ラグジュアリーなホテルに、どうしてあんな迷惑客⁉ G.W.旅行で目撃した驚きの光景とは
OTONA SALONE / 2024年5月1日 17時0分
春から夏にかけて、ゴールデンウィークやお盆、春休みや夏休みなどで旅行に行く方も多いことでしょう。旅行時期は一般的にホテルも高いところが多いですが、なかにはあえてキャンペーン期間を設け、安く値段を設定して差別化を図るケースもあるようです。ただ、ホテルや旅館は、安ければ必ずしもいいとは限らないようです。
今回の記事では、お得なキャンペーンを利用して家族旅行をしたものの、「こんなはずでは……」と後悔した女性のエピソードを紹介します。
ゴールデンウィーク期間に、たまたまホテルの安いプランを発見
三重県に住む由香里さん(仮名・40歳/会社員)は、夫(41歳/会社員)、長女(10歳)、長男(8歳)の4人家族。子ども達は2人とも塾に通い出し、お金もかかることから連休時の旅行は控えていたそうです。2人は共働きで子ども達が小学校に通っていることもあり、ゆっくり旅行するには土日か、もしくは連休を利用するしか他ありませんでした。
ぼんやり由香里さんがネットサーフィンをしていると、なんと人気のホテルがキャンペーンを行っており、お値打ちで安く泊まれるのだとか。そのホテルがある場所は、観光地としても有名なエリア。もしかしたら、人気観光地ということでホテルや旅館が増え、差別化を図るためにキャンペーンを行っているのかもしれません。
そこで由香里さんは「ゴールデンウィークでも安く泊まれるみたい」と、夫にそのホテルのキャンペーン利用を提案。夫は最初こそ渋い顔でいたものの、由香里さんは「この機会を逃したら、もう家族旅行できないかも」と説得したのだとか。思い起こせば、由香里さんは年度末から春にかけて仕事が忙しく、心身ともに疲労困憊。家族とのんびり過ごしたいと思っていました。
だからこそ、これは家族がゆっくりできるチャンスかもしれないと感じたのだとか。由香里さんの説得が実ったのか、夫も「そうかもしれないね」と言いはじめ、やがて家族旅行の計画がかたまったそうです。
憧れのホテルに泊まることとなり、ワクワクが止まらない
なんでも、泊まることとなったそのホテルは、由香里さんもInstagramなどの投稿でよく見かけていた憧れのホテルだったそうです。だからこそ、旅行をかなり楽しみにしていたのだとか。まさか、実際に泊ってみて予想と大きくかけ離れた出来事が起こるとは!
さて、いよいよ旅行当日。家族でホテルに着くと、ロビーには大きな花が飾ってあり、豪華絢爛なシャンデリアが設えられていたそう。煌びやかなロビーに、由香里さんと子どもたちのテンションも上がります。ホテルのスタッフも接客が丁寧で、流石ラグジュアリーなホテルといったところです。
ホテル宿泊者はロビーにあるドリンクサービスとお菓子が無料と、サービスも充実していました。ところが、ドリンクサービスの周辺はお菓子のゴミがあちこちに散らばっているのに気づくいた由香里さん。
チェックイン中に観察していると、フリーサービスのお菓子をポケットや紙コップに詰め込んで、部屋に持ち帰ろうとする大人の姿を目撃します。
そのホテルはお菓子だけでなく、シャンプー・リンス・入浴剤・歯ブラシなどもフリーサービスでした。客室清掃のワゴンが廊下を行き来している際、入浴剤を大量に取って部屋へ持ち帰ろうとする客の姿も目にしてしまい、由香里さんもドン引きしたそうです。
必要以上にお菓子や入浴剤といったアメニティをごっそり部屋に持ち帰ろうとする大人の存在は、見ていてあまり気持ちがいいものではないですよね。
ラグジュアリーなホテルなのに、客のマナーの悪さにショック
ふと周囲を見渡すと、大きな声で叫びながら駆け回る子ども達が目につきました。それを注意する親もいれば、放置したままの親もいたそう。その光景は、まるで近所の公園のようにも見受けられました。
せっかくラグジュアリーなホテルに宿泊したはずなのに、騒ぐ子どもを連れた家族も多く、どこか気持ちが落ち着かない由香里さん。そんな気持ちを察したのか、夫は「ゴールデンウィークは、家族連れが多いのだから仕方ないでしょう。それに、僕たちだってゴールデンウィークを利用しないと、家族旅行なんてできないのだから」と、優しくなだめたそうです。夫の言い分は間違っていないと感じた由香里さんは、大きくため息をついたそうです。
▶つづきは後編へ▶まだまだ続く、宿泊客のがっかり行為に由香里さんも唖然。
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