価格高騰中の【シャネルのバッグ】で、まさかの夫婦トラブルに！「ハイブランド品」を大切にしていただけで、夫に罵倒されるなんて…

CHANEL、Hermèsなどのハイブランドバッグは、年々値上がりが続いています。なかには、「将来的に買えなくなりそうだから、今のうちに購入しておこう」という考えから、コツコツハイブランドのアイテムを集めている女性も少なくないようです。

ただ、ハイブランドのアイテムは女性から見れば価値があっても、興味のない男性からすれば価値がわからないもの。そのような理由から、同棲カップルや夫婦によっては「勝手に、大切にしているアイテムを捨てられた」「粗末に扱われた」などの理由から、大喧嘩に発展するケースも……。

本記事は、大事にしているハイブランドアイテムをきっかけに、夫と大喧嘩に発展した女性のエピソードの【後編】です。

 

▶この記事の【前編】を読む▶若いころに自分へのご褒美としてCHANELを購入した明菜さん（仮名・40歳/美容師）。夫はその価値がわからないようですが、ずっとバッグを大切にしてきました。一方、夫のコレクションは明菜さんにとってはガラクタにか見えず…。

 

鬼の形相で怒る夫にビックリ

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明菜さんは、まさかプラモデル1つ捨てただけで、こんなに怒られるとは思いもよらなかったそうです。

そこで明菜さんは「他にもプラモデルはたくさんあるんだから、1つくらい別にいいじゃない。それに、壊れた物を飾り続けていても仕方ないでしょ？そもそも、どんどん新しいプラモデルをあなたが買ってくるから、もう収納するスペースもなくて困っているというのに」と一言。

 

どうやらこの言葉に対して、夫は完全にブチギレ。夫は、声をワナワナと震わせながら「あれば限定モデルのプラモデルで、もう買えないんだよ……。今じゃ、メルカリでもプレミア価格になっているくらい、価値があるんだよ！」と怒りをあらわにしました。

明菜さんは、その言葉に対して「正直、そんなこと言われても『プラモデル』の価値なんて、私にわかる訳がないじゃない……」と思ったそうです。夫から怒鳴られて、ビクビク震えている明菜さんに対して、夫はさらに「もし捨てるなら、代わりにお前がメルカリでもいいから、同じものを買ってこいよ！」と、怒鳴り出したのです。

その時の夫の顔は、今まで見たこともないくらいに怖い顔だったと、明菜さんは語ります。

 

明菜さんは、あまりの恐怖に「わ、わかったわよ……」と渋々、ゴミ箱から捨てたプラモデルを取り出してタオルで必死で磨いたそうです。

しかし、夫はその様子を見るなり「お前がゴミ箱に捨てたから、生ごみ臭くなったじゃないか！そんなの、拭いても意味ないよ！もう、ゴミ箱のニオイもついちゃってるし！」とさらに怒りをあらわにしたそうです。

やがて、夫は明菜さんが大切にしていて、クローゼットにしまっているCHANELのマトラッセを取り出し、まるでサッカーボールのように思いきり蹴り上げたのです。

 

 

CHANELのマトラッセが宙に浮いて、思わず絶叫！

明菜さんは思わず、「キャァァァァ！」と、悲鳴のような声を出して絶叫。明菜さんによると、宙に浮いたCHANELのマトラッセは、一瞬スロモーションのようにゆっくりと動いて見えたようです。おそらく、明菜さんにとって、それだけ衝撃的な瞬間だったのでしょう。

その後、明菜さんは「今、CHANELのマトラッセは、物凄く価値が上がっていて、100万円以上するのに！あなたのプラモデルなんて、所詮価値が上がっても数千円じゃないの？価値が全然違うのよ！！」と、夫に向かって怒鳴り始めました。

その時の明菜さんは、興奮のあまりかなり早口になっていたそうです。

 

すると夫は、「俺からすれば、お前のCHANELもただの牛革バッグだよ。お前からすれば価値があっても、俺から見ればガラクタ。お前から見た、俺の『プラモデル』と一緒だよ……」と言い放ったとのこと。

その一言を聞いて、明菜さんは一瞬「ハッ」としたそうです。もしかしたら、自分にとって価値のある「CHANEL」は、夫にとっては「ガンダムのプラモデル」だったのかもしれないと……。

 

 

大切なバッグを蹴られて、涙目に

しかし、そうとわかっても大切なバッグを蹴られた恨みは強く、明菜さんは夫に対して「どうして、勝手に人のバッグを蹴るのか」と、何度も怒りをあらわにしました。

それから、夫と明菜さんは1時間にわたる大喧嘩をしたのち、明菜さんは泣きながらCHANELのバッグを抱えて部屋に閉じこもったそうです。そして、明菜さんは何度も「四隅に傷がついていないか」などを、念入りにチェックしたのだとか……。

 

この出来事をきっかけに、明菜さんは夫の見える位置に、大切なハイブランドのアイテムを置かないようにしたそうです。

また、夫のものを捨てる時は、どんなにボロボロのものであっても「これ、捨ててもいい？」と一度確認すると決めたのだとか。「モノ」は、人によっては価値がないものでも、誰かにとってはすごく価値があるというケースも少なくありません。人のモノを処分する時は、勝手に捨てずに確認することが大切と言えるでしょう。

 

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