1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

更年期世代は「目の見えにくさ」放置は厳禁! 40歳以上の5%が目の病気を抱えている!!

OTONA SALONE / 2023年9月29日 21時0分

更年期にさしかかり、目の見えにくさや疲れ目の症状を感じている人も多いのでは。更年期は疲れやすくなるうえ、人によっては老眼が始まる時期でもあります。
しかし、見えにくさを「年齢のせい」と片づけてしまうのはちょっと危険。

そう話すのは、漢方製剤の研究開発を手掛けている碇純子さんです。
今回は「更年期の目の見えにくさ」の正体と、正しい対処法を教えていただきます!

 Q.40代に入って目が見えにくくなりました。加齢によるものでしょうか?

イラスト/lely

【 A 】

加齢だけが原因ではありませんよ。40代以降、目の見えにくさの原因としては「ドライアイ」「白内障」「緑内障」が主なものです。

 

ドライアイ
涙の量が減少し、目が乾燥する状態です。
とくに更年期にはホルモンバランスの変化で起こりやすいですね。

白内障
眼の水晶体が白く濁る病気で、視界がかすむことがあります。

緑内障
緑内障はとくに注意が必要です。

 

40歳以上の20人に1人が患っているとも言われています。眼圧が高くなることで視神経が傷つき、最悪の場合、失明につながる目の病気です。初期段階では症状が出にくいため、定期的な検査が重要です。

 

 

Q.症状が軽いうちは様子を見てもいいでしょうか?

イラスト/lely

 

【 A 】

症状が軽いからといって放置するのは危険です。前述しましたが、とくに緑内障のような病気は、最悪の場合失明につながる可能性があります。

白内障も同様に、早期発見と早期治療が重要です。
症状が軽いと感じても、それが更年期障害によるものなのか、あるいは他の重病のサインなのかを早期に確認する必要があります。
自己判断はせず、眼科医の診断を受けることや定期的に眼科検診を受けることをおすすめします。

 

続きの【後編】を読む
目の見えにくさへのセルフケアを教えて!

 

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師

碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学) 神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

 

≪薬剤師 碇純子さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください