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年末年始に太っちゃった人も!「りんごで痩せたい」ドクターおすすめのレシピとは?

OTONA SALONE / 2023年12月21日 15時1分

一般社団法人青森県りんご対策協議会が「 医者を遠ざけるりんごのパワー」について特別セミナーを開催。執筆活動やテレビ、ラジオ、講演会など幅広くご活躍されているスーパードクター3人から、医者を遠ざけるりんごパワーのお話を伺いました。3人ともりんごをこよなく愛しておられ、よく召し上がるレシピも教えてくださいました。

 

次ページ▶りんごを食べている人が「やせている理由」意外なコレだと判明しました!

りんごを食べている人にはヤセ菌「アッカーマンシア菌」が多い

最新調査結果よると、美容と健康に対し意識の高いヨガ・ピラティスの女性インストラクターの腸内環境は整っていることがわかりました。三大栄養素をバランスよくとっており、旬の時期には必ずりんごを食べていて、9割の方が毎日快便。また、6割が、ヤセ菌として注目されている「アッカーマンシア菌」を保有し、同じく肥満を予防する「ブラウティア菌」も多く保有していたそうです。

 

「さらに、最新のマウス実験での研究により、りんご由来のポリフェノールであるプロシアニジン類を摂取すると、腸内のデブ菌とヤセ菌の比率が改善し、ヤセ菌の『アッカーマンシア菌』が増加するという実験結果も発表されています。どんどんりんごの研究発表が出てきて、りんごの美容と健康効果に注目が集まっています」

 

りんごを食べることで腸のヤセ菌が増えたら嬉しいですね。

 

次ページ▶りんごで腸を整えた有名医師に「起きたこと」とは?これまた意外な

りんごで美も腸も心も整え「ウェルビーイング」な生活を

石原新菜先生 医師・イシハラクリニック副院長

最後は、漢方医学や自然療法、食事療法による診療を行なっている石原先生が、腸と心の健康の関係やりんごの美の栄養素についてお話しくださいました。

 

「腸の研究が進み、腸内細菌が脳の機能に関わっていることが様々な研究でわかってきています。うつ病や心のストレスは腸内細菌が関わっており、脳のストレスは腸内細菌に影響し、これを『脳腸相関』といいます。脳と腸は、自律神経系などを介して、お互いに深く影響しあっているのです。腸内環境が整うことで睡眠の質の向上やストレスの緩和につながることは一般的に知られるようになってきました」

 

今、話題になっているのは「ウェルビーイング」という考え方です。心、体、社会的なつながりの三つのバランスがとれている状態をいいます。

 

「幸せな気持ちでウェルビーイングな生活を送るためには、心とからだの健康を握る腸内環境を整えることが大切。腸内環境を良くするためには、食物繊維が豊富なりんごを食べることです。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌が増えることで腸のぜん動運動が促され、便通がよくなり、腸内環境が整います」

 

石原先生は、赤ちゃんの時から毎朝「りんごにんじんジュース」を飲まれており、現在は家族4人とチワワも一緒に毎朝飲まれているそう。

 

「そのためでしょうか、風邪を引いたことがほとんどなく、娘二人にもアレルギーやアトピー、喘息はありません。りんごは『ウェルビーング』な生活を送るのにとてもいい果物だと実感しています」

 

心身の健康のためにも、食事習慣にりんごを摂り入れたくなりますね。

 

次ページ▶日本人ならりんごを食べるほど得する「理由」、実はこれだった!

りんごは日本人の生活習慣にぴったりと寄り添ったフルーツなんですね

「身土不二(シンドフニ)」という言葉をご存知でしょうか? 住んでいる土地でとれた旬の食材を食べるのが健康にいいという考え方です。

 

日本は緯度が高く、寒い国の方に入り、そこでりんごが収穫されています。南方の果物を食べると体を冷やしてしまうことがあるので、日本に住んでいる私たちにはりんごがぴったりの果物なのです。

 

りんごの旬は10月から2月。空気が乾燥してきて、気温が下がり、風邪が流行る季節です。旬の長い日本のりんごをしっかり食べて、健康を維持して風邪の予防につなげましょう。

 

りんごには若々しさをキープする美の栄養素がたっぷり!

りんごは食物繊維だけではなく、美の栄養素がたっぷり入っています。

 

ビタミンCは、コラーゲンの産生に関与しているので肌のたるみ予防に。

 

抗酸化作用の強い「プロシアニジン」は老化防止につながり、若々しい肌やボディをキープしてくれます。

 

カリウムはむくみを改善。むくみの原因は塩分のナトリウムで水分ですが、カリウムは、体内に摂りこんだ余分な塩分を尿中に排泄してくれ、尿の出をよくしてくれます。塩分の多い食事をした後、翌日のむくみが気になるときは、カリウムの多いりんごを上手に摂りましょう。

 

りんごはどこででも買える食材ですが、美容成分が豊富で、腸内環境を整えてくれ、風邪予防など多くの効果があります。りんごを毎日食べることが、まさにウェルビーングな生活につながるのですね。

 

次ページ▶医師はりんごを「こうやって食べていた」知らなかったその食べ方!

スーパードクターおすすめ!健康効果UP りんごレシピ

 

■池谷先生考案「りんごと白菜のサラダ」

【材料】(1人分)
りんご…大1/2
白菜…3枚
ハム…2枚
ゆで卵…1個
スプラウト…少量
フレンチトドレッシング…(オリーブオイル 大3、酢 大1、砂糖 小1/4、塩 ひとつまみ、胡椒 少々)
※好みでマヨネーズ適量

【作り方】
1.ゆでたまごをつくる。
2.りんご半分を千切りにする。塩水に浸しておく。
3.白菜を茎の部分と葉の部分に切り分け、2~3cmの細い千切りにする。ゆで卵はフォークの背で細かく潰す。
4.ハムを4等分に切り千切りにする。
5.ドレッシングを作る。大きめのボールに水切りしたりんご、千切り白菜、ハムを入れ、ドレッシングを和えて混ぜる。 好みによりマヨネーズを適量足す。
6.和えた材料を器に入れ、細かくした卵をとスプラウトをトッピングに。
※ポイント:千切りを丁寧に細くするほど美味しくなります。

 

◾️小林先生考案「ホットケーキ ~りんごソテー添え~」

 

【材料】(3枚分)
卵…1個
ホットケーキミックス…1袋
牛乳…100ml
バター…大1
りんご…1個 ・
メープルシロップ

【作り方】
1.ホットケーキミックスに牛乳と卵を混ぜて焼き、両面ともに焼き色が付いたら皿に移す。
2.りんごを5mm幅の櫛切りにする。フライパンにバターをひいて、溶けたらりんごを並べて焼く。
3.焦げ目がついたら返して裏面も焼き、裏面にも焼き色が付いたら取り出し、ホットケーキの上にのせる。メープルシロップをかけ、お好みでシナモンをふりかける。
※罪悪感をなくす、腸活おやつです。

 

◾️石原先生考案「りんごにんじんジュース」

 

【材料】(1人分)
りんご…1個
にんじん…2本

【作り方】
1.りんごとにんじんを洗って、どちらも皮つきのままでざく切りに。
2.ジューサーにかける。お好みでレモン汁を加えて混ぜる。
※ミキサーを使用する場合は、水200ml以上を加えるとバランスが良くなります。

噛むように飲むのがポイントです。

 

りんごを愛する元気なスーパードクター3人を目指して、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」を実現させましょう!

 

 

ご協力/一般社団法人青森県りんご対策協議会
取材/葉山より子

 

 

≪美容・健康ライター、エディター 葉山より子さんの他の記事をチェック!≫

 

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