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飲み会の幹事を頼まれたら、あなたは【うっかり失礼な振る舞い】をしない自信ある? ちょっとしたパーティーでやりがちな無礼な対応10選

OTONA SALONE / 2023年12月10日 11時15分

忘年会や送別会、打ち上げなど、自分がホストになって会社の仲間や友人たちをもてなす小さなパーティーを開催することがあります。親しい間柄だといえども、パーティーの席で何か失礼があっては残念です。主にホスト側のうっかり失礼になる振る舞いについて、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田先生にうかがいました。

 

【 気品を身につけるシンプルな教え#84ちょっとしたパーティー編 】

ちょっとしたパーティーであってもテーマを決めていますか?

テーマを決めておかないと、ゲストも参加する際のイメージが浮かびません。今のシーズンであれば、『クリスマスパーティー』や『慰労会』、『忘年会』など、会の目的を明確に。ゲストにテーマをお伝えすれば、当日の服装選びの参考になり、会全体の一体感も生まれやすくなります。より一層パーティーの雰囲気が盛り上がり、楽しめるでしょう。

さらに、ホスト側はテーマが決まればレストランの選択、ホームパーティーであれば料理の提供に工夫ができます。

 

 

ご案内や招待状の通知は1ヵ月前、遅くとも2週間前に!

小規模なパーティーや忘年会であっても、ホスト側はご案内状や招待状を作成し、開催の目的や日時、会場、費用、ドレスコードなどを記して伝えましょう。メールでもかまいませんが、必要に応じて、対面・口頭の両方で伝えておくと親切ですね。

開催の1ヵ月前に日程などの案内ができるように準備し、遅くとも2週間前には案内状やメールを出すようにしましょう。

 

 

参加者にはアレルギーの有無を事前に聞いていますか?

ホスト側は、出席者を把握しておくことがとても重要です。ちょっとしたパーティーであっても、メニューを決めるために食材アレルギー等の食べられないものについて必ず事前に確認しておきます。

できれば、ゲストの方の趣味や嗜好等についてもリサーチしておけば、苦手なものを用意することはありません。

特に海外の方が参加する場合には宗教上の理由による食べてはいけないものがあるので、宗教による食材のタブーと、生命に係わる食材のアレルギーについては、ホストとして細心の注意を払って準備をします。

 

 

実は、ホスト側は『会話』も準備しておきます

主催者として、当日までの体調を整えておくことは大切ですが、案外、準備で忘れがちなことに、『会話の内容』があります。ゲストの方々と、さまざまな方と会話を楽しむために、前日には、一人ひとりの顔を思い浮かべて「この方にはこの話をすれば喜ばれるかしら?」といった、会話を準備しておきます。

もし、ひとりでいるゲストを見つけたときは積極的に話しかけるといったように、全体を見てまわりの方に心配りも必要です。

パーティーは食事を楽しみ、会話を楽しむ場所であるということを忘れずに。

 

ただし、食事中にNGな話題も存在します。一般的に公共の場でNGとされる話題は3点あります。1.政治、2.宗教、3.スポーツです。他にも論争になるかもしれない話題は注意が必要です。そして自慢話やネガティブな話題、悪口、噂話、愚痴などもよくありません。

食事を楽しみ、会話を楽しむ基本を思い出してください。自分の自慢や人の悪口ではなく、相手の良いところを見つけて褒めるとよいです。良い言葉は会場内の雰囲気(空気)を良くします。

 

 

ゲストの服装がカジュアルだったりきちんとしていたりバラバラにならないように

まず、パーティーのホストはお招きする側としての服装はシンプルで上品であることが原則になるでしょう。カジュアルすぎたり、華美になりすぎたりしないように気をつけましょう。

レストランなど自宅以外の会場で行うバーティーの場合、足元はミュールやブーツでなく、パンプスを選びましょう。足元は意外とよく見られているので、ヒールが傷んでいないかなど、しっかりチェックしておくことも大切です。

アクセサリーはパールネックスレスなどが控えめ、かつエレガントです。

インパクトの強い指輪や、一目で高級ブランド品だとわかるような時計は、ホストとしてはふさわしくありません。どのような服装でどのようなアクセサリーを身につけるのか等の全てが、主催者のマナーであることはもちろん、他のゲストの方々への思いやりとなります。

 

 

小さなパーティーでもゲストはドレスコードがあったほうがいい

通常、ホスト側はパーティーの招待状やご案内の中にドレスコードを記載します。ドレスコードについては、お召し物のスタイルだけではなく、パーティーのテーマカラーを決めて、例えば「赤い物を身につける」というドレスコードもあります。

また出席者は、案内されたドレスコードを厳守しますが、もしドレスコードについてわからない場合には自分勝手に考えずに、主催者に確認をしましょう。

 

 

つづき▶【後編】では、パーティー会場で名刺を渡してもOK? ゲストから手土産をいただいたらどうしたらいい?…などについてお伺いします。__ ▶ ▶ ▶ ▶ ▶

 

≪エディター・ライター/(一社)日本プロトコール&マナーズ協会理事 高谷治美さんの他の記事をチェック!≫

 

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