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「こんな場所でするなんて…」不倫に溺れた勝ち組女性、その末路は【エリート銀行員たちの不倫事情】前編

OTONA SALONE / 2024年2月10日 19時0分

不倫の現場は、職場やホテルだけではありません。

例えば銀行は、保養所や接待施設など、いくつか施設を保有しています。
そこでも情事は行われるのです。

今回は銀行の接待施設を使って行われた不倫と、衝撃の展開をご紹介します。

 

メガバンク接待施設の裏側

メガバンクの都内の支店で働く、真帆さん(仮名・40歳)。彼女は同期の中でも一番に出世し、次長として法人営業課のメンバーを束ねていました。その真帆さんはこう言います。

「接待施設をあんなふうになんて、考えもしませんでした…本当にびっくりです」
メガバンクの接待施設は東京に複数存在し、そのうちのひとつは「四ツ谷の番長会館」。閑静な住宅街の中にひっそりと佇んでいます。

 

「まるで料亭のようにベテランの中居さんが取り仕切っており、食事の提供はもちろん、お酌もしてくれます。プライバシーが守られることもあり、銀行側が接待をするときには一般の店よりも好んで使われるんです」
会館で接待をして大きな取引を決めたい…そう真帆さんが野心を燃やしていた2月の寒い朝、事件は起こりました。

 

「接待に同席するはずだった取引担当者が、ドタキャンしたんです。インフルエンザでした」
支店長と話し合い、スケジュールを変える案も出ましたが、他の接待施設も予約がいっぱい。次に空きがあるのは4月でした。

 

「2~3月は接待が増えます。みんな3月までに案件をまとめたいし、予算を使い切りたいから」
そこで支店長が、思わぬ提案をしてきました。「僕が行きましょうか?」と言ってくれたのです。しかし…
「正直、気が重かったんです。支店長が同席したら、若手と一緒に参加するみたいには楽しめないし、案件も決まらないだろうなって」

支店長の綾人さん(仮名・47歳)は口数が少なく、論理的で、クールな性格をしていました。
東大卒のエリートで頭の回転は速いのですが、丸の内本部での経歴が長く、銀行内部の仕事しかやってこなかった彼は営業向きではありません。

 

しかし彼女の予想は、二重の意味で裏切られることになります。

 

接待施設へ。そこで思わぬ出来事が…… 次ページ

以外や以外。飲みの席で、支店長は取引先の社長と部長から大いに気に入られました。

 

「あんなに上機嫌な社長は初めて見ました。聞き役に徹していた支店長の態度がプラスに働いたみたいです」
接待がお開きになる頃、社長は「提案に関して前向きに考えておくよ」と言ってくれました。
おべっかを使わない昔堅気の社長なので、この言葉は信頼できるものでした。

 

(本当に良かった…)真帆さんは安心したら、一気にお腹が空いてきました。

「支店長は運転手付きの車で帰宅する段取りになっていました。だから支店長が帰ったら、四ツ谷駅のラーメン屋でも行こう。そう思っていました」

彼女はよく食べるため、懐石ではお腹がいっぱいにならなかったのです。
しかし次の瞬間、支店長が放った言葉で、彼女の計画と人生は大きく狂うことになります。

 

▶急展開。2人はそのまま……

急展開。2人はそのまま……

「支店長は運転手さんに『先に帰ってください』と告げたんです。そしてに私に『じゃ、何か食べに行きましょうか』と言いました」
真帆さんは驚き、(どうして私が空腹であることを知っていたんだろう)と思いを巡らせましたが、その疑問を解決する前に彼女は空腹に負けました。支店長はグルメなことでも知られており、彼が選ぶお店が気になったのです。

 

「支店長に連れて行かれた場所は、カウンター式のおしゃれなフレンチでした」
店内は薄暗く、値段の表示もありません。
『好きなものを食べてください』と支店長は言ってくれました。

 

重い案件がうまくいきそうな安心感から、真帆さんは料理をたくさん頼みました。その様子を、支店長は静かに眺めています。

「微笑んだり笑ったりはしていないのですが、いつもより頬が緩んでいるような気がしました」
何がそんなに嬉しいのか分からないでいると、支店長は言いました。
『やっぱり僕の目は間違っていなかったですね。食堂で、お見かけした通りです』

 

彼女は、あっと声をあげそうになりました。

「私はいつも食堂で昼食をおかわりをするんです。その姿を何回も、支店長に見られたことがありました」
食堂が開く時間は11時から13時。12時台はロビー担当やリテール行員が多く、最も混み合います。真帆さんは他人におかわりする姿を見られたくなかったため、いつも最も人が少ない13時ギリギリに、食堂に入っていました。

「たくさん食べていたのがバレて、恥ずかしかったです。飯代の分、もっと数字作れ!って言われるのかと、身構えました」

 

しかし支店長が口にしたのは、彼女の予想に反する言葉でした。

『僕の好きな女性のタイプは、たくさん食べる人なんです』

 

反応に困っている彼女を見つめて、彼は言葉を続けます。

『僕は小さい時に病気をして、あまり食べられなかったんです。今でも胃が細くて、多くは食べられません。だからたくさん食べる女性に憧れがあるし、魅力的に思えるんです』と。
食堂には自動販売機があり、行員は飲み物をそこで買うことができます。
そういえば、真帆さんが食事をしている時、支店長は必ずお茶を買いに来ました。偶然かと思っていたけれど、まさか……。

 

『僕が毎日13時に、お茶を買いに行くのは』と支店長は淡々と続けます。
『真帆さん。貴女の食べてる姿を、見たかったからなんです』

 

薄暗いレストランで、支店長の前に炎が宿ります。
(私、この後、抱かれるだろうな)と言う予感が、彼女の全身を貫きました。

 

この予感は、当たることになります。
思いもよらない形で、思いもよらない場所で。

 

このあと急展開。東大卒でクールな彼は、なんと…

▶▶後編一般人が考えもしない場所で……セックスレスのハイスペ女性が、特殊プレイに目覚めるまで【エリート銀行員たちの不倫事情】後編」に続く

 

≪作家・ライター 登彩さんの他の記事をチェック!≫

 

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