1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

あさイチで話題!おりもののニオイや量など、デリケートゾーンのお悩みQ&A(前編)

OTONA SALONE / 2023年7月29日 20時30分

おりもののニオイや量など陰部の悩みを抱えている女性は少なくありません。NHK『あさイチ』女のホケン室での取り上げられたおりものや陰部の悩みについて、番組でもコメンテーターをつとめた、よしき皮膚科クリニック銀座院長・吉木伸子先生の著書『女の不調が消える本』から、トラブル対処法をQ&A形式でお教えします。

 

Q そもそも「おりもの」は何のためにあるんですか?

おりものは、やや粘性のある無色透明から白っぽい液体で、子宮頚部や膣からの分泌物や、子宮や膣からはがれた古い細胞などが混ざり合ったものです。下着の汚れの原因になるなど、ネガティブなイメージがありますが、女性の身体を健康に保つために大切な役割をしています。

ひとつは自浄作用。細菌が膣内で繁殖するのを防ぐ役割。おりものの働きで膣の中はpH4.5~5.0の弱酸性で保たれており、デーテルライン桿菌という「善玉菌」が大腸菌やカンジダ真菌の増殖を防いでいます。

また受精を助ける役割も持っています。精子をおりもので包み込むことで、卵子までの移動をサポートしてくれます。

 

おりものの量が多いときは…

Q おりものの量が多いのが悩みです。

A トイレに行くたびに洗っておりものをとってしまったり、トイレットペーパーでごしごしふきとったりすると、陰部にはかえって負担になります。おりものはさわらず、そのままにしておいたほうがいいのです。

 

Q 年々、陰部が黒ずんできている気が。年齢のせい?

A ペーパーで強くこすることで陰部を傷つけて雑菌がつきやすくなることもありまうし、また、こする刺激を長年続けていると、陰部が黒ずんだり陰唇がシワっぽくなることもあります。皮膚をこすると黒くなったりシワができるのは、顔も陰部も同じ。スキンケアの基本は、こすらない、強くさわらないことです。

トイレで排尿後にふくときは、ペーパーを押しあてるようにしましょう。排便後もあまりこすらないように。強くこすると肛門周囲の皮膚が傷ついてしまうこともあります。また、肛門部から膣のほうへ向かってふいてしまうと、便に含まれていた菌が膣について、カンジダ症などの膣炎を起こすことがあるので気をつけましょう。

次のページ▶▶陰部のにおい、かゆみなどは、どうすればいいのでしょうか…?

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください