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「みさい」でも「うざい」でもありません。「御浚い」の読み方、知っていますか?【漢字クイズ】

OTONA SALONE / 2024年2月9日 11時30分

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「御浚い」です。

「御浚い」の読み方は?

「浚」は読めそうで読めない漢字の代表格のようにも思えます。「耐え凌ぐ(たえしのぐ)」などに用いられる「凌」に似ていますが、実際には異なる漢字です。ですから「御浚い」を「おしのい」と読むことはできません。

 

「御浚い」の意味を知ると、読み方が思い浮かぶかもしれません。

1 教わったことを繰り返し確かめたり練習したりすること。復習。
2 芸事の師匠が弟子を集めて、日ごろ教えたことを演じさせること。また、その会。温習。

出典:小学館 デジタル大辞泉

例文には「英語を御浚いする」などがあげられます。

 

正解は……

「おさらい」です。

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【漢字解説】

「御復習い」とも書きます。「御復習い」の方が、何を表しているかが一目でわかりますね!

「浚」という漢字には以下の意味があります。

①さらう。水底の土砂などをさらう。
②ふかい。水がふかい。

出典:浚|漢字一字|漢字ペディア

 

また「浚」は、音読みで「シュン」、訓読みで「さら(う)・ふか(い)」と読みます。

 

さまざまな「さらう」

「浚う」は以下の意味を表します。

①溝などの底にある土砂をすっかりすくい取る。
②他人の物を奪い取る。

出典:さら-う|言葉|漢字ペディア

 

日常生活で見かける機会はほとんどないかと思いますが、①を表す場合には「浚う」のほか、「濬う」とも書きます。

水底の土砂やごみを取り除く場合には「渫う」と書きます。「泥をさらう」のように、一般的にはひらがなで表すことがほとんどかと思いますが、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が運営する日本語・漢字検索サイト「漢字ペディア」では、この場合の「さらう」を「渫う」で表しています。

 

先述した通り、「御浚い」は「御復習い」とも書きます。よって「復習う」の読み方は「ふくしゅうう」ではなく「さらう」です。

 

≪レビューライター 片山香帆さんの他の記事をチェック!≫

 

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