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「まさか、こんな場所で…」ベテラン銀行員だけが知っている、秘密の部屋とは?【エリート銀行員たちの不倫事情】後編

OTONA SALONE / 2024年1月13日 19時1分

叶わないと思っていた恋が、思いがけないところで成就する時もあります。

メガバンクで働く凛さん(仮名・37歳)は、同期の大和さん(仮名・37歳 元アイスホッケー東京都代表)に、入行当時から淡い想いを抱いていました。彼と念願のデート、そして野外での前戯に身も心も溶かされた彼女が、更に思いもよらない場所で…。

衝撃の体験談の【後編】をご紹介します。

 

この記事の前編:「『まさか、こんな場所で……』ベテラン銀行員だけが知っている、秘密の部屋とは?【エリート銀行員たちの不倫事情】前編

 

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いよいよ迎える「本番」、そこで彼がかけた思いがけない言葉とは

大和さんの舌で達してしまった凜さんに向かって、彼が言いました。

「じゃあそろそろ帰ろうか。タクシー呼ぶよ」

 

「えっ、いいの?だって、あなたはまだ気持ち良くなってないじゃない」

「良いよ。凛さんが気持ちよくなってくれたから、俺はそれで満足なの」

彼はスマホのアプリを使ってタクシーを呼んでくれ、軽くキスをして2人は別れました。

「感動しました。夫はただ自分が気持ちよくなりたいだけの人だったから、こんな男性もいるんだって」

 

大和さんのものを、入れて欲しい…。

その思いは、凛さんの中でますます強くなっていきました。

 

「家に帰ってからも、子どもにも夫にも優しくできました。誰かに大切にされる経験って、大事ですよね」

凛さんはおしゃれに気を遣うようになり、まつげパーマに挑戦。そして美容院で人生初のハイライトを入れました。

「ママ似合ってるよ!と娘に言われて、ドキッとしました。夫は気づいてなかったみたいですけどね」

 

数日後、大和さんからデートのお誘いがありました。待ち合わせ場所は、彼の働く支店が入っている駅ビル。銀行の店舗は独立している店舗だけでなく、駅ビルや商業施設の中に入っている店舗も多いのです。大和さんの働く店も、その中の一つでした。

そしてついに、その日がやってきました。18時に駅ビルで待ち合わせをした二人。てっきり夜ご飯を食べるのかと思いきや、連れて行かれた場所を見て、凛さんは目を疑いました。

 

次ページ「銀行員の秘密の部屋。そこは……」

銀行員の秘密の部屋。そこは……

大和さんに連れて行かれた場所は、女子更衣室でした。

彼は「もう店の女性は全員帰ってる。ここに入ってくる人は、誰もいないんだよ」と言います。

女子更衣室へ入るには、その店で働いている行員のIDカード(通称:行員証)が必要です。確かに理論上では、女子更衣室に入る人間は誰もいないはずでした。

 

「昔の支店には、仮眠室がありました。日付が変わるまで働くのが当たり前だった時代の名残ですね。今でも古い支店には、布団があります。彼の働く支店も由緒ある支店でしたので、仮眠室があったようです。それが今は女子更衣室に変わっていたんですね」

女子更衣室には、丁寧にも布団が引いてありました。

やることは一つ。服を脱いだ彼のたくましい体を見て、凛さんは惚れぼれしました。

 

「あの時、気持ち良くさせてくれたから……」と凛さんが言いかけるのを遮って、彼が言いました。「俺が凛さんを気持ちよくさせてあげたいんだよ。いつも疲れてるだろうから、癒してあげたいんだ」。

 

そして彼の丁寧な愛撫に凛さんは身を委ねたのですが……彼が凛さんの秘部に指を這わせたときから、様子がおかしくなってきました。

 

次ページ「念願の彼との本番。しかし」

念願の彼との本番。しかし……

「彼が指を激しい勢いで動かしてきて、ものすごく痛いんです。でも雰囲気を壊しちゃいけないと思って、ひたすら我慢していました」

そしてようやく念願かなって、大和さんのものを受け入れた…と思いきや、実は彼にはもう一つ問題がありました。絶倫で、なかなかイかないのです。

 

「良くも悪くも、体力があるんです。動きも激しくて、痛いし。結局、大和さんはイかないまま終わっちゃいました。結局、男の人とするセックスって、最後は『早く終われ』って思うんですかね」

どちらともなく行為を終了させて、気まずい雰囲気の中で服を着ました。

 

「明日は朝早くに子供の行事があるから」と言い訳をして、凛さんは体と心の痛みを抱えて家に帰ったそうです。

凛さんは当時を振り返り、こう語ります。

「体を合わせなかったら、きれいな思い出で済んでいたのかもしれません。新入行員代表として壇上にあがる彼を眺めているくらいの距離間が、ちょうど良かったのかもしれないです」

彼女はそう言って、自虐的に笑いました。

好きな異性がいたとしても、ひょっとしたら「結ばれない方が幸せ」な場合もあるのかもしれません――

 

▶前編はこちら『まさか、こんな場所で……』ベテラン銀行員だけが知っている、秘密の部屋とは?【エリート銀行員たちの不倫事情】前編

 

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