「暗闇でスマホ見てる人、ヤバイ」48歳女性が起こしかけた重大事故。だれでも感じる【目の疲労感】にあった
OTONA SALONE / 2024年3月22日 21時1分
「最近、急に目が見えにくくなった」などの目の悩みはありませんか?
日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれてきましたが、昨今の研究では平均値は52歳であるとされ、閉経前後の5年間が更年期と定義されています。
更年期にはからだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。
更年期女性のお悩みのひとつに「視力の低下」があります。
今回は、更年期の視力の低下の対策法について「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに教えてもらう【後編】です。
▶この記事の【前編】を読む▶かずみさん(48歳)が「年も年だから」甘く見ていた目の疲労感、カスミ目は仕方ないと放置しておくととんでもないことに!
40〜50代の視力低下を止めるには?
1. ドライアイの悪化要因を取り除く
ドライアイを悪化させる要因には、部屋の湿度設定や目の酷使、長時間のコンタクトレンズの使用などがあります。
まず、部屋の湿度が低すぎると、目が乾燥しやすくなります。
とくに、冬に暖房を使用するときには、加湿器を活用して適切な湿度を保つことが大切です。
つぎに、ドライアイの悪化につながる長時間のパソコンやスマートフォンの使用を見直し、こまめに休憩する、意識的にまばたきをするなどして目を休ませるようにしましょう。
コンタクトレンズは目に直接触れるため、長時間使用すると目の乾燥や疲れにつながります。
コンタクトレンズの使用時間を守り、適切なケアを心がけましょう。
2. 目薬で潤いを補う
ドライアイに対しては、涙液の量の不足を補う目薬や目の表面を保護する目薬、涙の安定性を高める目薬が使われます。
目の乾きには、涙の成分に近い人口涙液、角膜保護成分であるコンドロイチン硫酸エステルナトリウムが配合された目薬がおすすめです。
コンタクトレンズを装着したまま点眼できる、防腐剤が含まれていない目薬もあります。
3. メガネやコンタクトレンズの度数を合わせる
メガネやコンタクトレンズは、自分に適した度数でなければ目に負担をかけてしまいます。
視力は変化するため、定期的に眼科で検査して度数を調整するようにしましょう。
とくに、目の疲れや頭痛が頻繁に生じる場合は、度数が合っていない可能性があるので気をつけてください。
40~50代の視力低下には漢方薬も役立ちます
視力低下の対策に、メガネやコンタクトレンズの調整や目薬の使用に加えて、医薬品として視力低下や目のかすみに効果が認められている漢方薬も取り入れてみませんか。
漢方薬は、目の血行不良や乾燥、加齢、ストレスなどにアプローチして、視力の低下の根本改善を目指します。
視力低下の悩みには、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)という漢方薬がおすすめです。
杞菊地黄丸は、眼機能を改善する枸杞子や清熱作用で目がすっきり見えるようにする菊花といった生薬を含み、視力低下や目のかすみに効果が認められています。
以下のような症状のある方に適しています。
・疲れやすい
・手足のほてり
・のぼせ
・めまい
・頻尿
漢方薬を選ぶときの注意点
漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家の力を借りるのがおすすめです。
漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で、個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方(オンライン個別相談)」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。
相談もスマホで完結するので、対面では話しにくい悩みも気軽にできます。
更年期の視力低下の悩みを解決しよう
40〜50代の視力低下は、更年期の女性ホルモンの減少が原因の可能性があります。
我慢せずに専門家に相談してみませんか?
漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、毎日を笑顔で過ごしていきましょう。
<この記事を書いた人>
あんしん漢方薬剤師
清水みゆき
漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
≪あんしん漢方 薬剤師 清水 みゆきさんの他の記事をチェック!≫
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