#56 婚活中の独女「知人の紹介」で男性とデートしてみた【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2017年8月30日 17時0分
「40代の婚活は最低2年かかると思ってください」。思えば婚活を始めた1年前、そんなことをカウンセラーの先生に言われたOTONA SALONE編集長・アサミ。その言葉通り、1年が経過してもこれといった成果はない。最低でもあと1年……。続けられるのだろうか?
一抹の不安を抱えつつも、40代が結婚に至る出会いの場所は主に「紹介」と「趣味」であることがわかってきたため、新たな出会いを求めて知人Y氏に、彼の友人である弁護士の男性を紹介してもらうことに……。これは40代独女のリアル婚活記である。
まずは知人と待ち合わせ
新橋の駅前、仕事を終えたであろう人々が行き交うところで、まず知人Y氏と待ち合わせをした。
いきなり紹介する男性と2人だけにするのも緊張するだろうから、と気を使ってくれてのことだった。
アサミ「今日はありがとうございます。お忙しいのに付き合ってくださって」
知人Y氏「いやいや、大丈夫ですよ。いきなり2人っきりっていうのもなんでしょ?」
アサミ「普段、弁護士のかたと接点ないですから」
知人Y氏「僕の学生時代からの友人だから、大丈夫ですよ」
アサミ「でも、ありがたいです」
知人Y氏「ま、単純に彼とアサミさんを会わせてみたらどうなるのか、見てみたいっていうのもあるんですけどね」
アサミ「興味本位ですか?」
知人Y氏「そうそう(笑)。だからアサミさんも楽しんでよ」
気づかいなのか、面白がっているのか
さりげなく緊張をほぐしてくれているのかもしれない。知人Y氏とは知り合ってから2年くらいになる。何度かご一緒しているが、仕事上ではちゃんとしていて信頼できるかただ。10歳くらい年上だけれど、気さくに話をしてくれる。
知人Y氏「僕は途中で帰りますね。紹介してしばらく話をしたら2人にしますから」
アサミ「お気づかいありがとうございます」
知人Y氏「これ記事にするんでしょ? 楽しみですね」
アサミ「ちょっと、面白がってません? これでもいちおうマジメに婚活してるんですよ」
ただ、性格的には……ちょっと変わり者だと思う(笑)。婚活記事を書いていることを知ったうえで、自分の友人とデートさせようというのだから。
なにげに気になる離婚歴と子供の有無
紹介してくれる男性とは、お店で待ち合わせをしているらしい。そのお店まで向かう道すがら、知人Y氏は簡単に彼の話をしてくれた。
知人Y氏「メールした彼のプロフィール、見ました?」
アサミ「見ました、見ました! なんだかすっごく敏腕の弁護士さんみたいですね! 有名企業をいくつもご担当されていて……。大丈夫ですか? 私のような超ゆるゆるグダグダの人間で」
知人Y氏「僕の友人ですから。面白い男ですよ」
アサミ「あと、とても貫禄ある雰囲気で……。顔、めっちゃ濃いですよね!」
知人Y氏「そう言われてみればそうか。あ、先に伝えておきますが、彼はバツイチですよ」
アサミ「全然、問題ないです。バツサンになるとまだ私の中で消化できないんですけど、バツイチはまったく!」
知人Y氏「それならよかった。離婚したのもずいぶん前だったと思いますよ。学生時代につるんでいて、一回途切れてたんですけど、再会して5~6年かな? 少なくとも再会してからは独身ですよ」
アサミ「ちなみにお子さんは……?」
知人Y氏「いたと思うけど、前の奥さんが引き取ってるんじゃないかな」
アサミ「そうですか」
なにげに離婚歴や子供のことは確認してしまう。「結婚相手に求めるのは条件じゃないかもしれない」なんて思ったりもした。それでもチェックしてしまうのは、やっぱりまだ条件に囚われているのだろうか。それとも……。
「アレ」に囚われている自分
どこかで引っかかっているのは、流光七奈先生による婚活占いの鑑定結果( https://otonasalone.jp/26629/ )だ。離婚歴があって、子供はいるが奥さんが引き取っているという結果だった。
出会う男性がこの結果に当てはまっているかどうか。占いは当たるも八卦当たらぬも八卦とはわかっているものの、占いに囚われてしまうのはなんなのだろう。
占いを信じているからなのか。
それとも、自分の男性をみる目に自信がないからなのか。
ふと気づいた。あれ、年齢が同年代から5歳くらい上っていう鑑定だったな……。知人Y氏の学生時代の友人であり同級生と言っていたから……Y氏は確か10歳くらい年上だったな。あれ、そもそも鑑定結果には当てはまってない? っていうことは、運命の人ではない……?
会う前からいきなり冷静モードになる。
いや、そういうバイアスを持っちゃダメだわ。出会いのひとつひとつを大切にしなくちゃ!
ここでデートですか?
到着したのは焼き鳥のお店。近頃はオシャレな焼き鳥店がたくさんあり、実際にデートで行ったお店もあるが、いま目の前にあるお店はそうではない。いかにも「ザ・ 新橋のオヤジが集う焼き鳥店」といった風情。およそ、婚活やデートといった趣ではない。
あれ、今日の目的はなんだったっけ?
知人Y氏「ここ、美味いんですよ。美味くて人気なんだけど予約とか受け付けてない店だから、彼に先に入ってもらってて」
アサミ「あ、そうなんですか」
およそデート然とはしていないけれど、まぁいいか。このくらいカジュアルなほうが初対面でも緊張がほぐれるし、焼き鳥好きだし!
知人Y氏「あ、いたいた。お待たせ!」
いたいた、実物。写真と変わらないめっちゃ濃い顔の男性が。この人ね、紹介してくれる「ベンゴシさん」は。
知人Y氏「こちら、例の編集長のアサミさん」
アサミ「はじめまして。アサミと申します」
ベンゴシ「はじめまして」
ヤバい、顔に「圧」がある……
ものすごい目ヂカラで私を見るベンゴシさん。そんな、様子のおかしいカッコしてたかしら? いちおう今日は、ブラウンのトップスに白のワイドパンツ。我ながらコンサバ寄りのカッコをしてきたんだけれど。
写真でもだいぶ濃い顔だと思ったけれど、なんだろう実物は3次元で見るからか、もっと「圧」がある(笑)。なんか、ちょっと、こわそうっていうか、気難しそう……? アホな話をしたらものすごい目で蔑まれるんじゃないかしら。大丈夫かな、話が合うかな。
婚活を始めて出会った男性のなかで、パッと見は最もカタブツそうな印象を受ける。もともと私は人見知りしないほうだし、編集者という職業柄、初対面のかたとの会話で緊張することはめったにないんだけれど。ヤバい、めずらしく緊張するかも。っていうか、共通の会話が見つかるかな。会話を盛り上げられるかな……。
圧のある顔面と厳格そうな雰囲気、そして弁護士という肩書になんとなく気おされ、めずらしく緊張している自分がいた……。
【知人の紹介で出会ったベンゴシさんとのデートはどうなる? 来週水曜17時をお楽しみに!】
【前回はコチラ】
#55 40代女性が「結婚相手と出会う」4つの場所とは?【40代編集長の婚活記】( https://otonasalone.jp/36135/ )
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