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「更年期の始まりのサイン」第一位として、15.84%が感じている変化とは?

OTONA SALONE / 2023年8月27日 21時0分

オトナサローネ白書【更年期編#2】

前回の『40歳で更年期⁉848人の「更年期の始まりのサイン」の第一位は?』では、最初に「更年期かも」と気づいた年齢の一位が50歳でした。また、「更年期かも?」と最初に気付いた症状の一位は月経の変化という結果に。

月経の変化といっても、経血量(生理出血量)が増える人もいれば、減ったという人も。量だけでなく、生理周期が長くなったり、逆に短くなったりと症状はさまざまです。

今回は、どんな月経の変化から更年期が始まったか、848人のオトナサローネ読者に取材しました(年齢や数値、症状は取材時点のものです)。

 

更年期に気付いた最初の症状第一位は月経の変化

【クリックして拡大】 複数回答可 n=848 23年7月オトナサローネ編集部調べ

 

更年期のサインに気付いた症状一位は月経の変化で15.84%でした。

具体的には、月経にどんな変化が出始めたのでしょうか?

 

  • 生理周期が不規則になった

「長い間きっちり29日周期で来ていた生理が、46歳のとき突然周期が不順になりました。基礎体温も低温期と高温期がきれいな二相になっていたのに、ガタガタになりました。」(47歳/九州・沖縄)

 

「50歳のとき、生理の間隔が短くなり、しばらくすると今度は周期が長くなりました。服を汚すのではないかとヒヤヒヤするほど、経血量が大量になりました。」(57歳/関東)

 

「48歳で、それまで定期的に来ていた生理が来なくなってしまいました。生活習慣やストレスによるものなのか、更年期なのかわかりませんでした。」(50歳/関東)

 

 

生理周期が変わってきたのが更年期のサイン

Shutterstock.com

更年期の症状は100人いれば100通りあるともいわれます。

生理周期が不規則になっただけでなく、周期が長くなった人、短くなった人の体験も聞きました。

 

  • 生理周期が長くなった

「妊娠・授乳期間をのぞいて、ほぼ30日周期で生理がきていたのに、46歳のとき生理の間隔があくようになりました。いつ月経が来るかわからないので、バッグにナプキンを2個常備していました。また、生理痛といえば下腹部痛と腰の重だるさだったのに、それらはあまり感じず、頭痛に悩まされた。」(60歳以上/関東)

 

「45歳で生理の周期が長くなり、経血量も減りました。基礎体温の高温期と低温期の二相がわかりにくくなりました。出産経験はないのですが、産婦人科のかかりつけ医に生理周期をずらしたいなど相談していました。」(47歳/九州・沖縄)

 

  • 生理周期が短くなった

「今まで生理周期は30日を超えていたのに、40歳で最短26日で生理がくるようになりました。更年期の準備はしていたけれど、思いがけず早く来たので驚きました。」(42歳/中部)

 

「45歳のとき生理の周期が短くなり、46歳になった今月は初めて月に3回生理がきました。最初の生理不順で婦人科を受診しましたが、そのときはがん検診だけで更年期についてはなにもアドバイスがありませんでした。」(46歳/関東)

 

みなさん、感じ取った更年期のサインに対し、持ち物の工夫をしたり受診したりと対応しているようです。次回は、更年期に気付いた経血量の変化についてオトナサローネ読者に取材します。

 

≪編集者・ライター 木村美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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