冷え、肩こり、便秘…40代が取り入れるべき「不調対策」って?
OTONA SALONE / 2017年9月7日 21時0分
冷え、肩こり、便秘、月経痛……年々悩みが増えているような……。30代までは無理ができた、少し我慢できた不調、40代に入ってしんどくないですか? 「なんとなくいつも調子悪いな」という方は、見過ごせない年代なのかもしれません。40代はいつまでも健康でキレイでいるために、そろそろプチ不調と向き合ってみませんか?
難しいことは考えない。不調を和らげる習慣
インド、スリランカの伝統的な治療法に「アーユルヴェーダ」という最も古い体系化された医学システムがあります。このアーユルヴェーダは、女性特有の不調に大変役立ちます。特に運動のエネルギー(アーユルヴェーダでは「ヴァータ」と言い、体内の運搬や循環、すべての機能、活動に関わる)は毎日元気に過ごすために必要なエネルギーなのですが、これが乱れると、不調や病気にかかりやすくなります。一方でバランスが整っていればイキイキと活動することができます。
今回は、女性がかかりやすい代表的な不調4つに対してアーユルヴェーダ的な方法で改善に導く対策を紹介します。
「アーユルヴェーダ」という理論的な話が苦手な方もいらっしゃると思います。そんな方は難しいことを考えずにご自身の不調を和らげるためにどうしたらいいのか、という対策をこの記事で見出していただければ嬉しいです。
冷え性・むくみには
日本人の女性に多い「冷え性」は体内循環の不調のあらわれ。これは血液の循環、栄養分の循環など、体内の運搬や循環を司る運動のエネルギーバランスが崩れていると起こり得る不調です。血液が末端まで行き届かないと足元が冷え、末端冷え性となり足がむくみ、全身の冷えに繋がります。
[対 策]
1.足裏にオイルを塗る。毎日オイルを塗るだけでも改善が期待できます
2.白湯を飲む
3.体を冷やす飲み物(緑茶、コーヒー、紅茶など)の飲み過ぎに注意
肩こり・首こりには
デスクワーク中心の仕事をしている方は特に肩こり・首こりに悩まされますよね。肩こり・首こりは循環が滞ると、つまって体がかたくなり、“コリ”という症状になってあらわれます。一般的に肩こりで悩んでいる人は多いですが、男性より女性の方が肩こりに悩まされる割合が多いです。
[対 策]
1.温めて、肩甲骨から肩を大きく動かす。腕を大きく回す
2.体を冷やす飲み物(緑茶、コーヒー、紅茶など)の飲み過ぎに注意
便秘には
女性の便秘には様々な要因が考えられるのですが、まずはどうして便秘になっているのか原因を知ることが大切です。例えば、「仕事上、タイミングが悪くいつもトイレに行きたい時に行けない」「朝バタバタしていて、トイレの気分にならない」「生理になると便秘になる」など人それぞれ便秘になる状況が異なると思います。そこで、タイプ別に対策を考えます。
[対 策]
タイプ1:朝バタバタして水分を取らずに出かけてしまう。基本的に水分摂取量が少ない。
=水分や脂質を取るように心がけ、規則正しい生活をする。
タイプ2:我慢しすぎてトレイに行けない。トイレに行くタイミングが悪い。甘いもの、脂っこいものが好きでよく食べる。
=運動を心がけて、辛いもの(ジンジャー、マスタードなど)を取る。白湯を飲む。
月経不順・月経痛には
まさに、運動のエネルギーである「ヴァータ(血液の循環、栄養分の循環など、体の中の動きを司る運動のエネルギーバランス)」の乱れです。「今日は忙しい日だから休めない!」「仕事が忙しくて、締め切りに間に合わない!」など各々事情があり無理をしたくなりますが、痛みがツライ場合はとにかく無理をしない過ごし方を心がけてくださいね。
・体を冷やさず、温かいものを取る
・早く寝て、たっぷり睡眠を取る。眠気が来たら無理せず休む
・体を動かすのがツライ時は無理しないで休養を取る
人は気候の変化や気圧の変化、季節の変わり目や季節によって体調が左右されることがあります。40代に入って「まだまだ行ける!」と言う心のモチベーションは高いけれど身体がどうしてもついていかない……というジレンマに悩む事も。気力でやりきりたいところですが、プチ不調と向き合うことも大切ですね。
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