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「暑苦しい人」と思われたくない!お客様との商談はスーツ着用?ストッキングあり?

OTONA SALONE / 2023年7月22日 11時15分

今年の夏も暑いですね。そのような日でも、お客様のところに訪問する際は汗をかきながらも上下スーツを着るべきか、ストッキングははくべきか?などを(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にお聞きしました。

 

お客様への訪問時には、ジャケットは着るべきでしょうか?

「こんなに暑いのになぜジャケットを着なければならないのかしら」と思う方も少なくないはずです。ましてや、クールビズの流れもあります。ですが、お客様先に訪問する際は、ぜひジャケットを羽織ってほしいと思います。なぜなら、「相手を敬う姿勢」を一目で示すことができるからです。

 

通勤時のスタイルと面会時のスタイルを変えるのが賢いレディ

通勤の時には、夏場だとノースリーブを着ることもあるかと思います。しかし、社内であっても訪問先であってもお客様と面会となる場合には、ジャケットを着用します。男性も同様です。服装は相手に対する敬意表現となりますので、ビジネスの時には自分が着たい服装ではなく、相手の方への敬意表現になる服選びをしましょう。例えば通勤時にはノースリーブのスタイルであれば、ジャケットを持参しましょう。

 

とはいえ、ジャケットを着たままで汗だくではNG

汗をかいている状態では、相手に余計な気を使わせてしまいます。移動時はジャケットを脱いでおくようにして、予定時間より早めに到着して汗をひかせるなどの対策を取っておきたいところですね。暑い時期は、心がけひとつで相手に清潔感、清涼感、そして信頼感まで与えることもあれば、その逆もあります。身だしなみは、相手目線で整えるもの、相手にどう見えるか(あるいはどう見られたいか)を考え、自分自身のイメージアップにつながる身だしなみを心がけましょう。

 

日傘を持って出て涼やかに臨むのはOK。横並びの時だけは気をつけて

女性の方は日傘を持っている方も多くみられるようになってきました。紫外線対策はとても大切です。ですので、お客様のところへの訪問時に日傘は使って大丈夫です。

ただし、複数人で他社訪問をする際、日傘をさして同行者と横並びで歩くのは通行の妨げになります。そういった場合は日傘はささないこととするか、日傘を諦められない日差しの際には、日傘をさしたいのでうしろを歩かせていただく旨を一言お伝えするなどの気遣いを。

ホテルのラウンジでお客様に会う時は、膝丈のスカートでないほうが無難

事前にホテルのラウンジでお客様に会うことが決まっている場合、どのようなことに気を付けたらよいでしょうか。

まず、ホテルのラウンジを想像すると、一概には言えませんが、低いテーブルと椅子が置かれていることが多いことに気づくと思います。このような場面を想定し、膝が出ない丈のスカートを選ぶのが相応しいと思います。なぜなら、お相手の目のやり場にお困りにならないようにするためです。

 

お客様と会う際にはストッキング着用で、痛んでいない靴をはくように!

また、ソファ席では足元も相手の方の目に入りますので、お客様と面会する時には、夏場と言っても素足ではなくストッキングを着用しましょう。また、靴も目に入りますので靴のお手入れも忘れずにしておきましょう。面会の際にはサンダルも避けたほうが良いでしょう。

 

真夏時のお客さまとの待ち合わせはクールダウンも時間にいれておいて

約束の時間ギリギリに向かうと、暑い日にはなかなか汗はひかないものです。そこで、待ち合わせの会場または近くの会場でクールダウンして、少しお化粧を直す時間を計算に入れておくことをおすすめします。また、扇子もクールダウンする時には役に立ちますので、バッグに入れておくと便利です。

 

 

▶後編はこちら
商談をかねた会食時に気をつけたいメニュー選びと身だしなみについて説明していきます。

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

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