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【関節痛・こわばり】更年期だから、と放置しちゃいけないコワい理由

OTONA SALONE / 2023年11月3日 21時0分

40~50代になると手指やひざなどの関節が痛むことが増えます。

関節痛も更年期症状のひとつに含まれますが「年のせい」「更年期だから」と高を括るのはNG!

そう話すのは、漢方製剤の研究開発を手掛けている碇純子さんです。

今回は、更年期と間違えやすい「関節の病気」について詳しく教えていただきます!

 

【Q 】更年期に関節が痛むのはなぜですか?

イラスト/lely

【 A 】
更年期の関節の痛み、つらいですよね。

日本の女性は平均は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれてきましたが、昨今の研究では平均値は52歳だとされています。閉経前後の5年間が更年期と定義されます。この時期には女性ホルモンの分泌が不安定になることでさまざまな不調が生じます。

関節痛も更年期の不調のひとつです。

女性ホルモンの役割のひとつに、関節の炎症や痛みを抑える作用があります。そのため、女性ホルモンの分泌が低下すると、手指や肩、ひざなどの関節の痛みが引かないといった不調が出るのです。
更年期世代の女性の約半数が関節痛に悩んでいるといわれています。

しかし、関節痛の原因は女性ホルモンではないこともあるので注意が必要です。

 

 

【 Q 】更年期以外にどんな原因が考えられますか?

イラスト/lely

【 A 】
関節痛は、更年期以外が原因になっている場合もあります。

その一例が「関節リウマチ」や「膠原病(こうげんびょう)」です。

このふたつの病気は、発症年齢が30~50歳と更年期と被っているため、更年期症状と誤解されてしまう場合もあります。

関節リウマチは、免疫の異常により関節の周囲の「滑膜(かつまく)」が炎症を起こし、悪化して骨や軟骨が破壊されていく病気です。
主な症状は関節の痛みや腫れのほかに、微熱や倦怠感などがあります。

膠原病は、遺伝子的な要因と、ウイルス、紫外線といった環境などが影響して発症する病気です。
関節の痛みのほかに、手指のしびれ、爪の変形、発熱、湿疹などがみられ、脱毛や口内炎などが起こる場合もあります。

 

>>【 Q 】 関節痛の原因を見極めるにはどうすればいい?

【 Q 】関節痛の原因を見極めるにはどうしたらいいですか?

ACPhoto

【 A 】
先述のように関節痛には更年期由来のものと、それ以外のものがあります。

しかし、自覚症状だけで自己判断するのは危険です。必ず医療機関を受診し、診断してもらいましょう。
最初はまず婦人科や内科などに行けば大丈夫です。必要に応じて膠原病内科やリウマチ科、整形外科などで診てもらいましょう。

医療機関では、診察や問診などのあと、レントゲンを用いた骨の異常チェック、採血検査、関節エコーを用いた腫れや炎症のチェックといった流れになります。

血液検査などがあるため、結果説明まで1週間ほどかかるのが一般的です。

 

つづきの【後編】はこちら
更年期からくる関節痛への対処法などについてお伺いします。

 

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)

神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

 

≪薬剤師 碇純子さんの他の記事をチェック!≫

 

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