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女性のぽっこり腹の原因は?美腸度チェック&腸内環境を整える4つの方法

OTONA SALONE / 2023年7月27日 16時0分

やせない、むくみがとれない、おなかが張る。肩こり、肌荒れが治らない。頭痛が続く、体臭を指摘された……そんな悩みはありませんか? 腸の機能が低下しているおブスな腸=「停滞腸」という状態が原因かもしれません。消化器専門ドクターに教わりました。

 

まずはチェック!

本来、健康な腸は美しいピンク色で弾力に富んでいるもの。でも、何らかの原因で腸の機能が落ちると、弾力が失われ、ダラっとして、なかにはむくんだような形状になる場合もあるのだそう。便秘外来で4万人の腸を診察してきた松生恒夫先生は、この状態を「停滞腸」と呼びます。まずは、自分の腸をチェックしてみましょう。

Pen Over Filled Checkboxes

停滞腸チェックリスト

以下のリストの中から、あてはまる項目をチェックしてください。

□野菜をあまり食べない
□果物をあまり食べない
□朝食はとらない
□外食が多い
□水分を意識的に多くとっていない
□1日3食きちんと食べられないことがある
□食後、下腹部がポッコリ出る
□それほど多く飲み食いしていないのにやせない、太ってきた
□口臭が気になることがある
□ダイエットしているのに下腹部だけポッコリ出ている
□いつもおなかがスッキリせず、体も重たく感じる
□便が出たあとも爽快感がない
□便秘ぎみである
□あまり運動をせず、体も動かさない
□最近、ストレスを感じることが多い
□メタボリックシンドロームと診断された

当てはまるチェックの数で判定

0~3項目 心配なし

4~5項目 軽度の停滞腸

6~8項目 中度の停滞腸

9項目以上 重度の停滞腸

 

腸の機能が低下すると

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汗をかくと、体内の老廃物が体外に出ていくイメージがあります。が、実は汗からの排出の割合はたったの3%なのだそう。メインは便で75%、次いで尿が20%を輩出します。このほか腸は、体外から入り込んだ異物と戦う免疫機構としても活躍。こんな大切な腸の働きが鈍ったら、体調は当然悪くなるというわけ。停滞腸の人は、今すぐ毎朝の「腸内リセット」を始め腸内環境を整えましょう。

 

腸内リセットする方法とは

腸内リセット1 起床後に水分をたっぷりとる

腸の働きは体内時計、体のリズムに左右されます。脳のメインスイッチである脳幹網様体という部位を刺激するため、目覚めてすぐにコップ1杯の冷たい水を飲みましょう。腸にぜん動運動を起こすよう信号を送るうえ、水分は便を軟らかくするために欠かせません。

腸内リセット2 朝食をきちんと食べる

松井先生のクリニックの便秘外来に訪れる患者さんのうち、1日の食事回数が2回以下だった人は40%を上回っていたのだそう。しっかりよくかんで朝食をとると、腸はぜん動運動をおこして排便を促進します。朝食はしっかり食べ、昼は野菜な豊富な定食、夜は控えめというのが理想です。

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腸内リセット3 腸まで届く植物性乳酸菌をとる

動物性乳酸菌は胃酸に弱く、大腸まで届きにくいと考えられています(だからといって動物性乳酸菌をとるのがムダということではありません)。そこで、温度変化に強い植物性乳酸菌の出番。味噌、しょうゆ、漬け物(ぬか漬け、キムチ、ピクルスなど)の発酵食品に含まれています。朝食に味噌汁をとったり、ぬか漬けを食べるなどして、積極的にとっていきましょう。

腸内リセット4 水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく

食物繊維は排便をスムーズにするために欠かせない成分です。が、やみくもに量をとればいいというものでもありません。「不溶性」2に「水溶性1」が理想的なバランスなのだそう。不溶性食物繊維は玄米、レタス、キャベツ、さつまいも、乾燥きくらべ、豆類などに含まれます。水溶性繊維は海藻類、納豆、熟した果物に含まれます。

 

 

文/井一美穂

本記事は2016年6月に初回配信されました

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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