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お箸はテーブルの上で割る?下で割る? 育ちがいい人が無意識にしている「さとられないマナー」

OTONA SALONE / 2023年10月15日 11時15分

マナーは「守ってください!」と声を荒げるものでもなく、善意の押しつけであってもいけません。まわりに対する思いやりが自然と身についている人が素敵なのです。今回は、そのようにさりげない「さとられない会食におけるマナー」のいくつかを(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生にお聞きしました。

 

【 気品を身につけるシンプルな教え#80さとられないマナー編 】

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相手の見えないところで、割りばしを割るのはなぜ?

割りばしを割る際は、テーブルの上でなく下で行います。自分の身体とテーブルとの間で割りばしを上下にして割ると良いでしょう。

なぜならテーブルの上で割りばしを扱うと、器やグラスを倒す危険性があることと、割りばしを縦にして左右に開こうとした時に、ふと手が滑ってお隣の方にぶつかる可能性があるからです。

 

 

誰も見ていないところでも自然にできる「気づかいの習慣」は人の心に残る

あなたが割りばしをテーブルの下で割ったからといって、気がつく人は少ないかもしれません。しかし、だれも見ていないところでも自然にできる「気づかいの習慣」が、意外なところで、人の心に残るのです。

 

 

割りばしをこすってささくれを取り除く、こんなレディはいません

気持ちよく会食をするためにもお隣や周りの方への心遣いも忘れないようにしましょう。また、割りばしを割った後に箸先にささくれのようなものがある時にも、お箸をこするようにするのではなく、テーブルの下でさりげなくささくれ立っているところを取り除くようにしましょう。

 

 

おしぼりで手を拭いたら、使用した面をさりげなく折り畳んで

shutterstock.com

おしぼりは本来は手を拭くものです。手を拭いた後におしぼりが汚れてしまうこともありますので、使用した面を中にして折り畳むと良いでしょう。衛生面としての配慮のほか、周りの方が不快に思われないように…との心遣いになります。

 

 

まさかやってませんよね? 顔や腕、濡れたテーブルを拭くなどは厳禁

また、おしぼりは手を拭くものですから、顔や首、腕を拭くことやテーブルの濡れたところを拭くようなことは避けましょう。テーブルが気になる場合は、お店の方を呼んでテーブルを拭いていただくか、布巾をお借りしてそれで拭くようにしましょう。

 

おしぼりで口を拭いて口紅がおしぼりについてもかまいませんか?

先述の通り、おしぼりは手を拭くものですので、口を拭くことは避けたほうがよいでしょう。

また、おしぼりに口紅がついていることを想像していただくと、おわかりになると思いますが、口紅のついたおしぼりは周りの方の目に触れることになり、不快に思う方もいることを覚えておきましょう。

口を拭くのであれば、ご自身のハンカチを出して口元を拭くことの方がスマートな振舞いとなります。

 

つづきの【後編】はこちら

同じテーブルの方が間違ってあなたのグラスやパンを口にしてしまった場合にどうすればいいか? カトラリーやナプキンを落としたときのスマートな対応は?……などについて解説します。

 

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

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