「さかなとら」でも「うおとら」でもありません……「魚虎」の読み方、知っていますか？【漢字クイズ】

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「魚虎」です。

「魚虎」の読み方は？

「魚」「虎」とそれぞれ単体で意味を表す場合には「さかな」「とら」と読むことができます。ですが本記事でご紹介する「魚虎」が表しているのは、ある魚の名前です。

「魚虎」とはどのような魚なのでしょうか。公益財団法人日本漢字能力検定協会が運営する日本語・漢字検索サイト「漢字ペディア」では、このように解説されています。

体は卵形で、体表に長いとげが密生。危険が迫ると体をふくらませてとげを立てる。

どんな魚が思い浮かびましたか？

正解は……

「ハリセンボン」です。

 

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「針千本」とも書きます。こちらの方が馴染み深いのではないでしょうか。

上記ウェブサイトによると、「魚虎」の由来には頭がトラに似ているからという説や、とげで他の魚を害する恐ろしい魚だからという説があります。

 

「魚虎」は魚以外の名称も表す！？

本記事では「ハリセンボン」を正解として紹介しましたが、「魚虎」は魚以外の名称も表します。「魚虎」または「魚狗」と書いて、なんとカワセミ科の鳥「かわせみ」と読みます！

「かわせみ」の漢字表記は「翡翠」が一般的ですが、「かわせみ」は「翡翠」や「魚虎」「魚狗」のほか「水狗」「川蟬」とも書きます。

なお、「魚虎（かわせみ）」は漢名（中国での名称）からきています。

 

では、「虎魚」はなんと読む！？

「虎魚」はある魚の名前を表しています。もちろん「とらざかな」ではありません。

「虎魚」という漢字が当てられた由来には諸説あります。一次情報を見つけることはできませんでしたが、この魚の体色や形相から当てられたという説が多々見受けられました。

「虎魚」は背びれの棘（とげ）に毒をもつ種類が多いのが特徴です。

 

 

正解は……

 

「オコゼ」です。

 

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