【後編】滝汗が秋になっても止まらない！発汗×冷えに苦しむ50代女性のからだ

「急に滝のように汗がでる」「下半身は冷えるのに、顔はのぼせて汗が止まらない」などの悩みはありませんか？

日本の女性は平均で50歳頃に閉経を迎え、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。

この時期は、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。

更年期女性のお悩みに「発汗・多汗」があります。今回は、更年期の汗の悩みの改善法について「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに教えてもらいました。

 

▶この記事の【前編】を読む
滝汗は気温のせいではない？更年期の ホットフラッシュのメカニズムについて

 

 更年期の汗の悩みには「桂枝茯苓丸」を試してみて

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上半身はのぼせて汗がひどいけれど、下半身は冷えるという更年期女性のお悩みには、桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）という漢方薬がおすすめです。

血行をよくするはたらきのある桂枝茯苓丸は、「のぼせて足冷え」する更年期障害などにも効果が認められており、婦人科などで処方されています。

桂枝茯苓丸は、以下のような症状のある方に適しています。

• 肩こり
• めまい
• 月経痛
• 月経不順
• 頭重（頭が重い・頭が締め付けられるような症状）

桂枝茯苓丸は、更年期の発汗や冷えなどの原因を根本から改善し、不調が生じにくいからだづくりにアプローチすることもできます。

 

 

 漢方を選ぶときは専門家に相談するのがベスト

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漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。

うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家の力を借りるのがおすすめです。

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で、個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方（オンライン個別相談）」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。

相談もスマホで完結するので、対面では相談しにくい悩みも気軽に話せます。

 

 

更年期の発汗・多汗の悩みから抜け出そう

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「汗が止まらない」という悩みは、更年期が原因かもしれません。

ひとりで我慢せずに専門家に相談してみませんか？

漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、毎日を笑顔で過ごしていきましょう。

 

＜この記事を書いた人＞

あんしん漢方薬剤師　

清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

 

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