なぜ彼氏と長続きしない?仕事も趣味も友人関係もバッチリな、彼女に欠けていた【人をみる力】とは
OTONA SALONE / 2023年12月14日 21時1分
25~44歳女性の就業率は上昇し続け、約8割が働く女性という現代。それに合わせて、女性の生涯未婚率も増加の一途を辿っています。 結婚をしたいけれど出会いがない、成婚に至らないということはなぜ起きるのか、働く女性は婚活にどのような悩みを抱えているのでしょうか。
アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーの伊藤友美さんのもとには、さまざまな悩みを抱える婚活女性が訪れます。
今回は、交際が長続きしない女性の「婚活ストーリー」の【後編】です。
※プライバシーに考慮して、事実関係の一部を変更しております。
完璧主義者のA子さん。交際相手の言動で気に入らないところがあるとすぐに別れを選んでばかりで結婚は先のことだと思っていたそう。しかし勤務先がなくなってしまい、急遽婚活をすることに! そこでも完璧主義ぶりが邪魔をして……。
働く女性の婚活百景 ♯4 後編
「親へのひっそり謝罪ワーク」で無口な父親への不満を解消
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アラフォー以上で婚活がうまく進まない女性には、「親との関係を見直してもらう」というのが私の婚活メソッドのひとつです。
A子さんにも両親のことをヒアリングしてみると、父親への複雑な思いがあることがわかりました。A子さんの父親もまた、言葉が少ないタイプ。兼業農家だったこともあり、毎日忙しく働いていて、家にいるときは疲れてぐったりしていることが多かったそうです。父親に甘やかしてもらったり、遊んでもらったりした記憶が、A子さんにはほとんどありません。
一方で、兄2人のあとに産まれた一人娘ということもあって、母娘の距離は近かったそうです。母親は、無口で無骨な夫へのグチをA子さんに聞いてもらっていました。A子さんが父親に対していい印象を持っていないのは、そのせいでもあるでしょう。
私は、A子さんに「親へのひっそり謝罪ワーク」を勧めました。1日に1回、心のなかで親に謝罪をするのです
(詳しいやりかたは、をご参照ください)。
父親を見下したり恨んだりしている女性は、多くの場合、周囲にいる男性を見下し、恨んでいます。そして、そんな自分に罪悪感や嫌悪感を抱いていることが多いのです。親に謝罪をすることで、そこから抜け出し、フラットな視点で父親や周りにいる男性を見ることができるようになります。
言葉は少ないけれど、おおらかで動じない彼に逆プロポーズ
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当初は、「謝ってほしいのはこっちのほうです」と渋っていたA子さんも、父親への謝罪を続けるうちに、心境が変わっていきました。
「よく考えたら、父は無口でサービス精神は足りなかったかもしれませんが、私たち家族が何不自由なく暮らせるように、一生懸命働いてくれました。親なら当然だと思っていましたけれど、あたりまえではないですよね。父なりの愛情だったと今ならわかります」
そんなA子さんの心に浮かんだのは、言葉少ない彼のことでした。
「彼は、父に似たタイプなのかもしれません。無口で、甘い言葉は言ってくれないけれど、私への気持ちは行動で示してくれています」
持ち前の行動力を発揮して、A子さんは自分から彼にプロポーズ。出会って3カ月後には入籍をしました。
あいかわらず無口ではあるものの、朗らかでおおらかな彼の人柄に、A子さんは救われることが多いそうです。
自分にはない彼の視点に救われることも
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完璧主義のA子さんは、新婚旅行先でも毎日完璧なスケジュールを立てて行動しようとしました。ところが、海外旅行でハプニングはつきものです。お目当ての店が臨時休業と知り、「今日は終わった」と絶望するA子さんを、彼が「大丈夫、似たような店を探して行ってみよう」と励ましてくれたのです。
「この人と結婚してよかった、と思いました」
現在は、1歳になる男の子を育てるA子さん夫妻。不測の事態に動じない夫は、子育てでも頼りになるパートナーです。
「夫が甘い言葉をくれないぶん、私が言葉にして彼に感謝を伝えるようにしています。あなたみたいな人と結婚できて幸せ!って」と話すA子さんは、「対応が遅い」と彼に不満を抱いていた頃とは別人のようです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回の配信もお楽しみに。
『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える
結局、理想を下げない女が選ばれる』
(伊藤友美 著 / フォレスト出版)
≪アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー 伊藤友美さんの他の記事をチェック!≫
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