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50代からはじめるピラティスで、ぜい肉とおさらば! 目標はしなやかなくびれ #01

OTONA SALONE / 2023年9月8日 12時0分

デブというほどではないけれど、40歳を過ぎたあたりから全身のお肉がだるんとして丸みを帯びていく、あれ、なんとかしたいですよね。

年齢を重ねると筋肉量が減って基礎代謝が低下するので、運動をせず若いころと同じような食生活をしていれば当然太っていくもの。とはいえ、「いまさらハードな筋トレは無理」「もう、このままでいいか……」と諦めがちですよね。編集部・諏訪もそのひとりです。

しかし、子どもたちからの「お母さん、その肉、やばくね?」というひと言で一念発起。美しい人たちがこぞってやっているピラティスに挑戦することにしました。

最後にちゃんと運動をしたのは15年ほど前! 筋金入りのインドア派がどこまでできるか、その模様をレポートしていきます!

20代のころから10㎏オーバー! ダイエットは長続きしたことありません!

これから約3カ月、ピラティスに挑戦する諏訪のことをまずは紹介します。

51歳、中学3年生と小学6年生男児の母。食べ盛りの男子ですから、唐揚げなどガッツリ系の食生活になりがちな日々。

つい、「子どもの食生活に合わせると、太っちゃうのよね」と言い訳したくなるところですが、諏訪の場合、もともと炭水化物大好き! お酒大好き!
夫との晩酌タイムは欠かせないんだとか。ビール500ml缶を2本飲むのがお決まり。巷では糖質オフのビールが流行っているけれど、そんなのビールじゃない!と見向きもしません(笑)。

白米も好きなので、炭水化物を減らす糖質オフダイエットに挑戦したこともあるけれど、すぐに挫折……。

 

これまで挑戦してきたダイエットは、ヨガ、水泳、ジム、ファスティング合宿、糖質オフをはじめとする食事制限など。どれも劇的な効果は得られず、少し減ってはいつのまにか元通りの繰り返し。最後にダイエットをしたのは8カ月ほど前。週1の断食をして4㎏減ったものの、今ではなかったことに。

体重計が壊れて正確な現在の体重はわからないものの、確実に20代のころから10㎏は増量しているそう。

中3の息子さんが、おなかをつまみながら「これ、お肉? やばいね」とひと言。

 

中肉中背のようで、後ろから見ると腰回りがどっしりとして年齢を感じさせる体形。

 

あわよくば5㎏、いや3㎏でいいから痩せたい! そしてパンツをカッコよくはきこなしたい

ファスナーが上まであがらない。ボタンまで閉められるようになるのが目標。

 

50歳を迎え「小太りのまま老いていくしかないか……」という諦めモードに入っていたものの、息子さんたちからの「やばいね」コールと、健康診断で脂質代謝検査がA判定からB判定になったことで、重い腰をよっこいしょと持ち上げた諏訪。

将来、成人病になるのは怖い、50代で運動習慣がないと足腰が早い段階で弱り、老化が早まるのではないかという危機感が諏訪を突き動かしたのです。

当面の目標は、楽しく体を動かす習慣を身につけること。そして、2年前に購入したユナイテッドアローズのチェックパンツをカッコよくはきこなすこと。さらにさらに、できれば5㎏は体重を落としたい。現実的な目標はマイナス3㎏!!

 

お肉がポニョっと乗っかった状態。ここをなくしたい!

100年の歴史があるピラティス。もとは負傷した兵士のリハビリが目的だったのだ

ベッドのようなマシンが「リフォーマー」と呼ばれるもの。

 

女優さんやモデルさんたちが体形維持のために「ピラティスをやっています」というのを聞くけれど、ピラティスがどんなものか説明できますか?

諏訪もヨガはやったことがあるけれど、ピラティスとヨガの違いがよくわからないまま体験レッスンにやってきました。レッスンを始める前に、諏訪が疑問を解決。教えてくれたのは、bloom pilatesのSatonaさんです。

 

――ピラティスとは何ですか? ヨガと何が違うんでしょうか。

 

「ピラティスのはじまりは、第一次世界大戦時です。ドイツ人の解剖学者ジョセフ・ピラティスさんが、負傷した兵士のリハビリのために考案したメソッドなんです。病院のベッドを改良してトレーニング器具を作ったそうです。ピラティスマシンのひとつ、リフォーマーの原型ですね。

ピラティスは体の奥にあるインナーマッスル(深層筋)を鍛えて、頭や首、骨盤のポジションを正して美しいボディラインを作っていきます。一方、ヨガは瞑想や呼吸、ポーズを通じて精神にアプローチするものです」

 

 

――なるほど。確かにヨガはリラックスができ、精神が安定する気がします。ピラティスは体へのアプローチなんですね。ピラティスにも種類がありますが、マシンを使うものとマットで行うものの違いは?

 

「どちらも体幹を鍛えていくものですが、マットのほうは自分の体重を使ってコントロールしていくので、初心者の方はハードに感じると思います。

マシンのほうが難しいように見えますが、フットバーやストラップなど動きを補助してくれるものがあるので、筋力がない人でも安全に体を動かすことができます

 

 

――ベッドで寝ながらやるようなイメージですね。私にもできそうな気がしてきました。私はくびれが欲しいのですが、ピラティスを続けるとどんないいことがありますか?

 

「全く運動をしてこなかった方は筋力がついてきます。すると、基礎代謝が上がり脂肪燃焼効果が期待できます。体幹が鍛えられますので、猫背や巻き肩の改善にもつながります。

姿勢がよくなるだけで見た目の印象が変わってくると思います。
肩こりや腰痛、冷えといった不調の改善にも役立つと言われています。
ストレッチの要素もあるので、体の柔軟性が高まってしなやかなボディラインが期待できます。
体が変わっていくと、気持ちも変わって前向きになったという方が多いですね」

 

 

――40代、50代は体のあちこちに痛みや不調があらわれてくるので、いいですね! でも、どれくらいやればいいんでしょうか?

 

「今の体形をキープしたいと思ったら、レッスンは週に2~3回でOKです。1回40分なので、普段、運動をしていない人にとってはこれだけでも十分な運動量です。

初心者が5~10回行うと動きに慣れて疲労感がなくなり、20回で筋肉痛が気持ちよくなり、30回で体が変わると言われています。3~4カ月もすると体の変化を感じられ、体を動かすのが楽しくなってくると思います」

 

 

――運動は毎日やらないといけないと思っていましたが、週に2回なら続けられそうです!

 

初めてのレッスン、スタート! 「シューッ」と息をしっかり吐くことを意識

レッスン前に先生から呼吸法についての説明がありました。

 

リフォーマーというマシンを使っての40分レッスンがスタート。何百とあるピラティスのワークのなかから、厳選したエクササイズを組み合わせたオリジナルプログラムです。全身を効率よく鍛えられるそう。

 

「動きについてくるのが大変かもしれませんが、まずは呼吸を止めずにしっかりと吐いて吸うことを意識してください。今日は深い呼吸をし、腹圧を高めることができたらOKです」とSatonaさん。

 

ピラティスの呼吸は「胸式呼吸」。今回は難しい説明は抜きにして、どういう風に呼吸をすればいいか、ポイントだけお伝えします。

 

口をすぼめて「シューッ」と息を吐きます。「ハァ~」と息を吐くよりも、勢いよく長く吐けるはずです。強く勢いよく吐くことで、おなかに自然と力が入るのです。
しっかりと吐き切ったら、鼻から息を吸い込みます。深い呼吸ができると、全身にフレッシュな酸素がいきわたり、頭がすっきりして自律神経も整います。新陳代謝もよくなりますから、めぐりのいい体に。

実は、この呼吸をするだけでインナーマッスルが鍛えられるそう。

プログラムの動きに合わせて、「しっかり吐いて吸う」を意識してレッスンを行いました。

人生初のピラティス。動きについていくだけでヘトヘトに

 

スプリングボードを使って、体幹を鍛える。おなかに力を入れないと前に倒れてしまうのだ。腕もおなかもぷるぷる状態。

 

40分のレッスンを終え、汗をたっぷりかいた諏訪。今日の感想は?

「ピラティスって、モデル体形の人がボディにフィットしたウエアを着て優雅に運動をするものって思っていました。

でも、実際にやってみると動きは地味だけれど、腕はぷるぷるするし、おなかに力を入れてと言われてもどう入れていいのやら……。体を支えきれず、ドシ~ンと尻もちをついてしまいました。

まったくの初心者なので、次はどんな動きをするのか先生の動きをマネするだけで精一杯。あたふたする私に、呼吸をするタイミングや動きを細かく説明してくれるので、なんとか形にはなりました。とにかくしっかり息を吐くことに集中しようと意識をしたら、いつも呼吸がちゃんとできていなかったんだとわかりました。パソコンに向かって背中が丸まっているから、呼吸が浅くなっていたんですね。

それぞれの動きに対して『あと3回!』と先生が言うたびに、もう無理……と思ったのですが、できなければ休んでも構わないという言葉にホッとしました。グループレッスンとはいえ、自分のペースでやっていいなんて、運動嫌いな私にとってめちゃくちゃハードルが下がりました!

40分は短いようで長く、濃い時間でした。汗もかいて、“効いている”と実感できたのもよかった。肩まわりが軽くなったのもうれしい効果です」

次回の目標は尻もちをつかずに姿勢をキープすること!

 

 

40代からの体づくりを応援! 初心者でも続けられるピラティススタジオが銀座にオープン

諏訪を指導してくれるのは、2023年8月末に学研グループがオープンしたばかりのbloom pilates(ブルームピラティス)。

運動がごぶさた、肩こりや腰痛など体のあちこちに不調があらわれてきた40代、50代でも無理なく続けられるオリジナルプログラムを提供。少人数制のグループレッスンとプライベートレッスンがあるので、自分に合ったレッスンが選べます。

随時、体験レッスンも実施中。

ロッカー完備。レッスン後の化粧直しもゆっくりできるパウダールームもあり。

 

bloom pilates

東京都中央区銀座7丁目9‐16 銀座ロータリービル6F

営業時間:8:00~21:00

▶【オープニングキャンペーン】開催中!
詳しくはこちら → https://www.bloompilates.jp/

 

≪美容・ヘアライター・編集者 岩淵美樹さんの他の記事をチェック!≫

 

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