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デヴィ夫人、残念すぎる炎上で判明した「真っ黒さ」の正体とは(後編)

OTONA SALONE / 2023年7月28日 19時31分

芸能記事リバイバル企画! あのとき、あの人はいったい…?そして今は…。後編です。

<<この記事の前編:ナゾの若者批判、挙げ句の「このお言葉」

真っ黒すぎた「昭和オンナ」のケンカの決め台詞とは?

1997年から2000年まで放送されていた「快傑熟女!心配ご無用」(TBS系)。悩みを持つ相談者(だいたい女性)に、波乱万丈の人生を生き抜いてきた熟女がお説教をするという趣旨の番組でしたが、出演する熟女が濃い。デヴィ夫人、野村沙知代さん、淡路恵子さん、細木数子さんなどなど。

 

その時に、相談者そっちのけで熟女たちが仲間割れしてケンカをすることがあり、そこも見どころの一つだったのですが、ケンカの最中に必ず「あなた、嫉妬してるのね」と言い出す人がいたのです。

 

たとえば、独身熟女に対しては「結婚している〇〇さんがうらやましいんでしょ」といった感じ。

 

デヴィ夫人も野村沙知代さんに学歴詐称の件を問いただしたところ、外野が「沙知代さんにはご立派なご主人がいるけど、あちらにはいらっしゃらないから嫉妬よ」と言っていたことがありました。

 

▶昭和の女のケンカの決まり文句は

このように、昭和の女のケンカは最後は肩書が勝負だったわけです。

 

「結婚していない人にはわからない、子どものいない人は人として足りない」も決まり文句でした。言われたほうは何を反論してもゲームオーバー。今になって考えてみると、こういうオンナのつぶし合いが好まれた時代だったとういことでしょう。

 

デヴィ夫人と言えば、少し前に「不妊の原因は9割9分堕胎」と発言し、大炎上したこともありました。ほんとうにどうかと思う不見識ですが、それでも一昔前ならそんなに問題にならなかったと思うのです。なぜなら、女のケンカは条件勝負というのが暗黙の了解だったので、最後は「大統領夫人」が勝つに決まっているから。

 

しかし、「サンデー・ジャポン」での笑いが示すとおり、今はそれが通用しなくなっているのだと思います。

 

▶デヴィ夫人長生きの秘密は「人のせい」にすること?

デヴィ夫人長生きの秘密は「人のせい」にすること?

昔なら、テレビを見て「おかしいな」と思うことがあっても、せいぜい家族と話すくらいしかなかった。しかし、現代の疑似家族そしてお茶の間はSNSです。

 

差別や蔑視など「弱いもの」の立場の話ほど盛り上がりやすいという特徴がありますし、テレビ局は炎上を何よりも恐れている。夫や子どもの有無やデキでどうこうできる時代は終わっています。

 

医学的なことが絡む話はそう簡単にしちゃいけないなんすよ、夫人と思いながら、オフィシャルブログを見に行ったところ、夫人は今回の騒動について、悪意を持ってパーティーの様子を投稿したある人の仕業で、その人を永久ブラックリスト入りさせたと書いていました。

 

その人がマスコミに売ったと夫人は思っているようですが、夫人自身もSNSにパーティーの様子をアップしているので、これは逆恨み、もしくは人のせいというやつではないでしょうか。

 

しかし、この「人のせい」が夫人の健康にはプラスになっているのかもしれません。

 

夫人はブログで「人生は戦い、私は戦場の一戦士」というモットーを明かしていますが、炎上がつらいと思うのは凡人の発想。

 

夫人のようなタイプは「あいつのせいで、私は窮地に落とし込まれた、このままじゃおかねー」と人生をますます充実させるエネルギーにできるのかもしれません。

 

文/仁科友里

本記事は2021年1月に初回配信されました

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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