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「れいらか」ではもちろんありません。「麗らか」の読み方、知っていますか?

OTONA SALONE / 2023年6月28日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「麗らか」です。

「麗らか」の読み方は?

「綺麗(きれい)」や「華麗(かれい)」でお馴染みの「麗」ですが、「麗らか」の読み方は「れいらか」ではありません。また「麗しい」と書いて「うるわしい」と読みますが、もちろん「うるわらか」でもありません。

「麗」は人名漢字として用いられることもあります。「麗」を用いた人名にはいくつか読み方がありますが、その中から「麗らか」の読み方を導き出せるかもしれません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「うららか」です。

「麗らか」とは

1 空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。
2 声などが晴れ晴れとして楽しそうなさま。
3 心にわだかまりがなく、おっとりしているさま。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「麗」の読みは

  • 音読み レイ(常用漢字表外)リ
  • 訓読み うるわ(しい)(常用漢字表外)うら(ら)・うら(らか)・なら(ぶ)・つら(なる)

で、漢字そのものには

一 レイ
①うるわしい。美しい。きらびやか。
②うららか。おだやか。
③ならぶ。つらなる。
二 リ
①はなれる。
②「高句麗」は古代朝鮮の国の名。

出典元:麗|漢字一字|漢字ペディア

という意味があります。

ここで一つ、おまけのクイズを出題します。

「麗」という漢字の部首はどれでしょう?!

言われてみれば納得の部首なのですが、どれが部首か分かりますか?

正解は……

「鹿」です。

「麗」は「鹿」と「丽(レイ)(ふたつ)」から成り立ち、二頭のしかが連れ立って移動する様を表します。そこから「つらなる」「うるわしい」という意味に用いられるようになったのだとか。

なお、「鹿」が部首の漢字は他に空想上の動物を表す「麒麟(きりん)」の「麒」と「麟」や、「鹿+射」の「麝」、「鹿+米」の「麋」、「鹿+主」の「麈」などがあります。「麒」と「麟」以外は「鹿」を表しており、「麝」は「じゃこうじか」を、「麋」と「麈」は「おおじか」「大形のシカの一種」を表します。

 

★他の問題にもチャレンジ!

答えは>>こちら

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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