1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

うっかりが過ぎる!子宮頸がん疑惑をすっかり忘れ去ってしまった理由とは【子宮頸がん日記#2】(後編)

OTONA SALONE / 2023年12月9日 22時31分

40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。前編に続く後編です。

<<前編「えっ信じられない!精密検査のため受診すると予想外の事実が発覚し、事態は思わぬ方向へ」を読む

【連載 子宮頸がん日記#2】後編

分娩場所がない!?「出産難民」にはなりたくない!

妊婦への指導が厳しすぎるS病院をなぜ私が選ぶのかというと……

  • 夫の実家から近い
  • NICUがあるので何かあった時に安心
  • お祝い膳や出産グッズが豪華
  • 設備のわりに費用が安い

というのが理由です。

 

長男の時は、出産という未知の体験におののき、最初はスパのようなサービスを謳い文句にした完全個室の産婦人科クリニックを検討していました。
しかし、家から遠い、費用が高額、NICUが無いのでもしものときに不安。という懸念があってS病院を選んだという経緯がありました。

そんなこんなで次男の出産も、やっぱりS病院で出産したい。
しかし、妊婦検診はインドネシアで行うことになる。しかももうすでに7週目に入ってしまっている。(長男のときは5週目で分娩予約しました)

 

こんな私がS病院で分娩予約ができるのか?もう満床と言われるのではないか?もし無理だったら?今から他の場所を探さなきゃいけない?出産難民?長男は誰が見る?インドネシアで産むしかない?

とりあえず、聞くだけ聞こうと、ダメもとで電話。

 

私:かくかくしかじかで、そちらで分娩をしたいのですが……
S病院:初診ですか?
私:いえ。1年前に長男をそちらで出産しています。
S病院:あぁそうなのね。妊娠中も産後も問題なかった?じゃあカルテはあるので大丈夫でしょう。里帰り出産っていうことになるわね。34週までには戻ってきてください。
私:えっ……(こんなあっさり……?)

 

あんなに妊婦に厳しいS病院が、まさかの余裕で受け入れという意外な展開に驚き、舞い上がり、またもや子宮頸がんのことなど忘れ去ります。

冷静に思い起こしてみると、S病院にかかる際には婦人科検診後の精密検査の件は伝えていないうえ、インドネシアの妊婦検診でも子宮頸がんの再検査など全くしなかったのです……。

それもこれも、25歳の私には子宮頸がんの知識がないどころか、危機管理能力すらなかったのです。果たして無事に次男を出産できるのか。子宮頸がん疑惑はどうなったのか。

【つづき】は12月16日(土)22時配信予定です!

 

≪執筆者・がんサバイバー・ヨガ指導者 Tomomiさんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください