#55 40代女性が「結婚相手と出会う」4つの場所とは?【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2017年8月23日 17時0分
40代独身、未婚、恋人いない歴8年。もともと恋愛体質じゃないうえに、過去の恋愛によって若干の男性不信。それゆえに45歳まで独身街道を驀進中のOTONA SALONE編集長アサミ。なんとなく婚活を始めてみたけれど、たいして進展もしないまま1年が経ったころ、知人Y氏から「会わせてみたい人がいる」と紹介されることに……。これは40代独女のリアル婚活記である。
知人の紹介は「めんどくさそう」
「会わせてみたい人がいる」と知人Y氏に最初に言われたのは、実は半年以上前のことだった。そのとき「いいですね、ぜひ」と言っておきながら具体的に進まなかったのは理由が2つある。
1つは、そのころ実はホワイトさんとのやり取りが進行中だったので、婚活デート相手に困っていなかったから。
もう1つは、知人の紹介なので、もし相手に会っておきながらその人に興味が持てなかった場合、その後をどうしたらいいかわからなかったから。
特に気が引けていた理由は後者で、正直、知人が絡んでいるぶんだけその後が「めんどくさそう」と思っていたのだ。
だけどいま、その「めんどくさい」かもしれない知人の紹介をあえて受けようとしている。
40代女性が結婚相手と出会う場所とは?
この心境の変化はなぜなのか?
実は個人的に、結婚についてリサーチしていたことがある。それはアラフォー以上で結婚した女性たちの「結婚相手との出会いの場」についてだ。
独身女性がよく「出会いがない」という言葉を口にすると思う。私自身は仕事柄、いろんな人と知り合うので出会い自体はあるほうだと思う。しかしその出会いが「恋愛や結婚につながるような出会い」かというと、そうではない。そういう意味では私も「出会いがない」独女の一人だ。
だからこそ、実際にアラフォー以上の年齢で結婚した女性たちが、相手の男性とどこで知り合いになったのかが気になり、調べてみたのだ。すると、その「出会う場所」は以下の4つであることがわかってきた。
1.「学生時代」に出会う
学校の同級生や先輩後輩、学生時代のアルバイトなどで知り合った相手と結婚したという「学生時代」に出会ったパターン。
とはいえ学生時代からずっと付き合っていて結婚に至ったのではない。アラフォー結婚の場合、学生時代はただの友達か知り合いだったけれど、30代後半になって同窓会や数人での集まりに行き、久しぶりに再会したことがきっかけで付き合うようになったというもの。「昔は別に何とも思ってなかったけど、再会したら独身だったし、いいヤツだから……」的な流れ。
この「学生時代」に出会って結婚は、恐らく20代の結婚なら非常に多いのだと思うけれど、40歳前後での結婚ともなるとそれはガクッと減るようで、私が調べたところ10%に満たないくらいだった。
2.「会社や仕事」で出会う
いわゆる社内結婚もしくは、会社はちがうけれど一緒に仕事をした男性と結婚したという「会社や仕事」で出会ったパターン。
20代~30代前半の女性は前者の社内結婚も多いのだけれど、30代後半~40代女性は圧倒的に後者。前者が少ないのは、会社に長くいるぶん、社内では恋愛対象ではなくなったということでしょうね、お互いに。
(余談だけれど、40代男性が年下女性と社内結婚するケースは意外と多い)。
一緒に仕事をした男性と結婚に至ったアラフォー以上の女性の話を聞いてみると、けっこうがっつり濃密に仕事をした相手ということがわかる。一緒に出張に行ったり、数カ月に及ぶプロジェクトで一緒になったり……。ただ名刺交換しただけとか、数回会った程度ではない。つまり、長期の仕事を通じて相手の内面がわかったうえで恋愛に発展している。
「会社や仕事」で出会って結婚は、40代女性の場合は約20%というところか(※アサミ調べ)。
3.「紹介」で出会う
友人や知人の紹介はもちろん、合コン、婚活パーティ、お見合いなどで出会って結婚したというのが「紹介」パターン(婚活パーティやお見合いは、業者からの紹介とみなす)。
これも30代前半までの女性なら合コンが多いのかもしれないが、30代後半以上の女性は合コンで出会って結婚は皆無(※アサミ調べ)。合コンに参加すること自体がないのだと思われるが……。
残る、友人や知人の紹介・婚活パーティ・お見合いのうち、私がリアルに存在を確認したのは「友人・知人の紹介」で出会って結婚したパターンのみ。もちろん婚活パーティやお見合いで知り合って結婚した40代女性もいるとは思うのだが、直接の知り合いでは見つからなかった。つまり40代女性の「紹介」で出会って結婚=「友人・知人の紹介」と言っても過言ではない。
しかもこのパターンが意外と多く、私のリサーチでは40代で結婚した女性の約30%が「友人・知人の紹介」だった。
4.「趣味」で出会う
飲食やスポーツ、カルチャーなど自分が好きなことをきっかけに知り合った男性と結婚したという、「趣味」で出会ったパターン。
具体的にあげると、「ビール」「ワイン」が好きでそういう集まりに行った、もしくはバーなどで飲んでいて知り合った人。「ゴルフ」が好きで友人や知人に誘われたゴルフに行ったり、ゴルフコンペで知り合った人。「サルサ」にハマり、レッスンやサルサクラブに通うようになって知り合った人、「英会話」スクールに通い始め、そこで一緒にレッスンを受けていた人と……。
結婚には至っていないが、「空手」「キャリアスクール」などで恋人ができたという40代女性もいた。
ここでひとつわかるのが、趣味なら何でも男性と出会えるわけではなく、比較的「男性の参加者が多い趣味」だということ。
女性の場合、ヨガや手作りアクセサリー、フラワーアレンジメント、茶道や華道といった趣味に興味を持ちがちだが、そこに集まるのは圧倒的に女性が多いので、男性との出会いはほぼない。ということは、出会いのある趣味=「男性の参加者が多い趣味」なのだ。
調べてみると、40代以上で結婚した女性にかぎってはこの「趣味」で出会ったパターンがもっとも多く、約40%くらいいた(アサミ調べ)。
新たな挑戦なくして、素敵な出会いなし
40代女性が結婚相手と出会った場所をリサーチ&整理してみたら、ほぼこの4パターンに収まった(ときどき3 4のハイブリッドパターンもある)。しかも、「学生時代」や「会社や仕事」は少なく、圧倒的に「紹介」や「趣味」のほうが多い。
……ということは!
二の足を踏んでいた「知人からの紹介」は、40代女性が結婚相手と出会う確率が高い場所なのではないか。
後が「めんどくさそう」とか言っていちゃいけない。「もし興味が持てない相手だったらどう断ろう」とか、会ってもいないうちに後ろ向きなことを考えてちゃいけない。新たな出会いのパターンに挑戦していなかくては!
そう思って、婚活パーティではない「友人・知人からの紹介」の出会いに挑戦してみることにしたのだ。
知人Y氏から紹介された弁護士の男性とのデートは、月末の木曜に決まった。送られてきたプロフィールをよくよく見ると、有名企業の顧問弁護士を務めていたりと、かなり凄腕の弁護士の模様。写真から受ける印象も、貫禄があって知的な雰囲気。私のような人間で会話が合うのだろうか? 一抹の不安が頭をよぎった……。
【知人から紹介された弁護士の男性とついにデートへ! 来週水曜17時をお楽しみに】
【前回はコチラ】
#54 独女の本音「恋愛で傷つくくらいならこのままでいい」【40代編集長の婚活記】( https://otonasalone.jp/33302/ )
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