生理の量が変わってきた！ 848人の「更年期の始まりのサイン」、私の場合【体験談集】

オトナサローネ白書【更年期編＃3】

前回の記事では月経の変化、とくに月経周期の変化について、オトナサローネ読者のリアルな声を紹介しました。

生理周期が短くなったり、逆に長くなったり、不規則になったりとさまざまな症状でした。

今回は、経血量（生理出血量）が変わったという人に取材しました（848人のオトナサローネ読者にアンケート取材。年齢や数値、症状は取材時点のものです）。

 

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更年期のサインは経血量の変化

【クリックして拡大】　複数回答可　ｎ＝848　23年7月オトナサローネ編集部調べ

 

更年期かも？と気付いた最初の症状の一位は、月経の変化で15.84%でした。

日本人女性は平均50歳ごろに閉経を迎えます。一般的に閉経の前後5年を更年期と呼ぶので、45〜55歳が更年期に当たる人が増えます。この閉経前の更年期に経血量が変わってくることがあります。具体的にどのような変化を感じた人が多かったのでしょうか。

 

• 経血量が少なくなった

「ずっと安定していた生理周期が45歳から乱れ始め、経血量が減ってきました。月経の変化に関しては少し調べればわかったので、更年期が始まったなと思いました。」（53歳／関東）

 

「50歳で経血量が減ったことに気付き、生理期間も短くなってきました。」（51歳／関東）

 

「44歳ごろから月経の量が少なくなり、生理期間は長くなってきました。」（46歳／北陸）

経血量が急に急に増えて経血もれに苦労！

Shutterstock.com

経血量が増えてナプキンからもれるほどの量になったり、生理がだらだらと続くこともあります。

 

• 経血量が多くなった

「44歳で生理が不定期になり、月経量が一気に増え、ナプキンが1時間も持ちませんでした。婦人科の病気かと思い、婦人科を受診。ホルモン値の変化を知ってHRT治療（ホルモン補充療法）を始めましたが、月経量はなかなか減らず、仕事に支障が出るほどでした。」（48歳／関東）

 

「46歳のとき生理が2週間周期になり、経血量も驚くほど多くなりました。経血もれがひどくなり、常に月経過多用のナプキンだけでなく、タンポンを使用していました。健康診断で貧血がわかり、鉄剤を処方されました。」（49歳／東北）

 

• 生理期間が長くなった

「41歳から月経量が増え、生理期間が長くなりました。生理前のイライラもひどくなりました。」（52歳／九州・沖縄）

 

「45歳のとき生理が約３週間続き、出血量も多かったので、仕事中や外出のときは困りました。その後、生理がこなくなりました。」（49歳／関東）

 

 

月経の変化で多かった「経血量の変化」といっても、人によってその変化は様々。自分の身体からのサインに気づくためにも、小さな変化を感じとれるようにしたいものですね。

 

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