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「あんたにあげるからね」と、みんなに同じことを言っていませんか?相続で揉めないコツとは【樋口恵子 老いの地平線】#4

OTONA SALONE / 2023年11月18日 12時31分

親が年をとってきた。自分自信の老後も不安……と悩むことはありませんか?

「悲観することはありません」と語ってくださるのは、今年91歳の樋口恵子さん。

樋口さんに言わせれば、60代なんてまだまだ若い。70代は老いの働き盛り!90代になっても一つひとつが発見の日々なのです。

今回は、どんな世代にも読んでいただきたい話題の新刊『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』から、樋口さんからの痛快なメッセージを抜粋してご紹介します。

老年よ財布を抱け

人生後半期の最大の山場は介護と相続です。あちこちの家庭でドンパチ起これば、しんねりむっつりのにらみ合いもする。親戚一同を巻き込んだ大混乱社会がやってくるでしょう。

 

介護に関してキーパーソンとなるのは嫁。嫁が親の介護にお金を出す覚悟をしていれば、7割くらいまで解決できるでしょう。逆に口だけ出してお金を出さない嫁の場合は、最悪の結末が待っているかもしれません。

親の介護となれば、「きょうだいが大勢いるほうが、皆で話し合いながらできるから頼もしい」と思う人もいれば、「余計な雑音が入らないからひとりのほうがラク」と思う人もいるでしょう。

どちらが正解ということはありませんが、そうした条件は自分がつくり変えるわけにもいきません。その条件下で、自分にできることをやるしかないのです。

相続に関しても考え方は人それぞれでしょう。生前の財産管理については、私は今でも自分でやっております。

自分のプチ財産は最後の最後まで自分で管理したい。数百万円くらいのお金は自分で自由に出し入れできるようにしておくほうが、心が広くいられるように思います。

「青年よ大志を抱け」
「中年よ妻子を抱け」
「老年よ財布を抱け」

これが私のスローガンです。

 

相続で子ども同士がもめることがあるならば、いちばん悪いのは親です。「あんたにあげるからね」と、みんなに同じことを言ってはいけません。

ダイヤの指輪をみんなに「あげる」と言いながら、指輪は1個しかないのでは? 言われたほうは当てにして、「私のものだ!」と大げんかになるわけです。

心当たりのある方は、その指輪を直ちに売って、小さい指輪を相続人数分買い直してくださいませ。

 

私の場合は家族が独身の娘ひとりだけですから、まあ寂しいものです。寂しいけれど、寂しいということは面倒がないということ。相続人がひとりじゃけんかのしようもありませんから。

 

<<前の話:こんな補聴器は選んだらダメです!お金のかかる老後に賢く買い物するには

 

※この記事は『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』樋口恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

 

 

 

 

≪主婦の友社 OTONA SALONE編集部さんの他の記事をチェック!≫

 

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