更年期世代、どうして私たちはこんなに「運動習慣」を持つことに苦労するんだろう?【高尾美穂先生の更年期の話#5】
OTONA SALONE / 2023年7月31日 12時5分
雑誌の連載、テレビのコメント、ポッドキャスト……いつ、どこで触れても、同じようにあたたかく清々しい気持ちを受け取れる。そんな産婦人科医の高尾美穂先生に、普段からそっと心を支えてもらっている人も多いのではないでしょうか。
高尾先生をお招きして、主婦の友社の雑誌『健康』×オトナサローネ発の社会提言『アフタヌーンエイジプロジェクト』コラボレーションイベントのお話会が開催されました。
そのお話を7日連続で配信中。
どうして私たちはこんなに「運動習慣」を持つことに苦労するんだろう?
皆さんと一緒に考えたい、もう一つのポイントは「運動習慣」です。運動が嫌いになった人の原因は、小学校の体育だったと思いませんか?
逆上がりをさせられて、嫌いになったかもしれません。徒競走が嫌いだったかもしれません。運動を嫌いだった人は、運動が楽しくなかったからでしょう。いわゆる「小学校の体育」的なものではない、もっと楽しい運動があったらいいと思います。
たとえばダンスや武道などでしょうか。いろんな体の動きを楽しめる、フラダンスやキックボクシングなどもいいと思います。
医学的にも、運動習慣がある人のほうが更年期の症状が軽いのです。更年期のうつも、運動の頻度を増やすことで改善します。
こう話すと、次に「でもね、運動したいけれど時間がないんです」という話になります。そう、時間というものだけは、誰に対しても本当に平等です。そして過去24時間を思い起こしても、皆さん、自分のためだけに使っている時間なんてあまりないですよね。
もともと日本人は睡眠時間が短いのですが、さらに女性の睡眠時間は男性より短いのです。日本のように家長制度の残るような国では男性が帰宅してから女性が寝ることが多いため、女性の睡眠時間が短くなりがちです。
お話/高尾美穂先生
産婦人科専門医。女性のための統合ヘルスクリニック イーク表参道副院長。医学博士。スポーツドクター。ヨガドクター。東京慈恵会医科大学大学院修了。同大学付属病院産婦人科助教を経て2013年より現職。
高尾先生にみなさまの言葉をお届けください。こちらから
≪OTONA SALONE編集長 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「羊が1匹、羊が2匹…と足してはいけない」むしろ雑念が増える…簡単に寝落ちできる画期的な"羊の扱い方"
プレジデントオンライン / 2024年7月21日 16時15分
-
「この少子化、意外なことから対策できるのかもしれない」小学校時代に大事なのは中受より習い事より
OTONA SALONE / 2024年7月10日 17時1分
-
「20代のほうが50代よりヤバい?」男性更年期を回避するたった一つの「案外と簡単な方法」とは
OTONA SALONE / 2024年7月2日 21時1分
-
このままでは日本人が絶滅する!?男性更年期、ED、セックスレス…男性医療の第一人者が語る「本当のヤバさ」
OTONA SALONE / 2024年7月2日 21時0分
-
体がだるい人必見!春夏秋冬、これが正解「いつも調子がよくなる」体の休ませ方・整え方
ハルメク365 / 2024年6月28日 18時50分
ランキング
-
1「健診でお馴染み」でも、絶対に"放置NG"の数値 自覚症状がなくても「命に直結する」と心得て
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 17時0分
-
2扇風機の羽根に貼ってあるシール、はがしてはいけないって本当?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月21日 20時15分
-
3終電間際、乗客同士のトラブルで車内は「まさに“地獄絵図”」泥酔サラリーマンが限界突破して…
日刊SPA! / 2024年7月22日 8時54分
-
4日本カレーパン協会「カレーパン美味い県ランキング」発表 3位北海道、2位京都…1位は?
オトナンサー / 2024年7月22日 8時10分
-
5新型コロナワクチンの定期接種、10月から開始…全額自己負担の任意接種費は1万5000円程度
読売新聞 / 2024年7月21日 19時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)