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憧れのヴァンクリがまさかのトラブルに……。不妊治療を経ての「プッシュギフト」で大ゲンカ!妻がどうしても許せなった夫の発想とは

OTONA SALONE / 2024年2月19日 20時30分

近年では、VERYなどのファッション雑誌にて「プッシュギフト(出産時に、ママへの感謝やねぎらいの気持ちを込めて、パパからもらうプレゼントのこと)」などの特集を見かけることも多くなりました。プッシュギフトの中でも、人気があるのがヴァンクリ、カルティエなどのハイブランドジュエリーのようです。

しかし、プッシュギフトの選び方によっては、周囲の人からの嫉妬、トラブルなどを招く恐れがあるので注意が必要といえそう。本記事では、プッシュギフトがきっかけで、トラブルに遭遇した女性のエピソードを紹介します。

 

なかなか子どもに恵まれず、35歳で不妊治療を決意

shutterstock.com

愛知県在住の美香さん(仮名・38歳)は、会社経営をしている夫(40歳)、生まれたばかりの息子(0歳)との三人家族。美香さんは、37歳の時に不妊治療を経て、第一子を妊娠しました。

美香さんは32歳の時に、現夫と結婚。その後、自分たちだけで妊活を続けてきたものの、なかなか子どもに恵まれない日々が続いていました。夫は長男で一人っ子だったこともあり、義母から「早く孫の顔が見たいけど、まだなの?」と何度もせかされていたようです。

夫の義実家に行く時は、いつも義母が舐めるように全身を眺めてきては、「ちゃんと、頑張っているんだろうね?(子作りのこと)」と念を押してくることもありました。その都度、美香さんは「なんてデリカシーのない人なんだろう」とイライラしつつも、「そうですね……」と苦笑いをしながら応対していたようです。

結局、自分たちだけでは妊娠が上手くいかない気がした美香さんは、思い切って不妊治療を決意。不妊治療専門クリニックへ行った時には、すでに美香さんは35歳でした。医師からは「30代後半なので、できれば早めに体外受精へとステップアップした方がいい」と指示されたそう。

ただ、美香さんは「体外受精」に恐怖心があったので、まずはタイミング法や人工授精で1年ほど様子を見たそうです。その後、結果が出ないことに焦りを感じた美香さんは、結局36歳の時に体外受精へとステップアップしたそう。それから約1年した頃に妊娠して、妊活を卒業することになったそうです。

美香さんの夫は、美香さんの妊娠に大変喜んでくれたそうで、「無事出産できたら、なにかお祝いのプレゼントを贈るよ。何か欲しいものある?」と提案してきました。そこで美香さんは、前からずっと憧れていたヴァン クリーフ&アーペルの人気デザインである「アルハンブラ」のネックレスをお願いしてみることにしました。

 

 

出産がきっかけで、夫からプッシュギフトを貰うことに

アルハンブラのネックレスが欲しいと思った理由は、美香さんの女友達がこぞって身につけているのを見たから。美香さんは地元で有名なお嬢様学校と呼ばれる大学に通っていたので、周りにはハイジュエリーやハイブランドのバッグを身に着けている人も少なくありませんでした。

美香さんの実家は大手企業勤務のサラリーマンで、決して貧しかった訳ではないのですが、お金には堅実だったので、思い起こせば「高価なもの」を親から買ってもらうことはほぼなかったそうです。周りの友人は学校の入学記念で親に買ってもらたっり、親が使用していたものを譲り受けたり、と美香さんは羨ましくて仕方なかったとのこと。

当時の価格で、既にネックレスは30万円以上するハイブランドジュエリーでしたが、夫の会社は経営が上手くいっている様子だったので思い切ってねだってみることに。すると、ふたつ返事で「いいよ」とのことでした。この時の美香さんは、ようやく望んでいた第一子の妊娠、憧れのハイブランドジュエリーをプレゼントしてもらえるということで、まさに幸せの絶頂だったそうです。

まさか、このプッシュギフトがのちのちトラブルに繋がるとは、この時は知らなかったようです……。

 

つづき▶【後編】▶美香さんのプッシュギフトにまつわるトラブルとは? 夫の判断にイライラがとまらない!__▶ ▶ ▶ ▶ ▶

 

 

≪恋愛コラムニスト兼占い師 みくまゆたんさんの他の記事をチェック!≫

 

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