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楽しみにしていた同窓会で、まさかのトラブル。執拗なSNSで、恋愛トラブルに巻き込まれた39歳女性の後悔

OTONA SALONE / 2024年1月3日 20時15分

中学校、高校の同級生と久しぶりに再会する「同窓会」の出会いがきっかけで、恋愛がスタートするというケースも少なくありません。しかしその再会は、必ずしも良い縁に繋がるとは限らないようです……。

本記事では、同窓会での再会がきっかけで、男性との恋愛トラブルに発展した女性の赤裸々な体験談を紹介します。

 

中学校の同窓会で、イケメンの元彼と再会

東京都に住む美登里さん(仮名・38歳)は、大手企業に努める夫(42歳)、長女(12才)の3人家族。

Facebookで繋がる中学校の同級生から「年末に、〇〇中学(美登里さんが通っていた中学校)の同窓会があるけど、美登里も参加する?」と誘われ、参加することになったそうです。

同窓会は、ある年の12月28日に都内の大きなイベント会場で行われました。同窓会に参加すると、綺麗な服を身に纏った女性が、美登里さんに「久しぶり?全然変わってないね」と、声をかけてきました。美登里さんは、一瞬その女性が誰かわからず、思わず「誰ですか?」と声をかけたそうです。

するとその女性は「私、私!朱里だよ」と、美登里さんに自己紹介してきました。この朱里という女性は、美登里さんと同じクラスだったそうです。しかし、在学中は一度も話をしたことがなかったとのこと。なんでも朱里さんは、クラスの中でも「目立つグループ」のメンバーだったのに対し、美登里さんはやや大人しいグループにいたため、関わることはほぼなかったそうです。

「なんで、クラスで一度も話すことがなかった朱里が、こんなに慣れ慣れしいのだろう……」

そう思っていた矢先、会場の奥から高身長の男性が、美登里さんに向かって手を振ってきたそうです。美登里さんが彼の顔をマジマジと見ると、その男性は「美登里、久しぶり」と爽やかな笑顔で声をかけてきました。

彼の名は、斉藤和彦(仮名・38歳)。和彦は、美登里さんの元彼でした。

和彦は、当時クラスで「一番かっこいい」と評価されていた男性だったそうです。今はどこか生活に疲れ、やつれたような表情をしていた和彦でしたが、高身長ですらっとしたスタイルは健在のまま。顔立ちも、中学校の頃と同じように整っていて、カッコよさは健在だったそう。

美登里さんは思わず、和彦に向かって「久しぶり。元気だった?」と声をかけました。すると和彦は、ニコッと笑顔で美登里さんに微笑みかけたそうです。端正な顔立ちが緩んだ瞬間に、中学校の頃の甘酸っぱい記憶を思い出し、懐かしい気持ちで美登里さんは胸がいっぱいになったと語ります。

しかし、和彦の隣には、なぜかピッタリと朱里がくっついていたそうです。朱里は、美登里さんに向かって「彼ね、最近離婚したみたいなの」と、まさかのカミングアウト。

美登里さんは思わず、和彦に向かって「えっ、どうしたの?」と声をかけたそう。その時の和彦は、うつむき加減でみるみる落ち込むような表情を見せたとのこと。そんな和彦の姿を見るなり、美登里さんは「大丈夫だろうか……」と、心配に感じたそうです。

本来であれば、美登里さんは和彦の口から「本当のこと」を聞きたかったのだとか。しかし、和彦は終始俯いた表情で何も話そうとせず、隣にいた朱里が「和彦のこれまで」について、ベラベラと話を始めたのです……。

 

 

朱里が和彦について詳しいことに対し、違和感を覚えるように

朱里は、美登里さんに向かって「和彦ってね、本当に優しすぎて馬鹿なのよね。元奥さんの言いなりになって、なんでも言うことを聞いていたみたい。だから、外に男を作られちゃったみたいなの」と、一言。朱里は、和彦のことを話しつつも、和彦の体にべったりとくっついており、美登里さんは「なんで、朱里はこんなに馴れ馴れしいの?」と、妙な違和感を感じていました。

朱里が「和彦」について話す口調は、まるで自分の元彼のように馴れ馴れしかったと、美登里さんは語ります。そして、朱里が和彦の話をするたびに、和彦はみるみる暗い顔になっていくのを、美登里さんは見逃さなかったそうです。

流石に和彦が可哀想になり、美登里さんは朱里に向かって「今日は、楽しい同窓会だから……。あんまり、暗い話はしない方がいいよ」と声をかけることに。

すると、朱里は少しムッとした表情で「でも、あなただって元彼の今について知りたいでしょう?」と言い放ったのです。そんな朱里に対し、美登里さんは「私にはもう家族がいるし、和彦が今幸せなら別にそれでいいと思っているけど」と、言い返しました。

朱里は、そんな美登里さんに対して「だから、和彦は幸せじゃないって言っているでしょ?離婚したから、私が彼の代わりに報告してあげただけ!」と、吐き捨てるように言ってきたそうです。

すると朱里は、「フン」といった表情で、踵を返して向こうの方へ歩いていきました。美登里さんは和彦のことが心配になり、「大丈夫?」と、思わず声をかけたそうです。和彦は、美登里さんに「ありがとう。なんか、ごめんね」と返事をしました。

その後、美登里さんと和彦は昔の話で盛り上がり、連絡先を交換することになったそうです。しかし、連絡を交換している時に、向こうの方から朱里がキッと睨んでいるのを、美登里さんは見逃しませんでした。

 

 

同窓会後、朱里から執拗なメールが届くように

同窓会が終わってから、美登里さんは和彦と時折連絡のやり取りをするようになったそうです。ただ、美登里さんには既に家族がいるので、和彦と不倫をするつもりはありませんでした。ただ、離婚したばかりの和彦は、寂しいからか「今日は、仕事で疲れたよ。美登里は?」など、他愛ない内容のメールを何度も送ってきたそう。

なお、メールが届くようになったのは「和彦」だけではありませんでした。なんと、同窓会にいた朱里からも、何度かメールが届くようになったのです。

朱里からは「和彦から、連絡きた?彼は寂しがり屋だから、あなたにメールを送るかもしれないけど、対処しちゃダメよ」など、聞いてもいないのにさまざまなアドバイスを送ってきたそうです。なお、朱里とはLINE交換をしておらず、繋がっているのはInstagramのみ。朱里は、わざわざInstagramのDMで美登里さんにメッセージを送ってきたとのこと。

美登里さんは、和彦と朱里の板挟みに合い、だんだん面倒臭さを感じるように……。そもそも元彼の和彦からメールが来るのはまだしも、中学校の頃は一度も話をしたことのない「朱里」から連絡が来ることは、美登里さんにとってさっぱり意味がわかりませんでした。

美登里さんは、思い切って朱里に「和彦と不倫する気もないし、もう余計なお節介のようなメールを送らないでもらえませんか?」と連絡をすることに。すると、朱里から思いもよらないDMが届いたそうです。

 

つづき▶【後編】では、朱里からのDMに記されていた衝撃の内容。できれば聞きたくなかったその中身とは?__ ▶ ▶ ▶ ▶ ▶

 

 

≪恋愛コラムニスト兼占い師 みくまゆたんさんの他の記事をチェック!≫

 

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