垂れた頬、たるんだあご周りが「別人級に引きあがる」ごくごく簡単な技術って?
OTONA SALONE / 2024年1月18日 19時1分
日本の「顔ヨガ」ブームを牽引した顔筋トレの第一人者、間々田佳子先生。2020年には、体と顔の軸を意識し、顔を左右バランスよく鍛える最強のメソッド「コアフェイストレーニング®」を発表。「整形級に顔が変わる!」と支持されているトレーニングをオトナサローネの公開取材イベントからご紹介します。
垂れた頬を引き上げるのは「頬のVトレ」
長かったマスク生活で、マスク内の顔を動かさなかったことも頬のたるみの原因です。話す時、頬を上げずに口だけで話している人は、頬が垂れ気味でのっぺりした顔になっていませんか? 頬をパンと引き上げるためには、口角からこめかみまで伸びている「大頬骨筋」を動かすことが大事。大頬骨筋を意識して頬を上げていきましょう。
① 上の歯を8本見せて、下の歯は見せずに、にっこり笑う。
② 歯と口角の間に隙間をつくる。
③ 人差し指を頬に当て、目を大きく開けて、頬を真上に持ち上げてキープ。
④ 親指を口角に当て、人差し指とで頬をはさみ、頬をぐーっと真上に持ち上げる。
⑤ 目をパッチリ開けて、顎を引いて、口を逆三角形にして、5秒。
⑥ 頬を上げたまま、手を外して下へ降ろす。
間々田先生は生徒さんから「笑顔を作るのってこんなに大変なんですか?」と聞かれるそうです。答えは「YES!」。大変に感じるのは、顔が運動不足だからです。大頬骨筋をしっかり意識して頬を持ち上げましょう。頬につや玉ができ、イキイキした若々しい笑顔が作れるようになります。理想の笑顔は「上の歯8本+口角の隙間」と覚えておいてください。
口周りのたるみと二重あごには「舌筋プッシュアップ」
「口輪筋」が衰えると口角が下がり、不機嫌そうな老けた口元になってしまいます。頬やあごまで顔全体が衰えるきっかけになるので、日常生活ではできるだけ口を締めましょう。また、あごからの下の「広頚筋」が衰えることでフェイスラインがゆるみ、二重あごになってしまいます。口周りからフェイスラインの衰えは、舌の筋肉「舌筋」と「広頚筋」を鍛えてケアします。
① 手をクロスして首元に置いて、頭頂部を上へぐーっと上げる。
② 舌全体を上あごにピタッとと押し付ける。
③ あごを引き、口を閉じる。
④ 舌全体を上あごに押し上げて、下あごに効いているのを感じながら、5秒
⑤ リラックス
舌筋はいつでもどこでも鍛えられます。間々田先生は掃除ををしながら、料理を作りながら、車に乗っている時などいつでも舌筋を鍛えています。舌筋を鍛えて、引き締まった口元から、無駄肉のないすっきりしたフェイスラインも手に入れましょう。
マリオネットラインには「あごリセット」
マリオネットラインは、口角から斜め下方向に延びる口元のシワ。腹話術の人形のようなシワがあると、ほうれい線よりも老け顔に見えるてしまいます。特に、笑う時、あごがイーと横へ広がるあご笑い人は、頬の筋肉を使っていないため、頬が垂れてマリオネットラインが刻まれてしまいます。あごが動かないよう手でロックして、頬をもち上げる「大頬骨筋」と口角を上げる「口角挙筋」を意識して鍛えてください。普段、顔を動かしていない人には難しいトレーニングになりますが、継続して行いましょう。
① 指であごを押さえる。
② 口角下とあごの緊張をゆらゆらと揺らして解く。
② あごの力が抜けたら、上の歯を8本見せる。
③ あごが動かないようにしっかり押さえ、頬だけを真上に上げていく。
④ 頬を10回上げる。
④ 手を外してリラックス。
長年の表情グセを変えるのはとても難しいことですが、「口角挙筋」と「大頬骨筋」の二つの筋肉だけを意識して頬を上げてください。頬の弾力がよみがえり、顔の印象も明るくなります。あごの余計な力が抜けて、顔を正しく動かせるようになると、口元の縦じわも薄くなり、口元が柔らかくなっていきます。
「コアフェイストレーニング」いかがでしたか? このトレーニングは、ただ顔に力を入れて動かすのではなく、力の入れどころと力の抜きどころを究めて、ミニマムに鍛えて顔を引き締めていきます。各トレーニングのポイントを意識して、毎日、コツコツ積み重ねていけば、バランスのいいメリハリ顔が待っています。周りの人に「何かいいことあった?」と聞かれるほど見た目印象も変わります。
つづき▶▶『不機嫌そうなたるみ顔が整形級に変わる「コアフェイストレーニング」理想の顔は自分で作りましょう!』
間々田佳子(ままだ よしこ)先生
表情筋研究家。 コアフェイストレーニング®考案者。 ままだよしこメソッド株式会社 代表取締役。自身のたるみ顔を改善したメソッドがメディアで話題となり、TVや雑誌、講演、イベントなどで大活躍。顔の学校「MYメソッドアカデミー」のレッスンも大人気。著書は15冊。近著に「伝わる顔の動かし方 コミュニケーションは見た目が9割」(光文社)。
公式サイトとLINEにてレッスンやイベントの情報を配信中。
撮影/鈴木江実子
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