10.36%が感じる【だるさ】は「更年期の始まりのサイン」？ それとも、うつ？倦怠感、私の場合。

オトナサローネ読者848人に「更年期の始まりのサイン」を調査したところ、第一位は「月経の変化」、第二位は「発汗・ホットフラッシュ・のぼせ」でした。月経の周期や出血量が今までと異なってきたり、急に噴き出るような汗をかくようになって、更年期に気づいたという声を多く聞きました。

今回は第三位の「倦怠感・だるさ」について取材しました。（848人のオトナサローネ読者に取材。年齢や数値、症状は取材時点のものです）。

 

更年期症状のだるさや倦怠感はどんなものなのでしょうか？

オトナサローネ白書【更年期編＃6】

 

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とにかくだるい！疲れやすく、横になっていたい

複数回答可　ｎ＝848　23年7月 オトナサローネ編集部調べ
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体がだるい、疲れやすいと感じる倦怠感。更年期症状の倦怠感は、休めば回復する一過性なものではなく、慢性的なもののようです。

オトナサローネ読者が感じた症状を紹介します。

 

 

「去年から常にだるい。寝てもだるさは治らないし、困っています。」（44歳／中部）

 

「48歳ごろから、外出するとひどく疲れるようになりなりました。体力も気力もなく、常に休息が必要に。レディースクリニックへ行っても、症状が軽い、更年期ではないと診断され、漢方だけ飲んでいます。つらさを理解してもらえないのがこたえます。」（50歳／近畿）

 

「去年から、とにかく毎日だるい！夕方、横になると起き上がれないことも。この先ずっと続くのかと思ったら気が重くなり、余計にしんどいです。」（48歳／四国）

 

「いつもだるい！だるさと眠さで、やろうと思っても行動に移せなくて、家事がおろそかに。47歳のときでした。」（50歳／四国）

 

「歩くのが趣味で1時間歩いても平気だったのが、49歳になってから帰宅すると横になるくらい疲れるように。」（50歳／関東）

 

「52歳になって、毎朝、起床時にだるくて、なかなか動けなくなりました。」（57歳／中国）

 

 

次に、気力がなくなったという体験談を紹介します。

突然やる気が出なくなった、無気力になった

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「今年になって、とにかくやる気が起きなくなり、日中もゴロゴロしていることが増え、食欲もなくなりました。子どもが家にいる時間は最低限の家事をして過ごしましたが、それ以外は動けない。この程度で病院に行ってもいいのか悩んでいました。」（46歳／関東）

 

「48歳から、休みの日に何もせずボーッとして終わってしまうことが続くように。怠惰なんだと自分を責め、落ち込んでいました。」（52歳／関東）

 

「去年からなにに関しても無気力になりました。ずっと寝ていたい。この状態がいつまで続くのか不安です。」（53歳／関東）

 

「48歳のとき、仕事のやる気がまったく起きなくなりました。」（50歳／関東）

 

「52歳で、何となく元気が出ないと感じるように。」（60歳以上／関東）

 

 

意欲の低下、疲労感からまったく動けなくなったという声が多くありました。倦怠感やだるさ、疲れやすいといった症状は更年期症状のひとつですが、ほかの病気によって引き起こされている可能性もあります。あきらかに以前と違った倦怠感を感じるようになったら、ためらわずに受診しましょう。

 

次回は、「記憶力の低下・物忘れ」について取材します。

 

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