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「ここで脱ぐの?」イケメン部下への欲に負けた勝ち組女性。1部屋8万円の高級サロンで、なんと…【エリート銀行員たちの不倫事情】後編

OTONA SALONE / 2024年2月24日 19時1分

メガバンク営業店の課長である桜さん(仮名・40歳)。部下の海斗さん(仮名・23歳)と高級マッサージサロンを訪れました。新規開拓のための現地調査が目的です。

個室の中はまるでラブホテルで、男女がいちゃつける一通りのものは揃っていました。桜さんがサウナ室に入っていると、海斗さんも入ってきて……

衝撃の結末を迎える、後編をご紹介します。

前編はこちら▶▶「ここで脱ぐの?」イケメン部下と、1部屋8万円の高級エステサロンに現地調査をしたら……【エリート銀行員たちの不倫事情】前編

なんと、サウナ室で……

「海斗さんは、私の横でゴロンと横になりました」
スマホも会話もなく、ただ二人で横になっているだけ。体はぽかぽかと暖かく、でもそれだけではない熱もある気がして、桜さんは落ち着きませんでした

 

ふと彼女の手が、彼の手に触れ合いました。
(サウナ室、こんなに狭かったっけ?)と思っていると、彼は強く、ぎゅっと手を握ってきたのです。

 

「彼の節ばった手を、振り払うこともできました。そうするべきだったんでしょうね。私は結婚してるし、上司と部下だし」
そもそもメガバンクで、店内恋愛はご法度です。バレれば確実に地方の店に飛ばされるか、関連会社に出向にって給料が半分に減ります。しかし、彼女はそのまま手をつないでしまいました。

もしかしたら私、まだ行けるのかもしれない。そんな思いが頭をよぎっていました。

 

しばらく手を繋いだままの沈黙。

彼が静かに顔を近づけてきます。無言のままキスをして、しばらくすると服の中に海斗さんの手がすべりこんできました。

もつれるように距離が狭まり、彼の指はショーツの中にまで……。まっすぐ見つめ合ったまま、巧みに指を動かされて、彼女はあっという間に頂点に達してしまいました。それは彼女が経験したこともないような快楽でした。

 

「ベッドに移動しますか?」息を整える桜さんに、彼は聞いてきます。暑さで朦朧としていたこともあり、夢と日常が再び混ざり合っていました。全部、暑さのせいだ。桜さんは自分に言い聞かせて、そのまま首を縦に振りました。

 

二人はベッドへもつれあうように倒れ込み、夢中で求め合いました。

 

そしていよいよ…… 次ページ

そしてマッサージへ

ちょうど行為を終えた後、まるで見ていたかのようなタイミングで電話が鳴り始めました。

『そろそろマッサージにお伺いしてもよろしいですか?』

明るい女性の声に『大丈夫です』と桜さんは答えました。

『ペットにガウンがあるので、そちらにお着替えになってお待ちください』とスタッフの女性は言います。

まるで今までしていたことを見られていたかのような感覚に、桜さんは顔が赤くなるのを感じました。

 

着替えて2人でソファに座っていると、スタッフが2人やってきました。

ストレッチやアロママッサージなどのプランを説明されて、桜さんはリンパマッサージを選びました。2台のベッドに海斗さんと桜さんは、それぞれ横になりました。

 

マッサージは予想に反して、素晴らしいものでした。お姉さんは華奢で若いのに、ゴリゴリときちんとやってくれます。気持ち良さの中で、桜さんは考えていました。

(また彼と体を合わせたい。でも今日みたいな高級店には行けないし、どうやって誘おうか)と。

考えているうちに、なんだか憂鬱になってきました。もう若くもない。取り立てで綺麗でもない。住宅ローンと教育費と夫の単身赴任という二重生活で、お金があるわけでもない。そんな自分に、彼は不釣り合いのように思えたのです。

 

マッサージでほぐされた体は眠りたがっているのに、心の疲れから、なかなか眠りが訪れません。そんな時、彼のベッドから、ある音が聞こえてきました。

 

音の正体とは。二人の末路は? 次ページ

音の正体とは。二人の末路は?

「それはとっても、大きないびきだったんです」

桜さんはお姉さんと顔を見合わせて、思わず笑ってしまいました。そして同時に、彼に対する夢が覚めていきました。

「銀行では彼の、課長に向けた顔しか見ることができないんですよね。私はそれに惚れてただけだったんです。大きないびきをかく男の人は勘弁。でも、それを知ることができてよかったです」

彼に対して若さや学歴や金銭力に対してコンプレックスを持ってたけど、そんな必要はない。いびきをかく、完璧じゃなくて無防備な人間なんだ。そう考えながら、心地よいマッサージで桜さんは眠りに落ちました。

 

マッサージの終了とともに目を覚まし、2人はソファーへ移動しました。お姉さんたちは退室し、ハーブティーを飲みながら、彼と軽快な会話を重ねます。

『やっぱりラブホテルでしたね』という彼に、『そうだね。まあ、融資はないかな。でも良い経験ができたね』と返し、笑い合いました。

二人はお店を出てタクシーに乗り、それぞれの帰路につきました。

 

「マッサージに行ったのなんて、独身以来です。久しぶりに自分をいたわることができて、他人への愛情も溢れてきました」
都内だから、あんな高級マッサージ店がある。その都内に住めているのも、夫が遠くで頑張っているから。彼女は単身赴任で働いている夫が、急に愛おしくなってくるのを感じました。

 

久しぶりに、夫に電話してみてもいいかもしれない。

そう思う桜さんは体の疲れだけでなく、心の疲れも取れていたそうです。

 

もっと読むには▶▶「ここで脱ぐの?」イケメン部下と、1部屋8万円の高級エステサロンに現地調査をしたら……【エリート銀行員たちの不倫事情】前編

 

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