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【後編】感じのいい人が再会のとき「お久しぶりです」以外によく使う、マナーが伝わる言葉とは?

OTONA SALONE / 2023年9月3日 21時1分

コロナで3年以上会えなかった人と久しぶりの対面、過去にお世話になった方や友人に数十年ぶりに会うなんてことがあります。そのようなとき、ぎくしゃくしないためには、やはり再会のマナーがあると(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生。

 

▶前半を読む
再会のときに「お久しぶりです」以外に、さらにひと言そえたい言葉とは?

 

【 気品を身につけるシンプルな教え#77 再会編 】後編

話が長く「えっ、なんのお話ですか?」と聞き返されないよう、結論を最初に

話が長くなりがちな人は初めから終わりまで説明しようとしがちです。聞き手には、「これからこのことを聞くのですね」と聞き手の心構えを作ってあげることは重要です。そのためには結論を先に。

たとえば「今日は気分がいいです。原因は●●だからです」とか、「私はこう思います。根拠は●●だからです」とか、といった具合です。結論を先に伝えることでお互いに共通理解が生まれ、その先の話がスムーズに進んでいきます。

結論が後回しになっている方は意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

会わない間に忘れられてしまってることも。SNSの時代よくあることです

自分についての情報は相手にきちんと伝わっていて欲しい!と誰もが思います。しかし、再会した人と話していると、「あなたは●●の仕事をしていますよね」、「●●の趣味を持っていますよね」と、だいぶ前のことしか印象に残ってないことが判明することも。SNSなどを伝え合っていない、相手がSNSをやってないと、特にこういうことが起きます。せっかくの再会を機に、今の最新状況をお伝えして情報交換をしましょう

 

 

自己紹介にキャッチフレーズをつけアップデート。今の自分を印象づけるのもひとつ

あらためて自己紹介をする際に、自分にキャッチフレーズをつけるなどして印象に残る話をするといいですね。例えば、仕事であれば「今、女性活躍をテーマにイベントを開催している●●(自分の名前)です」、
趣味であれば「世界遺産60ヵ所に行ったことのある●●(自分の名前)です」、などなど。

そのとき、相手のことも印象深く覚えておくために、好きなことや趣味、仕事の話を引き出してみるのもいいですね。きっと話が弾むと思います。

 

久しぶりの対面は挨拶や服装にも十分気をつけて!

オンラインでの会議等から久しぶりに対面となった時に、何か違和感を持ったことはありませんでしたか。オンライン時は、PC等の画面に映る範囲だけの意識だったのが、対面に戻った時にはお互いに全身が見える状態となります。おそらく、それらの違いを感じたまま挨拶をかわすことで、ぎこちなくなり違和感を持つからでしょう。

初対面でも久しぶりに会った時でも、挨拶や服装は相手に対する敬意や友好を表すための大切なことです。再開時は、姿勢を正し、清潔な服装で臨んでください。

 

▶【関連記事も読む】ほかにも「姿勢」や「挨拶」について、知っておきたい!
お育ちの良さが分かる「挨拶」の仕方とは? 相手に好印象を与える簡単な方法

 

 

最後に「また、お会いしましょうね」という断定の言葉こそ、相手の心に残り、良い関係を継続できます

「また、お会いしたいですね」という願望でもなく、「またお会いできるかも知れませんね」という推測でもなく、「また、お会いしましょうね」という断定的な言葉が、意思を持たせ、お互いの心に印象深く残ります。それは、お互い嬉しくなる感情の言葉だからでしょう。

再会時の初めに述べた「お久しぶりですね」にプラスして「本当に会いたかったです」も、感情の言葉です。感じがいい女性は、その一つひとつの言葉の積み重ねがその人の人柄をつくっているのです。ぜひ、3年ぶりの再会でも、何十年ぶりの再会でも、その場が思いやり溢れるひとときになることを願っています。

 

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

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