1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

「信じられるのはお金だけ」世代!? 40代の平均貯金額とは(後編)

OTONA SALONE / 2023年7月26日 8時1分

友人にもなかなか聞けない40代の平均貯金額データを調べてみました。後編です。

<<前のページ:なんとビックリ!日本人全体の「平均貯金額」は

40代は貯金額を増やしていく世代!

160507easami001

40代と50代の貯蓄額の差はなんと731万円もあるのです。ということは、40代からこそ貯金額を増やしていかねばならない時期といえます。もし10年間でこの差額731万円を増やすなら、毎年73.1万円を貯金していくということ。毎月で考えれば6.1万円……かなり大変な数字ですよね。

 

普通を知りたいなら「中央値」をチェック

先ほどの数字はあくまで「平均値」です。平均値というのは、ものすごく貯蓄額が多い世帯が一部いるだけで数字がグッと上がってしまうものです。なので、普通がどのくらいかを知るには「中央値」をみたほうがリアル。中央値とは、調査世帯を保有額の少ない順に並べたとき、真ん中に位置する世帯の金融資産保有額のことをいいます。

 

40代の中央値は…

40代の中央値は200万円だった!

160507easami003

それでは、貯蓄額の中央値を各年代別にみていきましょう。

20代・・・68万円

30代・・・213万円

40代・・・200万円

50代・・・501万円

60代・・・700万円

70代以上・・・590万円

だいぶ安心したかたも多いのではないでしょうか? とはいえ、これで見ても40代と50代の差は301万円。10年間で増やすなら毎年30.1万円、毎月2.5万円を貯金していくということです。平均値の額よりだいぶ現実的ですが、それでもかなり計画的にやっていかないとならないペースですよね。

 

貯金がゼロの人は…

実は貯金がゼロの人もかなりいる

160507easami005

「そもそも200万円の貯金もない」……というかたもいるでしょう。最後にこの調査では、金融資産を保有していない世帯=貯蓄がゼロの世帯の割合も出されているので、これも年代別に紹介しましょう。

20代・・・36.4%

30代・・・27.8%

40代・・・35.7%

50代・・・29.1%

60代・・・30.1%

70代以上・・・28.6%

実はどの世代でも約3割は貯蓄がないということがわかります。40代でも貯蓄ゼロの世帯が35.7%いるのです。この数字をみてどう捉えるかはあなた次第。

 

まずは40代の中央値200万をめざすのか、平均値594万をめざすのか。それとも全体の平均値1,209万をめざすのか。この機会に自分の目標貯金額を考えてみてはいかがでしょうか。

 

文/浅見悦子

本記事は2016年5月に初回配信されました

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください