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もしや異常出血!?事業が大成功して絶好調と思いきや、カラダに異変が【子宮頸がん日記#6】(前編)

OTONA SALONE / 2024年1月6日 22時30分

40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。子宮頸がんになるまでの経緯や治療法、その時々に思ったことや女性としての生き方などを包み隠さず綴ります。

【連載 子宮頸がん日記#6】前編

バリ島で年子兄弟の育児に追われる日々

当時、双子と間違われることもあった息子たち

次男を無事に出産し、バリ島での生活に戻ります。

長男と次男は1歳11か月差と年子のような兄弟。

次男誕生時、長男は2歳にもなっておらず、赤ちゃん2人を同時に育てるような毎日でした。

 

そんな中、新たな人生の転機が到来!

その頃、「roomIVY」という海外リゾートブランドを立ち上げていたのですが、カリフォルニアファッションブームの影響も相まって、想像を上回る販売数となっていました。

 

まさに嬉しい悲鳴! 毎日大量に届く注文とお問い合わせの対応に追われる日々。

当時の私は28歳。「30歳までにはなにかもっと形になることをしたい!」と、roomIVYのバリ島直営店舗のオープンを決めます。

 

毎日の顧客対応や実店舗のオープン準備、やんちゃざかりの男子2人の子育てに忙殺される日々だったので……自分自身の体調管理はもちろん、子宮頸がんの再検査のことなど、完全に頭から抜けきっていたのです。

(この連載を読んでくださっている方は「でしょうね。」と思っていることでしょう)

 

ちなみに、roomIVYは、バリ島の伝統的な刺繍と現代のスタイルを融合させた大人のリゾートにピッタリのアイテムを取り扱っています。興味のある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。

 

毎日充実!絶好調な日々!からの異常出血

今見ても、リア充感満載な自身のインスタグラム。笑

朝、子供達を幼稚園に送り出してから自分のお店に行き、大好きな洋服に囲まれながら、新作のデザインや写真撮影、来店したお客様の対応など、本当に充実した楽しい日々。

海までバイクで2分という好立地だったため、時間ができればサクッと海へ行くことだってできたのです。

 

お店はスミニャックというバリ島の中心地にあったので、友人達とランチに行くこともありました。

その日私は生理二日目。もともと出血量が多く、生理痛もあるものの、多い日用のタンポンと痛み止めを飲めば何とかなるタイプ。その日も新しいタンポンに変えてから、ランチに行きました。

 

1時間半ほどの軽いランチを終えて自分のお店に戻りトイレに行くと、なんと便器の中が真っ赤。

たった1時間半でこんなに血が……?と怪訝に思いながらも、もしかすると入れ方や角度が悪くて隙間ができていたのかもしれない、と再度新しいタンポンに交換します。

 

交換してから20分後。ふと椅子から立ち上がった瞬間、ドロッと嫌な感じがしました。

慌ててトイレに行くと、タンポンはずっしりと重くなり、それ以上吸収できない状態になっていたのです。これは、ただ事ではないと思い、お店をスタッフに託し、いったん自宅へ戻りました。

▶▶【後編へ】あまりの出血量に大きな不安と胸騒ぎが。それでも受診に至らなかった理由とは

 

【監修】新見正則医院 院長 新見正則先生

1985年 慶應義塾大学医学部卒業。98年 英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2008年より帝京大学医学部博士課程指導教授。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は乳がん患者に対するセカンドオピニオンを中心に、漢方、肥満、運動、更年期など女性の悩みに幅広く寄り添う自由診療のクリニックで診察を続ける。がん治療に於いては、明確な抗がんエビデンスを有する生薬、フアイアの普及も行う。

 

≪執筆者・がんサバイバー・ヨガ指導者 Tomomiさんの他の記事をチェック!≫

 

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