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子どもの「つらい」反抗期に親はどう向き合う? 「無視したっていいんです、でも大切なのは」

OTONA SALONE / 2023年11月5日 20時31分

梅宮アンナさんに40代50代働く読者のみなさんから寄せられたお悩みを相談します。今回の相談は「娘の反抗期の対応」についての悩み。

 

前編に続く後編です。

親と子の思いの量はかなり違う。子どもは親のことなんて全然心配していない

反抗期も、いつか終わると思って耐えるしかないのでしょうね。それが親のつらさですよ。親ってつらいよね、その言葉に尽きると思います。一つ言えるのは、あなたが何かを間違えたから子どもがそうなったというわけでは絶対にないということです。また、周囲と比較するのも正しくない。かまうと嫌がるから基本は放っておき、こちらから過剰に心配はしないほうがいい。

 

子どもって勝手だから、親が子どもを心配しても、子どもは親のことなんて全然心配していません。うっとうしいな、大丈夫だってと絶対言います。悲しいことに、親が思うほど子どもは親が必要とは思っていない。そもそも13歳ごろ、親が死んじゃうなんて考えたことはなかったですよね。私も子どもを産んではじめて、自分が親にしたことはこういうことなんだなとわかるようになりました。本当に親が繰り返し私に言ったことは正しかったし、うるさがられても「親は心配している」と言葉として伝え続ける必要があるなと思います。

 

次ページ>>>「どうしてもいうことを聞かない子ども」アンナさんならどうする?

育児を反省しなくていいし、比較する必要もありません。これは親の試練だから。でも、ものを投げることは「ダメなものはダメ」として怒らないとなりません。親の威厳を保つ努力は必要です。簡単に言えば、子どもはナメてるんですよ。でも、そこで親も投げ返すのはダメ、言い続けるしかない。私だったら「ふざけんな」と言いますね。

 

それでも聞かなかったら無視です。手を上げたりすると余計に反抗するから、無視がいちばんです。子どもは親がいないと生活できない年齢ですから、最終的には頼ってきます。

 

次ページ>>>でも、無視はしても「やっておかねばならないこと」もある

「無視はするけれど、関心を放棄したわけではない」と態度で示す重要性

とはいえ、大切なのは、朝ご飯も食べないかもしれないけど作って置いておくこと。のちのち、あのとき私はああいう態度だったけれども、お母さんはご飯作ってくれてたんだよね、ということに必ずなります。ここでご飯を作るのが愛情の示しどころで、示さないと負けです。ことの本質は勝ち負けじゃないのですが、でもやることはやっておいたほうがいいです。子どもは絶対に覚えています。素直になれないだけですから、見捨てちゃダメなんですよ。何を言われても、どんなことを言われても、親であることをあきらめないことです。

 

最近はママが家出するケースもあるそうですが、1日2日息抜きするのはありだけれど、長期になるともう別居になってしまうし、子どもは勝手だから「ママがそんなことをしたから私がダメになった」なんてあとから絶対言います。お母さんがいないとどんなに大変かわかってもらえるギリギリのところで止めてください。

 

次ページ>>>親が「これだけは絶対、何があっても教えなければならないこと」とは

女の子はとにかく気難しい。男児には単純さに隠れた難しさがあり、女児ならば女同士のぶつかり合いがあります。でも、ママが私をかわいがってくれたという記憶が脳内のどこかにあればOK。あ、でも、日ごろから言葉づかいに気をつけることだけは最重要で教えこんでくださいね。たとえば4文字ワードを英語圏でうっかり口にしてしまうと、退学や逮捕、悪くすると撃たれるなど、とんでもない結果につながります。そういう社会のことわりは教育が必要です。でも、それ以外はいつか必ず終わります、大丈夫です。

 

つづき>>>13歳の娘がものを投げたり暴言を吐いたり。反抗期とどう付き合っていけばいいのかがわからず悩みます

 

 

≪OTONA SALONE編集長 井一美穂さんの他の記事をチェック!≫

 

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