「まさか、こんな場所で…」ベテラン銀行員だけが知っている、秘密の◯◯部屋とは?【エリート銀行員たちの不倫事情】前編
OTONA SALONE / 2024年1月13日 19時0分
ずっと好きだった相手と、身体を合わせてみたら何かが違った。
そんな経験はありませんか?メガバンクで働く凛さん(仮名・37歳)も、苦い経験をしたうちの一人。
今回はずっと片思いをしていた相手と、思いもよらない場所での行為に読んだ挙句、想定外の結末を迎えたエピソードをご紹介します。
「入行式で惚れた彼と再会。炎が再び燃え上がる」
入行式で惚れた彼と再会。炎が再び燃え上がる
東京外国語大学を出た凛さんは新卒でメガバンクに入り、二児の母となった今も丸の内本部で働いています。役員候補のエリートコースではないにせよ、まずまずのキャリアを歩んでいます。特に幸せでも不幸せもない、そんな日々を送っていました。
しかし、彼女には秘密がありました。入行式で見かけた、大和さん(仮名・37歳)のことがずっと好きだったのです。
「彼は新入行員代表として、挨拶のスピーチを壇上で行っていました。私は夫と結婚し、2人の子供が小学生に上がってもなお、彼に対しては淡い気持ちを抱き続けていたんです」
凛さんが彼と再会したのは、本部で行われた役付者研修でした。
「凛さん、久しぶり!と向こうから声をかけてくれたんです。まさか私のことを知っているなんて思ってもいなかったから、びっくりしました」
研修後の飲み会で、凛さんは幸運にも彼と隣の席になりました。
「彼は37歳になった今でも、とても格好良かったんです。学生時代はアイスホッケーの東京都代表をしていただけあって、肉体も完璧です。今でもトレーニングを言っているといっていました」
彼には子供が3人いて、アイスホッケーをやらせているのだそう。
「ホッケーって、習わせるの大変らしいです。試合はスケート場で、一般の人が使ってない時間帯に行います。だから試合の時間は朝6時から、あるいは夜の9時から」
広い練習場は東京都内にないから、彼は車を使っていつも子供を送っているとのこと。子煩悩な彼の話を聞きながら、凛さんは夫を思い出して、心の中でため息をついてしまいました。夫は家では動画ばかり観て、子育ては彼女に丸投げだったのです。
その後、彼とLINEを交換した凜さん。背景画像である家族写真を見て、おもわず目を見開きました。
「アスリートの彼の妻は?」
アスリートの彼の妻は?
「大和さんの奥さんは、ファッション雑誌のモデルでした」
凛さんは、この恋を終わらせようと決意しました。彼さんのような素敵な人には、華やかな女性がふさわしいのだと思い知ったからです。しかし帰宅後、彼からLINEが。そこには「凛さんって、東京外大を出てたよね?」と書かれていました。
「彼はドイツ出張に行くみたいでした。私はドイツに短期留学していたから、色々と教えて欲しかったみたいです。ちょっと迷いましたが、承諾しました」
彼が指定したのは、代官山の居酒屋でした。訪れてみると、予約されていたのはカウンター席。料理はとてもおいしく、和食とフレンチを合わせた創作料理でした。
「凛さんみたいな綺麗な人と個室に行くと怪しまれちゃうからな」とさらりと言う彼。(そんなこと言うなんて…。奥さんの方が私よりずっと綺麗なのに)と彼女の胸は痛みました。
あっという間に時間が過ぎ、終電が近くなってきました。しかし、2人とも別に代官山に家が近いわけではありません。
「どうしてこの場所を選んだの?」と聞くと、彼は返事の代わりに「少し歩かない?」と言いました。凛さんはうなずきました。終電まではまだ少し時間がありますし、どっちにしろ駅までは歩かなくてはなりません。
しかし彼が向かった先は、駅から反対方向でした。
辿り着いた先で、どうして彼がこの店を選んだのか、凛さんは知ることになります。
「この店を選んだ理由、それはなんと……」
店を選んだ理由、それは近くに……
そこはあるビンテージマンションでした。広くておしゃれで、西洋のアパルトマンのような、いかにも代官山らしい建物でした。彼は堂々とマンションの敷地内に入って行き、奥の中庭にたどり着きました。
昔の物件だからか、そんなにセキュリティが厳しくない様子です。
中庭はぼんやりとオレンジ色の明かりに照らされ、幻想的な雰囲気が漂っていました。中庭は非常階段につながっていて、ふたりはちょうど非常階段の真下まで来ました。おそらく住民から見えないであろう場所です。そこで、大和さんにキスをされました。
「まるで動物のように、荒々しいキスでした。相手を捕食するようなキスに、つい夢中になってしまいました」と凜さんは回想します。
「キスをしたのなんて何年ぶりだろう」と凛さんが言うと、彼は「俺もだよ」と息を弾ませながら応えました。「どうして?奥さんすごく綺麗じゃない」と言うと、彼は「実は離婚しようかって話してるんだよね」と言葉を濁します。
「教育方針が合わないんだよ。俺は子供にスポーツをやらせて、のびのび自由にさせてあげたい。でも奥さんは英才教育をさせてあげたいんだよな」
奥さんと不仲だと分かり、不謹慎だと知りつつも、凛さんは嬉しく思ってしまいました。
そして彼は服の上から、お尻に指を這わせてきました。
「外でするなんて、と思いましたが、彼の手つきがすごくいやらしくて、上手いんです。今までお尻は夫にしか触られたことなかったし、触られても『気持ち悪い』って思ってたんですけど、彼はまったく違いました」
無骨なスポーツマンの指が凛さんのショーツへも這い、静かにずらしていきます。そして彼はかがみ込んで、凛さんのそこを丁寧に舐めてくれました。
恍惚とした凜さんはすぐに達してしまい、次は何をするんだろう?とドキドキして待っていました。すると、意外にも彼はこう言ったのです。
▶後編はこちら:「まさか、こんな場所で……」ベテラン銀行員だけが知っている、秘密の部屋とは?【エリート銀行員たちの不倫事情】後編 」
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