその2「家計簿」

お金のやりくり名人がやっていそうなのが毎日の「家計簿」でしょう。一つ一つの買い物を丁寧に項目別に記入する家計簿で支出の割合なども分析していそうなイメージです。ところが、1000万円貯めた人は意外と家計簿を書いていません。個人の支出は企業とは違いますので細かな主食、肉、野菜など項目別に支出を分けて分析したり検討する必要はありません。ざっくり、毎月出ていく固定費はいくらだから、日々のやりくりする食費や雑費やレジャー費はこれくらいに抑えて、貯金は毎月この額していこう!とおおまかな仕分けをすれば十分です。

 

細かく家計簿をつけることがダメなわけではありませんが、仕事を持ちながら、子育てをしながらなど女性は忙しいのためせっかく頑張って家計簿を書こうと思っても続けられません。やりくりを続けられる仕組みづくりをしていくとよいでしょう。また、毎月の貯金額は決めた額を支出する前に引き落としなどで定期的に貯める仕組みづくりをしておきます。やりくりをして残った金額を貯金しようとのんびりかまえているとなかなか貯金はできません。収入が入ったらまず「先取り」して貯金にまわします。毎月のお給料やボーナス合わせて手取りの10%から20%が目標です。

 

家賃や住宅ローン、電話や水道光熱費、保険料などの固定費は毎月出ていくものなので、しっかりチェックして定期的な見直しもしていくのがポイントです。家計チェックしていると特に通信費は家計それぞれでかなり幅があります。数千円で済ませているご家庭もあれば大手キャリアでタブレット、Wi-Fi、親子4台のスマホなど合わせて3万円というご家庭も珍しくありません。固定費を見直すと家計を抜本的に改革することができます。面倒だからと見て見ぬふりをせず、一度しっかり現実と向き合ってみましょう。

 

▶そして最後のひとつは、なんと「アレ」。そんな馬鹿な、と思うけど…

貯めてる人はやっていないその3「節約」

家計簿を書かいて家計分析するよりは、ざっくり支出の上限を決めておいてざっくり管理するほうがやりくりが長続きます。予算の範囲内でメリハリをつければ、「節約」はしなくてOK。今週安い食材で済んだから翌週はすき焼きにしようなど家計管理を楽しむこともできます。

 

日々のやりくり費はいくらまでという上限を決めておけば、1円でも安いスーパーを探して交通費や徒歩で時間をかけて出かけなくてもよいのです。時は金なり、数円の差で時間をかけるのは総合的に考えてお得とはいえないでしょう。セールに惑わされることなく、必要なものを必要な時に必要な分量買うことで、消費期限切れなどの食品ロスも減らすことができ結局支出を減らすことにつながります。目先の金額で節約するよりも、過不足ない支出をしていく工夫をしていくほうが得策といえるようです。

 

まとめ

1000万円貯めた人がやっていそうな「ポイ活」「家計簿」「節約」。頑張っているのになぜ貯まらないんだろうと思っていた人はハッとされたのではないでしょうか。1年で100万円貯められたら10年で1000万円です。年末のボーナスをもらう前にしっかり貯めるポイントを知って、1000万円貯めるスタートにしてみてください。

 

稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。

 

 

本記事は2018年11月に初回配信されました

 

≪ファイナンシャルプランナー(CFP🄬) 稲村優貴子さんの他の記事をチェック!≫

 

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