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藤あや子、魔性の女は意外と「薄情」?オトコを骨抜きにし続ける半生(前編)

OTONA SALONE / 2023年7月22日 20時10分

芸能記事リバイバル企画! あのとき、あの人はいったい…?そして今は…

今回は2019年4月に公開された「藤あや子、魔性の女は意外と『薄情』?オトコを骨抜きにし続ける半生」をお送りします。

 

3月31日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)は秋田つながりで、俳優・柳葉敏郎、タレント・佐々木希、歌手・藤あや子が出演しました。美人の産地として名高い秋田らしく、あと3年で還暦をむかえる藤あや子センセイ(以下、アヤコ)は相変わらずお肌ぴっかぴか、妖艶な美しさでした。

 

アヤコと言えば、私が一方的に忘れられない出来事があります。
あれは私がやたら髪が多く、もっさりとした女子大生だった頃。当時、私は震えながら(掲載されているものが買えなかったから)「CanCam」(小学館)を読んでいたのですが、そこで忘れえぬ特集記事に出会ったのです。

 

30年近く前の、アヤコの名言とは……

「彼女のいる彼を振り向かせる方法」といった感じの特集だったのですが、そこに“有識者”としてコメントしていたのが、アヤコだったのです。売れているタレントやライターでなく、なぜアヤコかというと、アヤコの“実績”が買われたからだと思います。

 

秋田県出身のアヤコは地元で民謡の歌手をしていました。20歳の頃に結婚と出産、離婚もしていたそうですが、歌謡コンテストで演歌の大御所、猪俣公章センセイに見いだされ、デビューすることになります。

 

既に子供がいたアヤコ。徐々に売れてくるも、さっそく大スキャンダルが…

お子さんがいるということもあり、用があるときだけ東京で歌うというスタイルだったそうですが、きびしーい芸能界、そんな片手間営業で売れるわけもなく。アヤコのご両親のはげましもあり、お子さんをご両親に預けて、本格的に再デビューを果たします。

 

徐々に売れてきたアヤコですが、この頃、レコード会社勤務の既婚男性と不倫をしていたそうです。スターになるのに、スキャンダルはご法度。別れたいアヤコと別れたくないオトコ。別れ話はこじれ、男性はアヤコの部屋で首を吊ってしまったのでした。

 

「交際相手が自殺してしまった」という事実は、「オトコを死に追いやったオンナ」と見ることができるでしょうが、角度を変えれば「家庭という帰る場所があるにも関わらず、死ぬほど別れたくない、それだけ魅力的なオンナ」と見ることもできるはず。アヤコはスキャンダルを活かして、後者の路線で売り出すようにしたようです。だからこそ、「CanCam」もオファーをかけたのでしょう。

 

特集は、彼女のいる男子を好きになってしまった(カラダの関係はあり)女子たちの悩みや苦しみ(彼女とは別れると言っているけれど、別れてくれないなど)に対して、アヤコがお答えする形をとっているのですが、アヤコの回答が味も素気もないのが、印象的でした。

 

・ともかく笑顔
・絶対に愚痴を言わない
・フレッシュでいないと、負ける

 

の繰り返しなのです。

 

特に当時の私が衝撃を受けたのは、「絶対に愚痴を言わない」なのでした。おまえのせいで苦しんでいるのだから、なぜ愚痴を我慢しなければならないのだと思ったのでした。

次のページ▶▶なぜ薄情なオンナにオトコは溺れていくのか?

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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