1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

「たばごと」でも「けんげん」でもありません。「諫言」の読み方、知っていますか?【漢字クイズ】

OTONA SALONE / 2024年2月2日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「諫言」です。

「諫言」の読み方は?

「諫」には「束」によく似た漢字が含まれていますが、この漢字が表しているのは「束」ではありません。なので表題にある通り、「たばごと」と読むのは不正解。

また「諫」の異体字である「諌」を見ると「東」が含まれているのがわかりますが、「諫言」を「東」の音読みで「とうごと」と読むのも不正解です。

「諫」という漢字に馴染みがないと、やや難しく感じられるかもしれません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「かんげん」です。

_________________


_________________

【漢字解説】

「諫言」を辞書で引くと、このように説明されています。

① 目上の人の欠点や過失を指摘して忠告すること。諫(いさ)めること。また、その言葉。
② いましめること。きびしく注意すること。

出典:精選版 日本国語大辞典

 

また「いさめごと」とも読みます。「諫言(いさめごと)」と読む場合には「禁じたこと。禁じたことば。禁制」といった意味があります。

間違いやすい「諫める」「窘める」

「窘める」は「たしなめる」と読みます。「窘める」を辞書で引くと、このような説明があります。

1 よくない点に対して注意を与える。いましめる。
2 苦しめる。なやます。

出典:小学館 デジタル大辞泉

という意味があります。

 

一方、「諫める」は

1 主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言する。
2 いましめる。禁止する。

出典:小学館 デジタル大辞泉

を意味します。

 

ともに注意することを表す言葉ではありますが、注意しなければならないのは「諫める」という言葉遣いに「目上の人に対して」という立場の制約があることです。目上の人が目下の人に注意する際は「窘める」、目下から目上の人に対して注意する際は「諫める」です。

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください