#58残念すぎる!? 40代独女のデートの会話とは【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2017年9月13日 17時0分
婚活を始めて約1年となるOTONA SALONE編集長アサミ。婚活パーティに敗れ、モトカレとの復活もあきらめ、たどり着いたのは「知人の紹介」という出会いだった。数少ない伝手として頼ったのは仕事関係の知人Y氏。
知人Y氏と、彼の友人であるベンゴシさんと3人で会うことになった。弁護士という肩書き 濃厚な顔 厳格な雰囲気 無口 低音ボイスという5つのファクターに緊張しまくっていたが、酒量がすすむうちに……。これは40代独女のリアル婚活ドキュメントである。
好きなタイプすら言えない残念独女
知人Y氏とベンゴシさんとの紹介の席は最初こそ緊張していたが、時間と酒量が進むにつれて、様子のおかしな展開になっていった。そのきっかけは……好きな男性のタイプの話からだ。
知人Y氏「こういう人がタイプっていうのはあるの?」
アサミ「うーん、それが自分でも正直よくわからないんです。そもそも“ファン”とかそういうもの以外、自分から恋愛で好きになった人がまともにいないから」
せっかく恋バナ的な方向に持っていってくれたのに、好きな男性のタイプすらあげられない。実に残念な40代独女。しかし事実だから仕方ない。自分から好きになったことがないから、タイプもなにもわからないのだ。
付き合った2つの理由
中学・高校時代は「ファン」の男性はいたけれど、付き合いたいとか思ったことは一度もない。友達と一緒に遠くからキャーキャー言うのが楽しかっただけ。むしろ、キャーキャー言うためにファンになる男性を“とりあえず作った”と言っても過言じゃない。
大学生以降は「恋人」と言える男性がいたときもあったけれど、すべて相手から言われたからだ。彼らがタイプだったかと言われると、正直わからない。よく考えるとタイプはバラバラ。付き合うことにしたのは「好意を示してくれた」「イヤじゃなかったから」。その2点に尽きる。
能動的に恋愛ができない
好きなタイプがわからないから、45年生きていても能動的に恋愛感情をいだけないのだ。非恋愛体質というか、恋愛劣等生というか……。もし学校で「恋愛」という科目があったら、確実に落ちこぼれだっただろう。
とはいっても、人を好きにならないわけではなく、相手に好意を示されると自分も好きになっていく。心理学で言うところの「好意の返報性」が働くため、付き合ってからは恋愛をしていた(と思いたい)。そして一度、大切だと思ったものは、よほどのことがない限り嫌いにはならない。自分自身は継続性があるほうだ(と思う)。
けれど、過去の恋愛においては相手に継続する意思がなくなったため、別れるに至った。平たく言えばフラれ続けているわけだ。
余計なひとことが引き金に
でもまぁ、好きなタイプは特にないという話でやめておけばよかった。けれど、酒量が進んだためなのか、知人Y氏という旧知の男性もいたことで気がゆるんだのか、余計なひとことを発してしまった。
「NGな男性のタイプならあります。体毛とにおいがダメなんです」と、男性を目の前にして自分のことは棚にあげ、いけしゃーしゃーと40代独女はのたまった。
このアホ話に、なぜか知人Y氏とベンゴシさんが異常な反応を示した。2人とも腕がツルツルだの、脚もツルツルだの……。さらにエスカレートしておしりがツルツル、胸がツルツルと、体毛が少ない&美肌自慢へと展開していった。
婚活における「紹介」の席なのに、恋バナどころの話じゃない方向へ……。
40代独女はそういう趣味?
男性2人の脱線ぶりに乗じて、私のトークもさらにアホが加速する。
アサミ「お二人ともツルツルだしお肌もキレイだと思いますけど、個人的には男性のカラダってあんまり見たくないっていうか興味ないんです」
知人Y氏「女性のカラダのほうが興味あるんですか?」
アサミ「女性のカラダのほうが造形美としてキレイじゃありません? 曲線美があるし、やわらかそうだし」
ベンゴシ「そういう趣味なんですか?」
アサミ「あ、レズビアンとかそういうんじゃないですよ! 前にレズビアンナイトに遊びに行ったことはありますけど、それは違うと思いました」
知人Y氏「試したの?」
アサミ「試してないです! そういう気持ちじゃないんです。ただ、80年代から女子アイドル好きで。かわいくてキレイな女子を見るのが好きなだけです。あ、好きな女性のタイプはハッキリ言えますよ!」
ここはオヤジ3人の飲み会?
知人Y氏「どういう女子がタイプなわけ?」
アサミ「目がパッチリしてて、色が白くて、髪が長いコ。体型はやわらかそうなムチ系か、逆に小柄な華奢系のどっちか」
ベンゴシ「最近のイチ押しは?」
アサミ「深田恭子さんの水着はよかったですね!」
知人Y氏「深キョン! あれはよかった!」
ベンゴシ「いいね、深キョン!」
アサミ「ですよね! 顔はお人形さんみたいに可愛いし、ボディは素晴らしいし」
知人Y氏「男ウケは抜群の体型ですよ」
ベンゴシ「あのボディバランスはいいね」
アサミ「ガリガリでもなく、最近流行の筋肉女子でもなく!女性らしい肉付きが素晴らしい」
知人Y氏「アサミさん、男心わかってるねぇ」
ベンゴシ「いい趣味だよ」
アサミ「やっぱり女子ボディのほうが好き!」
知人Y氏「アサミさん、完全に中身は男っていうか、オッサンですね」
ベンゴシ「この3人の会話、横で聞いたらオヤジの会話だよ」
そこから可愛い女の子についてのトークが延々と続いていった。知人Y氏がハマっているK-POP女子のダンス動画やら、グラビアアイドルの画像やら……。完全にオヤジトークで盛り上がる3人。
あれ、今日の本題はなんだったっけ……。
【婚活の席のはずが、オヤジの飲み会に!? ベンゴシさんと2人きりにすらならないまま…。続きはコチラ】
#58残念すぎる!? 40代独女のデートの会話とは【40代編集長の婚活記】( https://otonasalone.jp/38110/ )
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#57ハイスペック弁護士と婚活デートしてみたら【40代編集長の婚活記】( https://otonasalone.jp/37451/ )
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