意外にも「運命の糸」はすぐそばに!18歳年上のお相手は尊敬できる職場の上司【オトナ婚/第18話(中編)】
OTONA SALONE / 2023年8月6日 11時1分
40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビューするシリーズ第18回目は、30代でセクハラ被害に遭い、心の不調といった大きな困難を経て40歳で結婚をしたみーさん。「既婚者だと思っていたから意識したこともなかった」という旦那様は、みーさんより18歳年上の尊敬できる上司でした。
どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ライターのミナト薫(47歳)が迫ります。
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『30歳でセクハラ被害に。心に不調をきたし婚活離脱!「ある武器」を身につけて運命が動きだす』
【セクハラで断念していた婚活を再開、成婚!「オトナ婚」第18話(中編)】
街コンではなかなか理想の相手に出会えず、気持ちを切り替えてスキル磨きに専念
ーー男性からの印象を上げるために、心理学で学んだテクニックを使って婚活を頑張っていたみーさんですが、結果から言うと街コンやお見合いパーティの場では「これだ」という人には出会えなかったそうですね。
「そうですね。どちらかというと私が選り好みしていたのかもしれません。私は清潔感がない人や雰囲気が暗い人はアウト。それだけで対象外でしたし、あと、軽すぎる人もダメでしたね。
そういった理由もあり、結局、婚活パーティで『この人だ!』という男性には出会えませんでした」
ーー当時はみーさんも30代後半。焦りはなかったんですか?
「それが不思議なことになかったんですよ。『自分は結婚できるだろう』という根拠のない自信だけはあったので(笑)。
なので、『いい人が見つかればラッキー』くらいの気持ちで、出会いの場を利用して話し方や質問の仕方、相手が喜びそうな相槌の打ち方、などコミュニケーション力を磨く練習をしていました(笑)。
そこで学んだコミュニケーション力はいまでも役立ってますよ」
18歳年上の彼は職場の上司。年の差も障壁にならず交際は順調に進み…
ーーそうして婚活パーティや街コンなどに参加して精力的に婚活をしているみーさんでしたが、38歳の頃、現在の旦那様と職場で出会います。
「はい。出会った時は私が38歳で彼が56歳でした。彼は仕事ができて人にも部下にも優しい人だったので、好意というよりは尊敬の気持ちのほうが大きかったですね。なにより年齢がかなり上なので、私はずっと彼のことを既婚者だと思い込んでいましたし。恋愛感情はまったくなかったです」
ーー18歳差! これまでの連載史上1番の年の差婚かもしれません。
「そうなんですね(笑)。年齢差についてはよく聞かれるのですが、私自身は本当に何も感じないんですよ。そこまで違和感がないというか」
ーー交際のきっかけはなんだったんですか?
「彼と同じ職場になって、ある時に『週末空いてますか?』とデートに誘われたんです。私も『あれ?好かれてる?』となって、例の恋愛マスターの友人に相談したんです。
そしたら彼女から『相手に刺激を与えるためにも、今自分が婚活をしていることとか、実際の婚活の状況などを話してみては』とアドバイスされたんですよね。
それで、婚活をしていること、実際1人の男性といい感じになっていること、などをそれとなく伝えたんです。そしたらそれが効果ありで! その話をした翌週から毎週末デートに誘われるようになりました(笑)」
ーーそれはうまくいきましたね! 実際婚活パーティの方でもいい感じになっている男性がいたんですか?
「はい。意気投合してその場でマッチングして、LINE交換もしました。ただ相手から送られてくるLINEは挨拶程度の内容ばかりで。デートに誘ってくることもなく、何がしたいんだろう?という状況だったんです。
だったら職場の上司の方を取ろう、と」
ーーみーさんは旦那様のことを最小は「尊敬できる上司」としか思ってなかったんですよね? 旦那様はどうしてみーさんに好意を持ったのでしょう?
「あとで聞くと、『仕事を一生懸命していたから』ということでした。そこから私のことが気になり始めたみたいです。当時の私は、もちろん彼のために頑張っていたわけではなかったのですが、それを聞くと、『見てくれている人は必ずいる』と思いますね」
敬語の抜けない関係から一緒にいると楽な相手に
ーー最初のデートはどうでしたか? 上司ということで私ならちょっと緊張しそう(笑)。
「そうですね。1回目のデートの時は緊張しましたよ。どうしても敬語でしゃべっちゃうし(笑)。それから2回3回と会ううちに『すごく気が楽でいられる人だな』と思い始めたんです。
行きたいところや食べたいものなど、考えていることが一緒だったりして、感覚もすごく合いましたね。
それに彼が年上なだけに背伸びする必要がないのも、私にとって楽なところでした。ダメな自分も恥ずかしがらずに見せられたし」
ーー年齢差がいい意味で作用していたんですね。
「年齢差で言うと、精神的支えになってくれたことも大きかったです。彼は会うたびにいつも私のことを褒めてくれるんです。
私はそもそもネガティブなタイプなのですが、心理学を学んでいくうちに『自己肯定感が高いことの重要性』を知って、自分もそんな風になりたい! と思っていたんです。
そう思っていたタイミングで褒め上手な彼と付き合うことになって、私自身もどんどんポジティブ思考へと変わっていくことができました」
ーー旦那様と出会って、みーさん自身がなりたい自分になれたんですね。それってすごく羨ましい!
「そうですね。それが決め手ですかね。39歳で交際をスタートし、40歳で結婚しました」
マイナス思考になりがちなみーさんを、いつも褒めることで支えてくれた旦那様。18歳の年の差を感じることもなく8ヶ月間の交際を経て結婚に至ります。
交際期間中も幸せな日々を送っていたみーさんでしたが、結婚するまでに一度だけ破談にもなりかねない大きな問題が2人の間に立ちはだかったそうです。
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