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【後編】好かれている人が必ず使っている 「ちょっとした言い換え言葉」12

OTONA SALONE / 2023年7月8日 11時16分

ちょっとした言葉遣いなのに、「なんだか心地よかった」「感じがいい」と思ったことはないですか? そのポイントは相手へのおもいやりがあるのはもちろん、「端的」かつ「穏やか」な点でもあります。いつもの言葉をどう変えるのか(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にお聞きしました。

▶前編【言い換え1~8】はこちら

【誉め言葉】で使いたい、言い換え言葉

9.「さすがですね」と褒められるより「●●が良かったからですね、さすがです」の方がモチベーションアップする

褒めたつもりでも「さすが!」「すごい!」だけだと、お世辞やご機嫌取りに聞こえてしまうときもあります。「何が『さすが』で『すごい』のか具体的に言いうことで、明るい気持ちになります。

 

たとえば、「資料を丁寧にまとめてくれたから、本当に助かっていますよ」など、自分のしたことを認められてほめられるとうれしいものですし、仕事へのモチベーションもアップします。

 

 

【依頼など】で使いたい、言い換え言葉

10.お願い事を言うとき、「それはしないでください」と否定形ではなく、「それはこうしてください」と「肯定形」で言われると納得!

人は「否定形で指示される」より、「肯定形で依頼される」ほうが気分良く動けます。否定形で話すと、どうしてもネガティブな印象を与えてしまいます。

 

 

11.「ちゃんと しっかり」などと曖昧なお願いをされるよりも
「この作業は●日までやってください」と明確にしてくださると助かる

「ちゃんと」「しっかり」では、「何をどこまでやるか」が伝わりません。具体的な内容や数値を示して、トラブルを未然に防ぎましょう。

 

 

12.気遣いができる人は「今ちょっと忙しいので」ではなく「今週は厳しいのですが、来週でしたら」と、いつまでならできるかを明示する

仕事をお断りするとき、「忙しいので」「立て込んでいるので」「バタバタしているので」といった言葉に注意しましょう。せっかく、声をかけてくださったのです。「いつなら可能か」「何ならできるか」をお伝えする気遣いが必要です。

 

 

言葉というのは、ほんの少し言い換えるだけで前向きに聞こえたり、柔らかく伝わったり、品よく聞こえたり、自分の印象を大きく変えることができます。

 

ただし、一度口に出してしまった言葉は、取り消すことができませんし、また、聞く人によって受け取りかたが様々です。

いつでも、「この表現は今の状況にふさわしいだろうか」「この言い方に失礼がないだろうか」など、できる限りのことを拝察して、よく考えることが必要です。これは「自分の本当に申し上げたいこと」を伝えるためです。ぜひ、活用してみてくださいね。

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

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