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52歳、何年も続く体中のこわばり。日を追うごとに増す痛み!なんとか緩和する方法はないの!?【100人の更年期#98】後編

OTONA SALONE / 2023年11月26日 21時31分

オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。

ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです。

前編『49歳のある朝、目覚めたら指が動かない!ばね指でもリウマチでもないなら更年期?』に続く後編です。

▶▶【前編】を読む

【100人の更年期#98】後編

 

シホリさん 52歳
研究職。娘が独立し現在は夫と二人暮らし。乳がんの手術をした49歳の年から更年期と思われる症状が出始める

動悸が怖くて外出すらままならない私を救ったのは…

動悸がひどく外出もままならなくなって仕事を辞めた私は、婦人科で更年期の診察を受けることにしました。

 

検査の結果、ホルモン値が低いことが分かりましたが、乳がんの経験がある場合はHRT(ホルモン補充療法)ができない*そうなので、漢方薬を処方してもらいました。漢方薬を飲み始めて4カ月くらい経ったころでしょうか。気が付けば動悸を感じる頻度が減っていました。たまに感じても、以前のように電車に乗り続けられないほどではなくなりました。動悸で苦しんだり人に迷惑をかけたりする心配が減ったことで、気持ちがかなり前向きになり、以前のように外へ出掛けたい気持ちになっていきました。

*見解は諸説あります

 

 

動悸の症状は減ったのに、指のこわばりは日増しにひどくなっていく

漢方薬のおかげで前ほど動悸が怖くなくなった私は、また仕事を始めました。最初は友達が経営する幼児~小学生向けの学習教室でのアルバイトから始めて、体が慣れてきたところで研究職に戻りました。

 

ただ、軽度になった動悸とは反対に、指のこわばりと痛みは日増しにひどくなりました。朝、目が覚めた瞬間から痛みを感じるため、30分くらいかけて指をゆっくりと動かしながら徐々に痛みを和らげないといけません。2~3時間経ってやっと、なんとか生活できる程度まで動くようになります。幸い、仕事は指を繊細に動かす作業が少ないので辞めずに働いていますが、たぶんパソコンのキーボード操作をする仕事だったら続けられなかったと思います。

 

 

今も続く体中の痛み。残された治療方法に願いを託す

shutterstock.com

そのうち、指だけでなく膝、肩、足首など、体中の関節に痛みを感じるようになりました。それぞれの部位の奥のほうがズキズキと疼く、なんともいえない鈍痛です。指と肩の痛みだけならなんとか動けますが、膝や足首が痛むと歩くこともできません。特に、方向転換や横断歩道を急いで渡るときに痛むので、午前中だけ杖をついて歩くようになりました。やはりこれはリウマチじゃないかと思って再び検査をしましたが、レントゲンや血液検査の結果、リウマチの診断はつきませんでした。

 

関節痛だけは、52歳になったいまもずっと続いています。それどころか、だんだん痛みが強くなってきました。更年期の症状だとすると、いつまで続くか分からないので辛いです。

 

HRTができず治療方法がなかった日々でしたが、最近、婦人科の先生に更年期の症状を緩和させるプラセンタ療法を勧められました。プラセンタの注射を打つ治療法です。副作用のリスクや献血ができなくなるデメリットがあるため、治療するかどうかは慎重に考えてほしいと言われましたが、何か一つでも治療の道が見つかっただけで希望が持てます。いまのところ、プラセンタ療法を試してみようと思っています。

*治療方針や治療法は体験談に基づき構成しています

 

 

【100人の更年期】

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≪ライター・薬機法管理者 力武亜矢さんの他の記事をチェック!≫

 

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