【人生相談・アンナ流】閉経したら、女性としての自信を失ってしまった。元気の出し方がわからない
OTONA SALONE / 2023年10月14日 21時0分
時代にこびることなく、いつでも自分の思いを貫いて生きてきた梅宮アンナさん。オトナサローネのインタビュー記事には「いちばん聞きたかった『大丈夫』という言葉がうれしかった」「わが家もなんとかなるかもしれないと勇気が出ました」など、たくさんの声が集まりました。
そんなアンナさんに、40代50代働く読者のみなさんから寄せられたお悩みを相談します。今回の相談は「女性としての自信がなくなった」女性の悩み。
【人生相談・アンナ流】#1
相談/閉経したら、女性としての自信を失ってしまった。元気の出し方がわからない
アンナさんこんにちは、私はいま52歳です。この夏に最後の生理から1年がたち、閉経したとわかりました。自分にはもう女としての価値がないのではないかという思いが消えず、ひどく落ち込む日があります。
ひとり息子は昨年大学を卒業して就職して、いまは家から通勤していますが、あと数年で家を出てひとり暮らしをしたいと言っています。夫はよくも悪くも私に関心がなくて会話もない家庭内別居に近い状態で、一緒に住んでいてもストレスはないかわり、決まった毎日のパターンを繰り返しているだけです。かといって離婚しようと思うほどでもありません。
子どもが中学に入ったときから経理事務のパートを続けていて、社員になってもいいのかもしれませんが、いま以上責任のある仕事をするふんぎりもつかず、中途半端な気持ちのままでいます。すべてが中途半端なので、閉経に動揺してしまったのかもしれないです。
母親役が終わってしまい、もう女の役まで終わってしまった。趣味も特にないし、まだまだ人生は続くのかもしれないけれど、自分には何も残っていない、価値なんて見つけられないとむなしく思います。夜眠れなくて天井を見ているときに考えてしまって、いつも涙がだらだらと流れています。アンナさんはこういう気持ちになることはありますか。なることがある場合、どうやって抜け出していますか。
次ページ>>アンナさんの答えは……?あ、なるほど、言われてみればその通り!
アンナさんの答え/「終わり」を意識しすぎないで。親子関係も、この体での生活も、ずっと続いていくことだから
私はまだ閉経を迎えておらず、更年期症状も出ていません。頭が痛いなどの症状はあるんですが。そして周囲を見てみると、趣味に没頭してる人は楽しそうにやっています。ありきたりな答えですが、まず意識的に趣味、楽しみを探すことから始めてみてはと思います。
私、あまり女でいたいって気持ちがないんですね。モテたい、デートしたいという気持ちがまったくなくて、そういう方面は正直パサパサ、枯れてます(笑)。でも、それでいい。それよりも、自分で鏡を見てメイクを楽しんで、ここをこうしたらもっとかわいいじゃん!なんてことが楽しい。男の人をそもそも必要としてない人生なのですね。
育児が終わったように思えるかもしれませんが、これからもずっと一生親役は終わりません。大きくなったって子どもはずっと子どもなんだもん、成人したからハイさようならというわけではありません。女の子だと結婚する日が一つの区切りでしょうが、私みたいに結婚してすぐ離婚になることもあるかもしれず、私もまだまだ親業が続くなって思っています。
だから、閉経にしろ育児にしろ、「終わった……」って思う必要がないのだと思います。人生、死ぬ瞬間まであらゆることに終わりはありません。自分でわざわざ終わらせていく必要がないのだと思います。終わらなくていいの、ホルモンだって女性としてのこだわりがあるならサプリもあるし薬も注射もあるから、そういうものを利用して合理的に維持すればいい。
でもね、閉経したときの寂しさは私のママ、クラウディアさんも口にしていました。私はまだその域に達していませんが、もしかして閉経したらそのときに「あの相談はこういうことだったか!」と感じるのかもしれません。
育児でも、娘がはじめて私の元を離れて海外に旅立った3年前はすごく寂しくて、帰りの飛行機でずっと泣いていました。なのですが、その区切りの瞬間から別の関わり方が始まりました。親子は一生関わることになるから、終わりは死ぬまできません。どうか、「終わり」を過剰に捉えないで、すべては連続だと考えて!
≪OTONA SALONE編集長 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫
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